日本の大都会

１００名の愛する民謡仲間の皆さまこんばんわ
私、一人で２日に一度のペースでこのパソコンに向き合いながら　
皆さまのことを毎日のように想っております　


皆さん今、幸せですか　私は幸せだと思っておりますよ　そりゃ時には寂しいことだってあります　そういえば、この間、東京の日比谷公園で一人で三味線を弾いてたのですが・・



向こう側の噴水が高く噴出し始めまして　　綺麗だな～なんて見ておりましたら　突然風が強く吹きつけましてね　噴水の水が→霧に変わり→こちらに向かってくるのが見えたのです



あっ　三味線にかかってしまうと恐れた僕は・・　すぐに三味線の糸を外し（駒のことを忘れていたと思います）急いで和紙に包んでビニール袋に入れ、コンパクトケースに分解して入れました



そこまでは良かったのです　我が家に帰り三味線を弾こうと組み立てながら気が付いたのですが　去年の秋に購入した象牙の駒12,000円を公園にどうやら置き忘れてしまったようです　いちよ公園の管理センターに電話し確認してみましたが・・　届け出はなかったようでして　あの駒、中古で売っても5000円の価値は出るのですがね～　もったいなかったです



人生歩んでいれば・・　色々なことがございますよね　私はこの間、またジャムジャムで東京に行き、帰りのバスで夕食の食べすぎが響いてしまい酔いそうになってしまいまして（席も最後方の窓際で騒音と揺れが大きい）、あえなく東京で下車　宿泊施設を探すハメに・・



生まれて初めてインターネットカフェに宿泊（深夜０時～早朝６時まで1700円、ジュース飲み放題、パソコン使い放題、シャワー無料サービス、ブランケット無料貸し出し有り）したり、新橋駅前では、駅に向かって大声で色々な説明を語りながら叫んでいるおじさんがいたりと・・　おもしろかったですよ。
僕も今度行ったら、三味線を駅の前で弾いてみたいな　秋田小原節が弾けるようになったなら・・　トライしてみますね



やはり東京というところは・・　我ふるさと江田島では学べないさまざまなモノがありまして大変勉強になります。　ネットカフェを探す時には、東京駅でやさしそうな男性をチョイスし聞いてみたのですが・・　本当に親切でやさしく丁寧にわかるまできちんと教えてくださいました



東京で今まで何かを聞いて、悪い対応には１度もあってはいません　僕にとっての東京のイメージは紳士の街であります。　特に感じますのは接客態度やサービスであります　　これは非常にレベルが高く素晴らしい　
都会のどんなところが素晴らしいのか　そして田舎のどんなところが素敵であるのか　そんなことを思っております　



もう季節も随分と暖かくなって参りましたので、頑張って秋田小原節、弾けるようになって　広島市植物園の日本庭園とか、平和公園、宮島などで野外演奏にチャレンジしてみたいですよ　そしてね　秋田小原節にめどがついてきたら、福島民謡を弾けて唄えるように学んでみたいのです。




僕が福島の観光地に行きまして　福島の銘菓を味わい三味線を弾く動画を作成したいのです　福島を応援したいのです　福島をまず目標に宮城、岩手にもいつか三味線を持って動画撮りに伺いたいです



私は思えば中学の頃にいじめを受け何度も泣きました　高校の時には野球部で半分は補欠を味わい心で泣きました　２０代では彼女も出来ずに泣きました　３０代では行き当たりばったりの人生を進みまして地獄を味わいました



　でも、その辛さが今、民謡という素晴らしい趣味を通じて花を咲かせようと頑張っているのです　そして、４０になるまで辛かった時代を味わってきた経験があるからこそ被災地に対しての応援したい気持ちが強いのです　その思いが僕にやる気を与えてくれているんです



自分が探している民謡とは何か　それは、きっと悲しみを乗り越え、三山乗り越えてきた人が唄う心の民謡だと思うのです　厳しいことを述べるかもしれないですが、人というのは満足する時を長く過ごしてしまうとハングリー精神を失ってしまう生き物であると私は考えております。



ですので、わかりやすく言うなら、花を咲かせて有名人にもしなれたとしても・・　そこから何を目指すのか　何を考え、何を思い唄うのか、弾くのか　そこが難しいと思います。　私の場合、まだしげさ節中級レベルになりたてであります。
上級クラスを目指す明確な目標があります


ですので、その目標に向かって少しずつ歩んでゆけば良いので比較的、簡単だと思います。　上に昇ってしまった人はきっと大変だと思います。　今、私の仲間の中に大きな試練を乗り越えようと必死に頑張っている人がいます。



私は考えているんです　その仲間は、その山を乗り越えた時、きっと素晴らしい唄を聞かせてくれると　きっと僕は涙を流しながら聞くのです　嬉涙　共に苦労を乗り越えてきた、しかも同じ民謡という志をもつ仲間だからこそ芽生える友情であると僕は思っているのです。


皆さまご拝読、毎度ありがとうございました　




↑　ポチットありがとうです　祝１０００　貴方が乗り越えるなら私も乗り越えてみせます　共に良い民謡人を目指して練習に練習を重ねて参りましょうぞ

ジャムジャムライナーの思い出 ２ （大津～新宿編）

もう気がついたら滋賀県は琵琶湖の南にある大津サービス

エリアに着いていた・・　ここは２度目の休憩地点である・・　僕の心はまるで

少年のようだった・・　ときめいていた・・　もう東京に行ける日は、決勝に

残れる自信がつくまではいかないと考えていたからであった。



しかし、そう考えると・・　あの輝く東京は遠く感じていた・・　あの着物だら

けの東京　←　注＊しげさ節コンクール東京大会のことです＾＾

でも、格安バスのジャムジャムが僕を救ってくれたのです！！

もう深夜の１時４０分頃だった・・　この時間になるとお腹も空いてくる・・





中華ぶたまんが眩しかった　私は迷うことなくそれを買った・・

２２０円だった　←　味わうと・・１５０円の味であった＾＾　当たりでは

なかった＾＾　それを補おうと購入したのが大好きな　いちごオレ

これで満足に到達できました





大津を出て次はいったいどこまで進むのだろうか！？と浮き浮きしながら・・

また睡眠に入る・・　こんなに高速バスの旅がワクワクするなんて・・　まるで

会ったことのない恋人に会うまでのドキドキのようであった＾＾・・

考えてみると・・　この高速バスのドキドキ感は・・　きっとお金持ちの方は

生涯味わうチャンスはないであろう・・　とも考えた＾＾　貧乏万歳＾＾/





ものは考えようで・・　お金が少ないと人間は工夫することを考えるんですね＾＾

僕クラスだと、ジャムジャムくんがいいのかも＾＾　でもねー　隠岐の島に行く時

には別なんですよー　　大きな船はよく揺れますのでね＾＾　　僕は水中翼船に

乗船するんですよ！！　　料金は倍ですけど・・　　酔いに弱い人でも大丈夫！！

誰でも隠岐に行けますから＾＾　　どんどん隠岐に行きましょう←推奨します＾＾







次は、名古屋を越えまして・・　早朝４時頃、遠州豊田というパーキングエリアに

着き休憩です！！　不思議なことに・・　これまで２時間半ぐらいごとに休憩の

為にエリアに停車してはトイレに行っているのですが、本当に順調に眠れており

まして（嬉）　これなら東京に着いても大丈夫だと確信できたのが、この辺りで

す。






早朝４時１０分に出発・・　次はまたまたどこどこ！？てな感じでまたまた睡眠

気分は高揚するばかりです　新幹線や飛行機ですと→早いから味わい

も早く終わりますが→高速バスはたっぷりと味わえます　存分に楽し

めるのですよ　　またまたバスがスピードを落として停車し始めました







いやー（驚）　今度のサービスエリアは、とてつもなくデカイ

朝６時２０分頃、神奈川県は海老名サービスエリアに到着ーー

ここはもう感動モノでございました　大きくてまるで万博に行ったみたい

　ここに来るだけで観光地って・・

感じでして・・　ここでは２３分ほどの長い休憩がありました！！　なんと・・

ここが最後の休憩地という車内アナウンスが流れました









ここから終点までは、約４時間あるのですが・・　運転手さんに問い直しても

「はい　ここで休憩は最後です　大宮まではありません！！」　えーーー

大宮ってどこ！？　新宿が最終駅でなかったの！？　私はそんなことすら知り

ませんでした（笑）　この高速バス・・　横浜で降りても大宮で降りても・・

同じ６０００円　すごい格安です



こんなに低料金でも本当にいいのでしょうか！？　バス会社は採算が取れるの

でしょうか！？　私はバスに乗ってて思ったのですが・・　私が隠岐に向かう

時・・　江田島から鳥取県の境港まで約２５０ｋｍを母を乗せて運転するので

すが・・　この疲れ度を点数に直してみますと、命もかかっておりますし・・

こうなります　→　疲れ度　８０　（これは、高速道をなるべく利用しない為

に割りと疲れるためです）



ジャムジャムで広島→東京の場合ですと・・　命の危険はプロのドライバーに

預けてるだけですので、私が運転するよりも天国に行く確立はぐっと下がりま

す→　疲れ度　３０　くらいでした！　割と東京についても観光できましたよ

そこまで眠たくて辛いなどにはなりませんでした。



海老名サービスエリアを出ましたら・・　あとは休憩はございません・・

私は新宿でしたが・・　大宮という最終地点まで乗る人は・・　最長で

４時間トイレ休憩がなしということになります。　次は横浜です＾＾

横浜の風景など観たこともない私はすでに興奮しておりましたー







朝７時３０分　やっと神奈川県　横浜に到着できました


この横浜・・　私は車窓から眺めて

惚れてしまいました　　なんと貴賓溢れる・・

素敵な街並みなのでしょうか　　　　


私は決めました　来年はここだと

ここに来るために一所懸命お客様に尽くして・・　尽くして・・　尽くしまく

りたいと思っております　お客様は神様＾＾　読者様は仏様ですｖ

バスはまたまた出発し→東京へ

ジャムジャムライナーの思い出１

広島駅に７時５５分に集合し　→　８時１０分にバスは出た・・

僕の席は最後尾の左側窓際であった・・　隣には東京の大学生だった・・

僕は笑顔で「はじめてなのですが、どうぞよろしく」と言い握手を求めた・・

この辺りが僕らしい＾＾　私は接客業をしているので、相手の出方をみては・・

どのくらい良さそうな人間であるのかを見分ける自分なりの術を持っている・・

人の良さそうな人間というのは、総合的な意味ではなく・・　気さくでやさし

そうな人であるかどうか？というところである。　隣にやさしそうでなくムッ

としたような人であると旅がおもしろくならないからである。







バスは２０時１０分に出発→次の広島県福山市の乗り場までは、もう止まらないし

その乗り場でも、新たな乗客が乗り込むだけで・・　私たちは降りることさえ

できない




→２１：５０　福山駅前に到着・・　新たな乗客を乗せる・・　飲み物に水しか

　　　　　　　持参してなかったために無償にファンタグレープが飲みたくなった

　　　　　　　でも買えない！　我慢である・・　更に約１時間走ることになった






→２２：４５　岡山県　鴨方サービスエリアに到着！　はじめてのトイレ休憩まで

　　　　　　　に２時間３５分経った・・　外に出ると・・　空には星空・・

　　　　　　　やけに空気が美味しかった！！　念願だった　ファンタグレープ

　　　　　　　様に出会え購入！！　半分喜んで飲み・・　半分は車内に＾＾








→０１：４５　深夜真っ只中！！　意外にもぐっすりと眠っていました～　バス

　　　　　　　から降りてあたりを見渡してみるとー　な　な　なんとーー

　　　　　　　琵琶湖の南にある　滋賀県　大津サービスエリアにまで来ていま

　　　　　　　した！！　新鮮でした！！　もう滋賀県！！　ジャムジャム万歳

　　　　　　　！！　どんどん東京が近くなっている実感を大きく感じました！！





今夜はここまでにしておきます＾＾　２をお楽しみに

ジャムジャムライナー号 実乗車体験！！

皆様こんにちは！ 今日は生々しい体験リ
ポートを語り伝えたいと思います！

私はいつの日か民謡仲間を広島に呼び寄
せまして観光や民謡パーティーを行うの
が小さな夢なのですが…

その前にですね… 主催しようとする私
が自ら実験台になるべく突撃体験取材を
して参りました。　その名も、ジャムジャムツアー広島です。

このジャムジャムっていうのはですねー

実は高速バスの呼び名なんです（ユニークでしょ）

なんと！広島→東京間を6000円（平日）
という破格値で運んでくれるという常識
破りのバス会社さんなんです（驚）

どういった方法で東京と広島を結ぶ方法があるのか！？

ただ一つだけやったことのないむちゃな
計画を今回、一人で実行に移してみました！

行きは、日曜日でしたので、500円増しの
6500円、私は最後方窓際の席でした…

正直、少し嫌な予感がしました。後ろは
エンジン音がうるさくて、よく揺れるんです（泣）

いちよ騒音対策に耳栓はダイソーで購入
しておきました（助かりました）

あとアイマスク、使い捨てスリッパ、かけブランケット、空気枕などは、サービスで使用できるようになっていました。

耳栓は是非購入をオススメ致します。

隣りの方がイビキをかいてても… 眠れますからね～

高速バスで何が大切かって一番は眠ること！です。

これが私が最も気になっていたことでしたが…

これが意外にも… ぐっすりと寝れました（笑）

しかも… 起きる度に行ったことのない
サービスエリアで休憩があり（東京まで４回）ワクワク！

それがなんかまるでいつの間にかワープ
したみたいで楽しいんです！

初めは岡山県の鴨方サービスエリア→
滋賀県の大津サービスエリア→愛知県の
遠州豊田パーキングエリア→海老名サー
ビスエリア→横浜→東京→新宿には朝９
時40分くらいだったかな。

乗ってみた素直な感想ですが… 私が乗
った最後方の窓際は運が悪く、後ろの壁
が近い為に、リクライニングシートが135
°傾け可能なはずが… たぶん110°くら
いまでしか倒せなかった（汗）…

なので寝ている最中、前半はそうでもな
かったのですが… 後半はお尻が少し痛かったです。

だから、正面ばかりでは同じ箇所ばかり
に体重がかかってしまいますので…

左斜めに向いたり右斜めに向いたりと…

工夫して乗り越えました！ しかし当初
の予想からすれば…

当初予想の最悪度100とすると→30くらい
でした。

激安い6500円を更に合わせますとプラス
100点で差し引き70点！充分価値が高い！

これは使えます！その代わりに私がバス
に乗るためにしました努力や体験談を付
け加えておきますと…

１．トイレが付いていない為、食事や飲み物を少し控えました。（遠慮なしに食べたり飲んだりしてトイレに行きたくなっては困る為、最長で約４時間いけないこともあります）

２．隣の人がやさしい大学生だったから良かった（運もあります）

＊窓際の場合には、トイレに行く際に、
隣の方がぐっすりと寝ている場合には、
その方の上を又ぐ必要があります。

また４列シートは椅子幅50cm（6000円、
土日祝は500円増し）
３列シートは椅子幅60cmでゆったりで、
またぐ必要もないですし非常に楽でした！

節約型なら、往復12000円ですが… 楽に
いきたいなら15000円をオススメ致します。

ちなみに私、帰りは疲労が溜まっている
だろうと予測しまして、ゆったり7500円
３列シートのお席を予約しておきました。

前から２列目窓際でしたので足元は伸ば
せますし、窓からいつでも外を眺められ
ますし、リクライニングは一杯の135°も
傾けられましたので…帰りはお尻も全く
痛くなく、終始心地良くリッチな気分に
浸りながら…広島までの道のりを帰るこ
とが出来ました。

説明を入れておきますが、３列シートで
は、最前列は少し劣ってしまいます。

まず足が完全には伸ばせません。　あと前列中央ですと…みんなの休憩への通り道になりますので…
休憩の度に足を避けなくてはならなくな
ってしまいます。（バス会社も承知です
ので満員に近い場合にやもなく使用するみたいです）

生まれて初めて国会議事堂や日本銀行、
都庁などを生で見れまして大変感動致しました！！

やはり日本の中心は凄かった！　素晴らしかったです！

14000円で東京往復の一人旅最高でした！
これで逆に広島、宮島や音戸、江田島の
旅だってプランできます。

交通手段のバラエティーが広がり可能性
の幅が無限に拡がりました！

皆さんも一度、いかがでしょうか？ジャ
ムジャムライナーツアー広島、東京間の旅！

私は、今度は横浜に行きたいです！窓からみた横浜は貴賓溢れてて豪華なホテル群が迎えてくれ素敵でした！

今度行く時には仲間に案内してもらわないといけないですね。

一人じゃかわいそすぎますからねー

あっ！ ブログ書いてたら… あっという間
にフェリーのお時間が迫って参りました！
これから我がふるさと… 江田島に帰り
ます！ 皆さんよい一日をー だんだん！




　おもしろいと思ってもらえましたら　ポチッとお願いします

東京旅行の思い出 ６話

１１月１３日（日）の予定は、夕方６時から和楽の会の初の夕べを開催する予定であった・・　このインターネットの世界で和楽の会という民謡の会を作り・・　北海道、埼玉、茨城、神奈川、広島と５人で結成した・・

その内、北海道の仲間だけは、都合が合わず参加を断念・・　４人と私の母を合わせた５人で浅草の民謡酒場みどりで本場の民謡を楽しむこととなっていた・・　その３人の仲間は、私をしげさ節コンクールで応援してくれた・・　会ったことも話したこともないのに関わらず・・　民謡が好きということの繋がりだけで私達は息統合したのだった・・

夕方６時までの時間、母と上野公園にまず出掛けることにした・・　池袋から山の手線に乗り→上野で下車・・　まずは、母の年代が好きそうな通り・・　アメ横通りを散策してみた・・　お昼日中・・　たくさんの人々が野外居酒屋風のお店で丸イスに座って・・　飲んだり食べたり話したり・・　それはそれは活気に満ち・・　楽しそうであった。　私もお酒が好きであれば・・　きっとすぐに仲間に溶け込めたであろう＾＾。

とにかく・・　こんな昼間っぱらから賑やかで人がいっぱいの世界なんて・・　広島では見ることのできない風景であった・・　東京に来たんだな～という心地の良い実感を歩きながら感じてウキウキしたのであった。　鮮魚なども格安で大量に販売している・・　冬でもないのに外で日に当たってるのに・・　お魚さん達、大丈夫なの！？　これって本当に全て売れるの？？って勝手に心配をしてしまっていた（笑）

店員さんの枯れ切った・・　独特のしぶい低音の声が響く♪「安いよ～安いよ～　　　お得だよ～」と・・　僕はその声に魅力を感じた・・　この声で民謡唄えば・・いったいどんな感じになるんだろうか！？　最近、音を聞くと・・　なんでも民謡に繋げたがる自分がいる！（笑）　東京は活気がある！！　全く不景気な感じがしなかった・・

アメ横で最も印象に残ったのは、ピーナッツ売りのおじさんだった・・　そのおじさん・・　ピーナッツの実演販売みたいな感じで売ってるのだが・・　実にテクニシャンであった・・　少し離れて観察していた（近くによると買わなければならなくなりそうだったので）・・　おじさんは、おもしろおかしい言葉を巧みに投げかけ・・

歩いている人達に注目させていたのだった・・　ある家族がそのおもしろさに立ち止まった！　おじさんのおもしろい発言に目を丸くし聞いていた・・　おじさん「はいはいはい～　今買うとお得だよ～　大大サービスしちゃうよ～　このピーナッツは特別おいしいよ～」　すると家族のあるじであるお父さんが「じゃ一つください」と言うと・・

そこからがすごかった！！　袋にまずスコップ一杯入れて・・　それで終わりだと見ていると（金額と比較すると充分な量であった）・・　おじさんが大きな声で叫び始めたのだった！！

「ほらもってけ！　もってけ！　大損だー！！　これでもかー　これでもかー　これでもかー！」　と叫びながら・・　大きな袋に信じられない量のピーナッツをスコップで５、６回大げさに入れまくってた（驚）そんな実演は生まれてこのかた見たのは初めてだったし・・　あまりに意外であったので・・　非常に楽しかった！！

今、考えてみると・・　そのおじさんのやり方は・・　とにかく初めに来たお客様にオーバーに演技して大サービスすることで、人だかりを作りたかったのではないのかなと思う・・　人というものは、人が集っているとなぜか安心して買いたがるからだ・・
誰も集まっていない売り子のところでは買いにくい雰囲気があるのとは逆である。

時間もあまりないので・・　僕たちはそこを後にしたのだが・・　あのおじさんだったら・・　相当売ったに違いない・・　たいした人間だと関心した。　売るためには餌も必要だ・・　お魚だって・・　まき餌を初めにまかないと魚は寄ってはこない。
ということは・・　和楽の会を結成した私も・・　仲間にごちそうするのが筋なのだが（笑）　果たして・・

アメ横→上野公園→地下鉄に乗り→押上（おしあげ）・・　スカイツリーをまじかで見た！　スカイツリーは高かった・・　しかし・・　隣のビルや背景の空と色彩がほぼ同じであるために意外と目立たなかった。　来年の５月から展望台へも昇れるそうなのだが・・　初めのうちは、人が多くて近寄れないであろう・・　ビデオ撮影し、浅草に再び戻った・・

和楽の会の仲間が２時に雷門に集まると情報が入り、私も母と向かった・・　しかし東京に来て・・　田舎者２人が関東在住の仲間と共に浅草を歩けるなど想像もしていなかった・・　インターネットの世界というものの不思議と縁を感じていた。　民謡を志すものに悪い人などいないと思っていたが・・　やはり仲間は、皆素晴らしかった・・

きっと私と母だけであったら・・　ビクビク怯えながら・・　浅草の地図ばかり見ては人の多さに驚嘆し・・　何度も道に迷ったであろう・・　しかしその日は違っていた。
仲間３人が先頭を歩き・・　私と母は道行きを任せ、付いていった・・　気持ちがお陰で楽であった・・　歩いていて・・　買いたい、見たいお店があると仲間に伝え・・　一緒に見てもらった。

昨日の大会の時からお世話になっていたので、随分親しくなれており・・　本当に楽しい散策となった・・　途中、和楽器屋さんにも寄り・・　三味線の皮（イヌ、ネコなど）も初めて見せていただいた・・　大きな買い物をする訳でもなかったが・・　浅草の和楽器屋の店主さんは、とっても笑顔良く、色々な昔からのお店の伝統や楽器のこと、皮のことなどについて熱心にお話してくれた・・

これが東京です！！　とにかく東京は紳士の街でした！！
買う、買わないとかじゃなく、お客様に教えてあげたい！というプロとしての誇りを肌で感じられる街であります！！　和楽器の店主さん・・　私は必ず再びあいさつに伺います！　ですのでお元気に笑顔でがんばっててくださいね～（願い）

私は、大都会である　東京をとても愛することができた。　悪い感じを受ける人と接したことはなかったからだ・・　運も良かったのか！？　それはわからない・・
仲間としばらく歩くと浅草寺に着いた・・　あのテレビでおなじみの煙だらけのところ（嬉）・・　母は一生懸命に煙を集めていた・・　私は、その光景を微笑みながら撮影していた・・

すると・・　向こう側から・・　何かしぶい音が聞こえてきた・・　運が良いことに・・　浅草寺の隣で、子供歌舞伎を披露していた・・　母は歌舞伎が大好きだ！！　母の夢は歌舞伎で海老蔵というえらい男前を観ることだった・・　翌日、新橋の歌舞練場で歌舞伎を見ることになっていたのだが・・　残念ながら海老蔵は主演しない（涙）　彼は、その頃、福岡は博多公演に出演中であったからだ。

子供歌舞伎を見ようとしたが・・　大勢の人だかりで・・　遠くからしか見れなかった・・　仕方なくまた歩くことにした・・　浅草の街をみんなでぶらぶら結構と歩いた・・　みんなのエネルギーが切れかけた時・・　どこかで休憩しようと案が出て・・　私達は、探した・・　良いお店に入る案も浮かんだのだが・・　夕方から民謡酒場で、自慢の秋田料理が私達を待っていた・・

そういうことを計算すると・・　ここは我慢で簡単に早く済ませることにし→マクドナルドに寄ったたくさん歩いた疲れをそこで癒した・・　もう夕方が迫っていたので、民謡酒場みどりの位置を確認していた・・　最近は携帯が発達しており・・　画面にお店までの地図が現れるのだ・・　仲間が画面に行き先を表示する地図を出してくれ・・　そこからまた歩いてお店を目指した・・

もうかなり歩いたので、みんな・・　みどりまで相当遠く感じたのであろう・・少しクタクタぎみであった　よほどおなかはすきっ腹であったであろう・・浅草の花園通りにやっと出ることができ・・　向こうを見ると・・　民謡酒場の明るい看板が見えてきた！！　私は嬉しさのあまり叫んだ！　「みどりが見えたゾー」って・・　みんなは「やったーー」って嬉しい叫び声だった・・



６話終わり　　＊お写真は、浅草民謡酒場みどり自慢の秋田料理　きりたんぽ汁