RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

何党かより川筋気質(かたぎ)に習え

2007-02-07 01:06:27 | ふ~ん

(キューピーの羽の上の出っ張りは何?)


今夜の夕食はカレーうどんだった
仕事で出かけていてご飯がジャーにあると
思い込んでいたら、なかった!
ショック
でゲッティ(スパか?)にしようかと見たら
買い置きがなかった
再び!ショック
本当はミンチを買ったのでハンバーグ?
って思っていたが・・・しかしそこで
食品かごにもらい物の乾麺細うどん発見
それとこれも貰いものの
おいしいレトルトカレー(レストラン使用)発見
で、うどんをたっぷりの熱湯でゆがいて
ちょっと冷水でしめて
うどんのだし汁を作って
カレーはどんぶりに入れてチンをしてあたためて
うどんをだし汁に入れてあたためて
どんぶりに汁うどんを5割入れ
おいしいカレーをその上にとろーりとかけて
できあがり
あとはピーマンとにんじんを網で焼いて
ポン酢をかけて食べました
マッシソヨ

人類はやっぱり麺類だね
そうそう、あの日清食品の創業者安藤百福氏
先日亡くなられたけど、実は台湾人だったのね
本名は呉百福さんて言うそうです
20代で日本に来てその後日本籍をとったのね
るるは知りませんでした、すみません
関西人だとばかり思ってた
チキンラーメン作ってくれてありがとう
でもるるの身体の半分は前にも言いましたが
うどん党なので、つるつるうどんでできてます
それはどうでもいいって?

何党かってのは重要じゃないのに、政治家は党を抜け出られない
最近九州の政治は面白い、宮崎知事選、北九州市長選もそうだけど
飯塚市じゃ「平成の大合併」で誕生した巨大会議
「財政難の市に巨大会議はいらない」と市議会の解散を問うリコール
住民パワーが炸裂して、署名集め住民投票となり、議会は解散に決定。

このニュースの記事には
「川筋気質(かたぎ)」という言葉がつかわれていた
福岡県筑豊遠賀川流域、炭鉱の隆盛とともにはぐくまれた気質
筋の通らないことを嫌い、義理人情に篤い気風のことである
その基盤が延べ2000人のボランティアが運営をささえる
飯塚国際車椅子テニス大会だそうだ、2003年の水害でも
助け合って商店街や嘉穂劇場を復興した。
すごいよね「イイヅカ方式」と呼ぶそうだ
九州自治パワーが宙を飛び日本全国へ広がっていけばいいね

「川筋気質」と言えば伊藤伝右衛門と歌人柳原白蓮の話が
「炭鉱王の恋」という題で8回にわたって新聞に連載されていた
この伝右衛門氏の性格がまさに川筋気質というやつだそうで
1921年大正10年の「白蓮事件」
伝右衛門の妻だった柳原白蓮が、若い学士と駆け落ちをする
しかも絶縁状を新聞に公開した、伝右衛門は反論文を新聞に載せるが
彼女の覚悟が固いので、私も男1匹未練がましく追いかけることは
したくないとその後沈黙を守ったのだった。
当時夫以外との性的関係を禁じる姦通罪があったが、罪に問わず
離縁を認めたという、男だね~
しかし大正デモクラシーとともに真実の愛に生きた白蓮の姿が
もてはやされるようになる、一方で伝右衛門は金に物をいわせて
女性を虐げる男として否定的に表象されたと、誤解されるのはつらい
ことであると、そして日本の近代化をささえた石炭産業も今、なお
「負の遺産」として否定的にとらえられる、そのジレンマをかかえつつ
炭鉱遺産を観光に生かそうと奔走する人がいることも。
川筋気質でがんばって欲しい



昨日の深夜1時~3時頃、衛星第2放送でやっていた
「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」という映画を見た
なんとなく見始めたら最後まで見てしまった
面白かった
(1993年/ランダ・ヘインズ監督作)
 ロバート・デュヴァル、リチャード・ハリス  
 シャーリー・マクレーン、サンドラ・ブロックが出ていた
対照的な爺さん二人の日常をチャーミングにそれでいて
どっか哀しくおかしい物語にしている、二人のふれあいが
ぎこちなくて老人と言うより少年の感覚で話がすすむが
ひとりひとりになると急に年寄りに戻ってしまって黄昏るのだった
リチャード・ハリス演じる元船長(昔ヘミングウェイとレスリングした
というのが自慢)が公園で小さな女の子に話しかける台詞が
印象的


「君の年頃だと夏の日はゆっくり過ぎるだろう。しかしな、教えておこう。
人生はあっという間だ。」「あっという間だった。」