無事に我が家に到着いたしました（菅笠節大会お疲れ様でした）

こんなに一日で喜んだり　笑ったり　泣いたり　はしゃいだりしたのは本当に久しぶりでした。　ただいま～　　ファンの皆様、今日はどんな一日でしたか　　よく考えてみてくださいませ　　どこの誰が　初めて会った人間に　「あなた様の唄った様子をブログの動画に貼らせてくださいませんか」　とお願いする人間がおりましょうか　　私は家に戻り眠る前に冷静になって　よーく考えてみた　普通に考えて少し気持ち悪いですものね　　それでも　それでも　なぜだか　ゆうさん必死だったんです　

それはきっと　この　菅笠節　という民謡曲が自分の予想を遥かに超えて　より素晴らしかったからでございましょう　　お着物を着られた男性や女性が　こんな悲しくせつない唄をまじかで唄ってくださったなら　　そりゃ　やばいでしょ　　涙を隠したくても・・　決して隠せない　　姫路駅に着くまでなんとか押さえ耐えておりましたが　　ゆうさんのダムは耐えれず決壊　　　ついには日本海にまで発展してしまいました　

菅笠節（すげがさぶし）　こんなに素晴らしい唄を一体、どなたが考えられたのだろうか　　唄で人の心をずぶ濡れにしてしまう魅力の深さと、その威力に圧倒されっぱなしだった　ゆうさん　　良い映像を撮りたいと思い、前の方の椅子に腰掛けたのが間違いでした　　魅力強すぎーーー　（嬉泣き）　助けてーーー　　どなたかーーー　　あのー　大げさだと思った　そこのあなた様　　是非とも、来年こそ、４月に姫路文化センターにお越しくださいませ　席は　ゆうさんがなんとか確保しておきたいと思っておりますのでね　

だけどもね　ゆうさんみたいに前列で観ると　ダム決壊してしまう恐れもございますので　ハンカチ　だけはお忘れになりませんように　　あのー　恋愛に苦労も困った経験もない方でしたら、お夏さんのお気持ちが　ちょっと理解できないかもですから、お涙が出るという保障はできませんからね　　姫路城を観にいこうとされていらっしゃる方、是非とも、お夏と清十郎と菅笠節をどうかよろしくお願い致します　　ゆうさん　今夜は眠りますからね　おやすみなさいまし　　本日はたくさん読んでいただきまして　ほんま　おおきに　　だんだん（島根方言でありがとう）

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私は知らなかったんだ

今、姫路から新幹線に乗り岡山辺りを走行しております。

民謡を初めて７年間…　私は民謡で大きく泣き崩れたことが２度ございました。

一度目は、今から４年前、第26回隠岐しげさ節全国大会、中級唄部門にて自分としては力みすぎて納得のいかない唄を唄った時でした。

そして、二度目が今日、この日でございます。　少しは自分なりに学んで来たつもりでしたが…

私の周りにて練習されてる方々が余りにお上手な方ばかりで、私は心の中で正直に、えらいところに来てしまったのだと気が付き始めたのです。

そして最も緊張が襲った瞬間は、３位に輝かれた方が予選で私の前で唄われた時でした。

いやー　余りに自分と差が有りすぎて、しかも競技者さんや伴奏者さんが意外にも、ブログや動画を見ていて、すでに私のことをよくご存知だったことが緊張感を高めてしまっていたのでした。

やりにくいと正直、感じていました。　人が上手な方の後は苦手だと言っていたのを聞きましたが…　まさに今日の私はその通りの気持ちだったのです。

私もお師匠さんがいないとはいえ、７年も民謡を行っておりますと聴く耳くらいは持っているつもりです。

この唄を全く聴いたこともなく、姫路、兵庫県、いや、日本国の皆様、私は是非とも、一度は聴いて戴きたいのです。

TVでは伝わるのが10分の１くらいだと思いますので、是非とも来年の４月には、姫路文化センターに起こしくださいませ。

何かに悩んでいる人、ストレスを抱え辛い人、泣きたい人、何かご趣味を探されている人、いや、全ての人々に僕は生で聴いて戴きたい。

これ聴いて泣けない人なんて、いるのかな、、僕だけがどうして泣いているのか…

民謡は必ずや日本を救ってくれると思う。　時代が進み便利になればなるほど民謡は価値が大きく育つのだと私は信じているのです。

民謡を行い人間はいる。　民謡を行い人を感動させて泣かせる人もいる。　だけども、その素晴らしさを世の中の民謡を未だ知らない方々に伝えれる人が余りに少ないように私は感じている。

そこには、それぞれの世界が存在して、皆、自分達の世界を守るのが精一杯かもしれないですよね。

ただ、私は、こんなに素敵な民謡という世界を芸術を、一人でも多くの方々に伝えて差し上げたいのでございます。

今、姫路駅前で…

一生懸命に泣いています。　腹が減りすぎましたので、コッペパンジャムマーガリンをちぎりながら食べております。

泣かずに帰れません。　自分が失敗したからなどではありません。

ここに来るにはお店を休みお客様に大きな迷惑をかけましたこと、それに最も大きな理由には、私は民謡の何もわかってはいなかったということを、ここで習えたからなのです。

民謡は恐ろしいです。　心臓が締め付けられてしまうほどの高い魅力があり、私は体全身が本当に疲れてしまって…

今まで自分が民謡の世界を知っていたと勘違いしてたことに、今、気がつかされました。

泣いて泣いて、この感動と仕事を欠席した責任の重さ、そして菅笠節大会にて出会えた全ての素晴らしき民謡人に、私は受け切ることの出来ない民謡愛を頂けました。

その重さは計り知ることなど出来ず、交渉の結果、お願いできた方には、全員から動画をブログに貼る了承を頂けました。

ですが、これは、やはり本物を現地にて実際に体感しなくては伝わりません。　菅笠節という民謡は私から言わせていただければ魅力溢れて底の見えない美しき沼です。

私はこの素敵な唄を日本だけでなく、世界に知って戴きたいと心の底から思うのでした。

６時18分の新幹線で広島に帰ろうと考えております。

皆様に思いを伝えている間に涙はようやく止まりました。　母さん、お客様、今日は僕の民謡のために犠牲になってもらってごめんなさい。

だけど、僕には民謡しかないんです。　これからもご迷惑をおかけすると思いますが、命をかけ民謡の素晴らしさを一人でも多くの方々に伝えてゆきたいので、宜しく御願い致します。

ありがとうございました。(感謝)

菅笠節決勝終えました

いやー　余りに素晴らしくて心の臓が何度も締められては心奪われて体全身から力が抜けてしまいました。

この唄を生で何度も聴いておりますと、お夏と清十郎が可哀想になってしまいましてね…

本当に心が揺さぶられました。　決勝に残られた方々は皆様素晴らしくて、私はその中でも特に心打たれた競技者さんにお一人お一人お願いして参りました。

優勝とか準優勝とか、正直、余り興味がなくなってしまいました。

この唄は優勝するために唄ってはならないような、そんな唄であったように私は感じました。

これから順位が発表されますけれども、菅笠節を唄った競技者さん、そしてスタッフの皆様、大会役員様、観覧者の皆様、本当に本日はお疲れ様でした。

ゆうさん予選落ちましたが…

ただでは帰れません！！
民謡を愛する和楽ファンの皆様のために現在、決勝に残られた素晴らしい民謡人にお願いして、ブログに貼らせていただく交渉をしております(必至です)

楽しみにしていてくださいませ。