未だに、鼻がグズグズ・・・・困ったもんだ
まゆみ姉さんは、ワシより八つ年上で、ワシを弟のように可愛がってくれた
初めての出会いは、姉さんが40歳の誕生日でした
とある所で、姉さんの旦那さんと出会い、私の妻の夜の友になって欲しいと頼まれた
この方は、財閥企業の子会社で、重役をしている人で、今ではで「寝取られ系」
と言われる、癖の方なのだが、ワシとしても、半信半疑だった
初めて会った、まゆみ姉さんは、見るからに上品でハイソな奥様で、
若い頃は資生堂のマネキンガールをしていたと言う、美くしい人でした
当時のワシは、シャイで若さだけが売り物でしたが、そこが良かったのか、
まゆみ姉さんに、気に入ってもらえました
と言うのも、ワシの前に、趣味でない、おっさんを呼んで来て、に連れて行かれたそうで
その時は、トイレに鍵を掛けて、立て篭もったそうです
一度腹を括ると、女は強く
「お父さんが、何故自分の妻を、他所の男性に抱かせるのかは、理解できないが、
どうせなら、楽しまなければね」
そう言って、直ぐに、運転免許を摂って車を買う、行動派でした
それから、まゆみ姉さんとは10年お付き合いして、女の様々な事を教えてくれました
長男が結婚して、同居する事になり、そこでピリオドが打たれました
それからのワシは、まゆみ姉さんを探して、流離っていたのかもしれません
先日そのご主人からで、今は末娘も結婚して、夫婦二人の生活なので、
一度してやってくれ、と頼まれてしました。
16年ぶりに聞く、まゆみ姉さんの声は昔と少しも変わらず、
本人は、もう歳だからと言いますが、64歳になった姉さんと、何かに火が付くのか
この先の展開を、ワクワクと楽しみにしています