同じ池にいたおまけのコチドリとヘラサギのとびものです。
緑地に向かう途中の金岡町で知り合いの農家の方と久しぶりにお会いし、米作りや
お多福豆の栽培などのお話をお聞きしました。この方(Kさん)はあの有名なミノルタ
に勤務され退職後は趣味で(?)農家をされています。カメラに詳しい方ならよくごぞん
じのミノルタα7700の設計製造に関わった方です。
ひとしきりお話を聞いた後緑地に向かおうとした時にKさんが「あれチョウゲンボウと
ちゃうか」と指さす方を見ると確かにチョウゲンボウが田んぼの杭にとまってました。
すぐに撮影機器を準備するもチョウゲンボウが飛びそうな気配でしたので、手持ちで
500mmでの撮影を始めました。どうやら2羽いて田んぼでエサ探しの最中のようです。
<さすがに猛禽類の貫禄です。でもかわいい!>
<左足でバッタをつかんでいるようです>
しばらくして2羽とも飛び立ちましたが、1羽が突然カラスとバトルを始めました。バトル
はおよそ10分間に及び、十分に楽しませてくれました。チョウゲンボウに感謝です。
<体は小さいけれど、闘志むき出しのチョウゲンボウ>
<カラスの臆することなく真横を飛んでいます>
<国籍不明機に対応している自衛隊機のようですね>
<急降下で逃げるカラスを追尾するチョウゲンボウ>
久しぶりに緑地に行くと、常連さんたちから「生きてたんか」、「足ついてるか」と冷やかされ
まくりでした。 青空の雲の浮かぶ秋のいいお天気でしたが、鳥さんたちの活動が低調で、
これといった写真を撮ることができませんでした。常連さんたちと楽しく会話できたので
「よし」としよう。
<モズです。アリスイのライバルでよくバトルします>
<遠くにいたジョウビタキ♂です>
<緑地上空を悠然と旋回していたミサゴです>
<緑地の大池でフナやコイを狩る様子を見ることがあります>
10月は家内が体長を崩し、緑地に出かけられず、全く鳥撮りができませんでした。11月に入り、
家内の体調もようやく元に戻ったようです。家内からは「私の体調不良の原因は、あんたがハワ
イ島から持ち帰った溶岩のせいや」と責められています。ハワイ島では溶岩や火山性の噴出物
を島外に持ち出すと火山の神ペレの怒りに触れ、災いが起こるという言い伝えがあります。迷信
とわかっていても人間はいったん迷い出すとこの原因をあちこちに求める弱さを持ち合わせてい
ますね。
今回は鳥撮りの画像が間に合わず、奈良県五條市の柿畑で撮った天体写真のご紹介です。3年
くらい前から時々天体写真を撮り始め、ようやく天体望遠鏡や赤道儀などの機器の扱いに慣れ、
ある程度満足できる写真を撮ることができるようになりました。写真のクオリティは上を見ればきり
がありませんので、自分なりに納得していますが、上級者の方から見れば「まだまだ」とお叱りを
受けるかもしれません。
<アンドロメダ座の星雲>
<北アメリカ星雲。赤い部分が北アメリカに形が似ています>