
仲間に出遅れた

第1章(オーディション)
その人とは何度かの


その人は、もう何年かで定年を迎えるオジサンでした、
彼の言うことは要約するとこうでした

「私たち夫婦は子供も手が離れて、家庭では父親と母親ですが、
残りの人生で女房にも別の世界を体験させてやりたいし、
私自身も、もう一度、女房を女として見直したいと思っています」
とのことで、でも心配でもあり近くても嫌だし、遠くても困るし、
また、相手が妻の気に入る人かも分からないので、一度逢って欲しいと、
オーディションに行くことになりました

高速で1時間程のインターで待ち合わせて近くのファミレスに入りました、
旦さんは地方の公務員と言う風貌の方で、奥さんはワシと同年代の、ワシに
ジャストミート



黒のラメ入りのアンサンブルに白いツイードのミニスカートは深めのスリット
が入っています、それにコートを羽織った姿は、今日のこの日の意気込みが感じ取れます。
ファミレスではお互いの家庭などの近況を話し合って、
10分ほどでオーディションが終了しました。
さて、その後の展開は

明日のこころだ~
