RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

郷愁にひたるなら大地に羽根を広げよう

2007-02-12 01:29:36 | ふ~ん

(福は福でもおたふくな私)

英国は好景気。スペインはバブルらしい、しかしイタリアじゃ
日本と同じく生活困窮者が増えているってさ、アメリカもそこそこ
景気は悪くないみたい、大統領選も近づき、オバマ上院議員も立候補し
結果はどうなるだろうか、オバマ人気はうなぎ登りらしいよ、
アメリカじゃ「政治の門」をたたきたい若者が、オバマ氏の事務所の
インターン募集(無給)に約1000人もの応募があったって
日本にそんな人気の政治家いるのかなあ、意味不明な事務所費で
スタッフ雇えるからいいのか?そうよね

ところで今日本じゃ、政治家を目指す若者ってどれくらいいるのかなあ
建築家を目指す若者よりは少ないの?多いの?
今日本の若者の目指す一番人気の職業って何かなあ
良く聞くのはアナウンサーとか声優とか保育士や美容師に大工?
航空関係もいまだ人気かなあ?やっぱりIT関係がいいのか?
まあ何処でもいいから兎に角就職できる会社
っていうのが本当は一番多かったりするのかも・・・。
 ファイト

ゆんべの「美の巨人」は建築家「フランク・ロイド・ライト」
だったなあ~郷愁~昔々るるが学生さんやってた頃
フランク・ロイド・ライト特集の建築雑誌の作品の
写真やエスキースにパースやスケッチや平面図の美しさにみとれて
うっとりしておりましたよこんなん描けたらなあって
番組じゃ落水荘(カウフマン邸)をとりあげていた
滝の上に建っている別荘です。

ライトという建築家は残した作品の数が400を超えるって
計画案を含めると800をはるかに超えるらしい、
人間業じゃないと思う、1867年6月8日に生まれて
1959年4月9日に亡くなるまでの91歳と10ヶ月の生涯
長生きしたこともあるが、まあ最初の設計が20歳くらいとして
約70年、死ぬ直前まで設計活動はしていたらしい
驚異的とはこの巨人いや巨匠の事だね。

16年前、1991年にフランク・ロイド・ライト回顧展が
東京、京都、横浜、北九州で開催された時、るるは見に行ったよ
確か北九州市立美術館だったと思うが・・・う~ん定かじゃない。

ライトは日本に12件の計画案そのうち6件が実際に建てられて
だけどアメリカ国外にあるのはカナダの3件と日本の6件だけだから
ライト研究も日本じゃ盛んなのだと思う、今日本で見れるのって
その中では
帝国ホテルの一部が明治村に移築されて、後は林愛作邸(東京)
山邑邸(芦屋・現淀川製鋼所迎賓館)自由学園(東京)位かなあ
自由学園といえば岸田今日子の出身高校だよ~ん、ねえムーミン
幼稚園だけならオノヨーコも通っていたらしいね。

ライトの生涯は本当に波乱万丈だし、精力的で、最初の結婚で6人
の子供がいるのに、施主の奥さんとダブル不倫の末42歳で家庭も
事務所も捨て、海外へ駆け落ちしてしまう、2年後には戻るんだけど
名声も地に落ちて、最初は仕事の依頼も来なかったらしい
しかもその駆け落ちしたチェニー夫人と2人の子供、及び弟子達を
使用人が突如発狂し建物に放火した上惨殺した、現場に出ていた
ライトは難を逃れたけど・・・すさまじい人生だよねえ。

アメリカに戻ってからは、ライトの母が用意したウィスコンシン州の
スプリンググリーンってなんか綺麗な名前の町で落ちつき
若い建築家志望の学生を教える、「タリアセン」を設立して
自給自足の生活を始めた、ライトの母親って人もライトがお腹にいる時
から建築家にしようと決めていたらしい、決めていたからって成れるのか
それもすごいよね、生まれがアメリカ中西部の小さな田舎町で大草原地帯
だったことが、彼の作品の大地に根を生やしたようなデザインに生きていて
しかも日本の古建築に見られる様な大地や草原に鳥が羽根を休める姿の
イメージもある、昔の建築は屋根がどっしり重かったねえ
今の建築は屋根が軽くてうすっぺらな感じだから
それって空に向かっているのか?
何処に向かうにしても人を快適に包んでくれる空間ならいいのよ









  


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