今日は午後からマウナケアに向かいます。ハワイ島のほぼ中央にあるマウナ
ケア山は火山でしたが、現在は活動していません。海抜4205mあり天体観
測にはぴったりです。ただし空気が薄くて、急に体を動かすとくらくらとします。
慣れれば問題ないんですが、観光客の方は頭痛や吐き気などの高度障害
(通称高山病)が出やすいです。
マウナケアは冬から春先にかけて雪が積もり、麓から山頂を見ると白く見える
ことからハワイ語でマウナ(山)ケア(白い)とよばれます。
<山頂からの夕焼けです。中央の四角い建物が日本の天文台すばるです>
<雲があかね色に染まって行きました>
<小高い山頂がマウナケアの山頂です。ハワイアンの聖地とされています>
山頂で夕陽をの眺めたあとは少しくだったマウナケアビジターインフォメーシ
ョンセンター(通称オニヅカセンター)付近からの天体観測です。この日の月
の出は21時頃で、さらに快晴でしたので、南天のサソリ座や天頂のはくちょう
座など夏の星座を見ることができ、大満足の午後でした。
<南天のサソリ座です。白くボヤッと見えているのが天の川です>
<天頂付近にある白鳥座やこと座、わし座です>
<黄色線がはくちょう座、ピンク線が夏の大三角形、白円がはくちょう座のデネブ、
赤円がこと座のベガ、ピンク円がわし座のアルタイルです>