かまたさとるの今日のぶつくさ

1日の出来事や日常生活で感じることを「ちょっとだけ」ぶつくさとつぶやきます。

現実的な需要予測を

2022年03月10日 | Weblog

先日の代表質問で議論をした空港アクセス鉄道の検討の前提条件である将来の旅客数について、昨日の県議会特別委員会でさらに議論をしました。

私は、アクセス鉄道の需要予測の数字である熊本国際空港株式会社が掲げる「旅客数が2051年度はコロナ禍前の2019年度実績の約2倍の622万人」という数字が過大すぎるので見直すべきと代表質問で取り上げました。

昨日の委員会資料で、豊肥本線の肥後大津駅と空港を無料のタクシーで運ぶ空港ライナーの利用者は、空港利用客が最高の年でも1300人強と記録されています。豊肥本線を利用して空港まで来る人は少ないことが浮き彫りになっています。

将来の需要予測では15000人がアクセス鉄道を利用すると見積もられていますが、この数字のギャップは大き過ぎます。空港ライナーは無料でも300人強の利用でしたが、アクセス鉄道は420円かかります。現在よりも負担が増えるのに利用者が5000人と約15倍増えるでしょうか。

この事業が県民にとって本当に必要でありその納得性を得ようと考えるなら、過大と指摘されないように正々堂々と現実的な利用者数で費用対効果を出すべきと強く要望しました。










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