RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

愛しきは憂鬱なペンギンの生き残りを糸色望む

2009-01-12 17:46:58 | そげんこつ!

(壁に張るほど増える街で拾うちらし類)

成人の日である

珍しく休みの娘が
「朝、電話で成人おめでとう!
って言われた。来年やのに・・・。」
と言って起きて来た。
その後
「よくここまで育ったよね」
と自分で言ってうなずいていた

「・・・・・。」
母はなんと言うべきか?
「そうね」
と老眼鏡をずらしながら
顔を見て、とりあえず言っておく



眼は新聞に戻る
最近新聞を読むと
気分が鬱に向かうので
ナナメに
拾い読みすることにしている
しかし
パソコン開いてみても
ネットの最初の画面が
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7分間に1種類の生物が消えている?
一日200種
一年で75000種
の生物が
絶滅している昨今
皆様いかがお過ごしでしょう?

だからと言って家に籠って
ゴミが出るので
ご飯は1日1回
水は貴重だし
汚水を流すので
風呂は1週間に1回
人間が活動すると
温暖化で
環境は破壊され
ますます絶滅種は増える
などと
引きこもりになってはいけません


(四角四面な穴空)

前向き~に「前へ」なんて
ありきたりのことは
新聞のコラムにまかせておくとして
人生に疲れたら
前でなく後ろでもなく
一時的に
ナナメ横を向いてみるのも
いい
るるの場合一時は万事
ナナメ横を向くのは
夜中から朝方ですが

久米田康治作
「さよなら絶望先生」の
糸色望(いとしきのぞむ)に習って
とりあえず絶望してみるのも
いい
テーマ別に・・・?。

糸色望は
糸色大と糸色妙の間にできた子であり
兄弟姉妹には
糸色景(いとしきけい)

糸色命(いとしきみこと)
糸色倫(いとしきりん)
がいて
甥っ子は糸色交(いとしきまじる)
とにかく
自分たちの名を
「横書きにするな!」
と願う一族だ(笑)
まあ執事は時田だけどね
コミック読むのは30年ぶりだ
笑えた
夜中にほくそ笑む


(もう上を見上げるのも疲れた)


コミックはすぐに読み終わるから
本に戻る
今読んでいるのは
ウクライナのロシア語作家の本
アンドレイ・クルコフ
「ペンギンの憂鬱」
だったりもするよ

お察しの通りペンギン派を自認する
わたくしですから
題名に惹かれて読んでいますが
面白いのでゆっくり読もうと
スピードをゆるめて
ベッドの上に何日も置いてます

哀しい眼をしたペンギンを自宅で
放し飼いにする男
ペンギンの名はミーシャ
男の仕事は物書き
ある日
奇妙な仕事(まだ死んでない人の追悼文書き)
が舞い込むところから
物語は始まる
そういえば今のるるの様に
新聞を読むと気分が悪くなる警官
も出てくる
時代背景もかなり閉塞感漂う感じで

「この国も奇妙なら、ここの生活も奇妙だ。
でもなんでそうなのか理由を知りたいとも思わない。
ただ生き延びたいと思うだけだ・・・。」


(自販機を高級自然石張りにする意味は?)

などと主人公が言うところがある
内容はおいといて
あとがきにある小話を紹介したかったので

こんなの


「警官とペンギンの古い一口話」

警部が車で街をまわっていると、
警官のペトレンコが
ペンギンを連れて歩いているに気がついた。
警官は車を止めて言った。

「何をしているんだね。
すぐにペンギンを動物園に連れて行きたまえ!」
「わかりました」とペトレンコ

こうしていったん別れたが、
二時間ほどすると、別の場所で
またペトレンコとペンギンに出くわした。
警部は怒って、どなりつけた。

「さっきペンギンを動物園に連れて行け
って言っただろう?!」
すると警官のペトレンコはこう答えた。

「動物園にはもう連れて行きました。
映画にも行きました。
これからサーカスに行くところです。」


(願いは結ぶよりも念じる)

るるの心の友
ペンギンは絶滅しないでほしいなあ
はなはだ勝手な願いではある











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