安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

CASAS PATRONALES 2014 SYRAH /MALBEC/VIOGNIER (CasaTrivarietal) 複雑で美味

2016-08-30 23:26:36 | ワイン


久しぶりに複雑な赤ー!
チリの醸造用ブドウの半分以上を栽培する最大産地マウレヴァレーのワインです。
シラー50%、マルベック35%、ヴィオニエ15%。
果皮を果汁に24時間浸けておくコールドマセラシオンを施しています。

封を開けると、せっけんのような香りが立ち上ぼりました。グラスに注ぐと花のような香り、つづいてケーキのような感じに。そのケーキの種類が出てきません。嗅いだことはある臭いなのですが、思い出せません。店頭の説明文には「ミルク菓子」と書いてありますが・・・う~ん、何だろう?
そのうち青臭さい香りも。
柔らかいタンニンで飲みやすい。あんずのような酸味と香りも出てきました。
デカンタするともっと面白くなるかも。
ただちょっと温度によっては、果実味が前に出てきすぎる感じがします。
室温でも冷やしすぎてもいけない。適温がなかなか難しい赤ですが、これはいける一本です!!


BATUTA Tempranillo 2015 思いがけなく美味しい赤でした

2016-08-30 00:17:23 | ワイン
音符が描かれたエチケット。大きく書かれているBATUTA とはスペイン語で指揮棒、タクトのことです。なるほど。
スペインの中央部カスティーリヤ地方のテンプラニーリョで作られたワインです。さてどんな味わいを奏でてくれるのでしょうか。(なんかベタなフレーズ・・・)

このワインは、前回書いた吉祥寺の輸入雑貨屋で買いました。店頭で段ボール積みで売られていました。
値段は確か、税別380円。
樹脂製のコルクを開け(樹脂製とは言え、やっぱりスクリューキャップよりワインらしくていいね)グラスに注ぐと、バニラやキャラメルのような香り。飲んでゆくとピーマンなどの青臭さい香りも出てきました。全体的に香りは淡いもののいい感じです。
安さに期待はしていなかっただけに、うれしさ倍増ってどころです。
ここんところこの店で購入したワイン、まあまあいけます。


サンエアリス・カルメネール 2015 シャルドネじゃありません、カルメネールですよ。

2016-08-22 22:08:54 | ワイン


このワイン、吉祥寺で買いました。
輸入雑貨を取り扱うお店です。店内には雑貨の他ワインも置いてあります。チリやスペインを中心に、スーパーでは見かけないような物が並んでいます。
お店は商店街の道路に向かって、オープンになっていて、店内はエアコンがかかっていても室温は高い。ワインには気の毒だなと思っていました。
先日、久しぶりに訪れてみると、透明なビニールシートなどを使ってワインのコーナーを仕切り、手作りの簡易カーブのようになっていました。
手作りカーブの中は、エアコンがきき涼しい。これはいいとワインを選びを始めました。
目に留まったのが、チリのカルメネール。価格もお手頃です。
ふと、商品についているPOPを見ると「チリのセントラルバレーのシャルドネから造られています。・・・」と書かれています。
えっ?何度見直しても「シャルドネ」。もしかしてシャルドネがブレンドされた、ちょっと変わった一品?などど思いボトルのラベルを読んだのですが、どこにもそんなこと書いてありません。
多分書き間違いなんでしょうね。いくらカルメネールもシャルドも「C」からスペルが始まっているからなんてこともないでしょうから、あまりワインには詳しくない方が書いたんでしょうねぇ。
店内のワインには、それぞれこういったコメントのpop がつけられています。せっかく親切でありがたい事なのにちょっと惜しい。

さて、サンエアリス・カルメネールですが、2015もののためか、まだまだ若い感じです。カルメネール独特のコクというものがありません。ただ時間が経ち飲み終わりの頃には、コーヒーやチョコレートのようなニュアンスが表れてきました。でも、楽しむ余裕もなく飲み終わり。
裏のラベルに書かれているように、30分前ぐらいには封を開けておけば良かったかもしれません。

それからやっぱり、シャルドネは隠れていませんでした。

ムーンワイン・ブランコ・オーガニック 2014 正直美味しくない

2016-08-21 19:18:19 | ワイン
スペインのオーガニックワインです。先日は赤をいただきました。とてもドライな赤でしたね。
今回は白。アイレンで造られています。
アイレンはスペインでは、ポプュラーな品種。世界的に見ても白ワイン用ぶどうとしては、一番の栽培量だそうです。
スペインのブランデーやシェリー酒にも使われています。

さて、鶏の唐揚げにはビールなのは百も承知なのですが、冷えた白っていうのも有りかなと言うわけで、これを購入。
でも残念なことに、唐揚げに相性が悪いのか、美味しくない。
プラスチックのような飲み口で、どうもいけません。
アイレンは、実際ちょっと独特な風味を持っていますが、もっと無機質な感じです。
オーガニックでもそうでなくても美味しくなければ意味なしです。というのが今回の感想でした。



カマレロに噛まれろ!? チリのカマレロ・カベルネ・ソーヴィニヨン2015

2016-08-16 06:28:43 | ワイン


別にエチケットに書かれているのが、噛みつき亀って言うわけではないんですが、こんなダジャレを言いたくなってしまうワイン名です(みんなこのワインの名前をを見たとき、頭の中でふとよぎったはず・・・)。

このワインの一番(?)の特徴は、なんと言ってもエチケットの絵。噛みつき亀なんて書いたけど、亀じゃないですよね。
私たち日本人から見ると河童以外の何者でもありません。
チリには河童の言い伝えはないでしょうから、日本への輸出向けのラベルなのでしょうか。
真偽のほどは、輸入元の日本酒類販売(株)のHPにも書かれていません。それどころか取扱いのラインナップにこのカマレロは載っていない始末で、謎をとくヒントも見つかりませんでした。
ただ、カマレロとはスペイン語でウェイターのことなので、この河童、蝶ネクタイをしてウェイターに扮し、ご丁寧に頭の皿にはピンチョス(楊枝などに刺した一口で食べれるスペイン風おつまみ)を載せているわけですね。なんか健気に思えてきます。

カマレロは、チリのマウイヴァレーの中心部にあるボデガスヴェニェドス・デ・アギーレ社が醸造しています。
ボデガスヴェニェドス・アギーレ社はチリの有名なワインメーカーのセルジオ・コレア・ウインドラー氏の指導のもとクオリティの高いワインを造っているとか。
飲んだ感じは、果実味とスパイシーさ、柔らかいタンニンといかにもチリカベといった感じ。
時間が経つとより飲みやすくなりました。
これ、スーパーの特売で安くなっていた上に、その某スーパーのポイントも使って税込みで350円以下で手にい入れたので、価格から考えても文句無し。
今まで、微妙な(?)図柄のエチケットに手を出していませんでしたが、大変失礼しました。