昨日の「ヨウ素」の話の続きです。
また、栄養成分バイブルからです。
「ヨウ素」は、体の中で次のような働きをします。
- 甲状腺ホルモンを作る材料になる。
- 糖質・脂質・たんぱく質の代謝を良くして(余分な脂肪を燃焼させダイエットを助ける)、基礎代謝を高め発育を促進する。
- 肝臓でカロチンがビタミンAになるときに必要である。
この甲状腺ホルモンが何らかの原因で過剰に分泌されると甲状腺機能亢進症、逆に甲状腺ホルモンが欠如するか不足した場合には甲状腺機能低下症になります。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
症状・・・・・動悸、息切れ、発汗、体重減少、下痢などで眼球突出もあります。
食事療法・・たんぱく質・ビタミン類を充分に補給し、甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素を制限します。
甲状腺機能低下症(橋本病など)
症状・・・・・皮膚が乾燥し、寒がり、全身倦怠感、体重増加などが現れ、小児期には発育不全や知能障害がおこります。
食事療法・・摂取エネルギーと脂肪を制限します。
コレステロール値が高い場合、動物油を控えます。
中性脂肪が高い場合は、砂糖、果糖、アルコールを控えます。
ヨウ素は出来るだけ多く取るために、海藻類を多く取りましょう。(過剰摂取は欠乏症を進行させますので、昆布以外の海藻類を適量摂取)
と、いうことだそうです。
私の場合、甲状腺ホルモンは正常なのですが、最近、わかめ食べてないしということで、お味噌汁に入れて食べようかと思っています。 では、