私が最初に秋田民謡と出合ったのは、島根県松江市のじろうさん(尺八奏者)がプレゼントしてくれたCD

だった。 そこには
本荘追分(ほんじょうおいわけ)という格調高き秋田民謡の真骨頂があった

三味線の絶妙な強弱の表現、尺八の素晴らしすぎる華麗なる
節回し

誠に見事な民謡曲であり、しかも、その奏法は伴奏者によってさまざまである
よく、民謡のお手本は一つじゃないと
イケナイのだ

なんて厳しいことを述べる民謡人もいるとは思うのだが、私は違います

基本は大切だけれども、その基本から、その流派の味が加わることは楽しさが倍増すると考えているからです。 本荘追分の尺八の吹き方も、本当にさまざまであり、節回しの
アッサリ系から、
コッテリ
系まで、限りない奏法のやり方が存在するのです。
私にとってじろうさんがプレゼントしてくださった本荘追分の尺八が一番好みですね

節回しが複雑で入り組んでおり味わいが深いからなのです。 そんな尺八が僕にもいつの日か、真似できるようになるのだろうか

そんな夢を抱きながら尺八を吹いて練習しているのです

それから何年か経った時、音戸の舟唄の全国大会で2名の素晴らしき民謡仲間との出合いがありました。
それが和楽の会民謡の かをりんさんとすみれさんだったのです。 中でもかをりんさん(野村さん)は、秋田民謡を得意とする本格派の一人であり、秋田民謡西日本大会に於いて優勝するという素晴らしい功績を残した民謡の歌い手でございます。 そんな縁もありまして、私は、その秋田民謡を弾けるようになりたいとの思いにて三味線を学んで歩みました
広島と秋田は遠いけれども、民謡好きってことでは同じだと感じております。 嬉しいことにお一人秋田民謡をされる男性の方とメッセージの交換を行うことも出来ました

私のブログや動画を観てくださってたそうなのです

これで、ますます私と秋田民謡

つまり広島県と秋田県に縁が繋がったということだと感じております。 実は、この広島県で秋田民謡を行う民謡人は少ないのです
はっきり言いまして秋田民謡は難易度が高くて

、手をつけにくいというのもあると思います

ですが、それだけに奥が深くて

まるで鳥も飛ばない遠方の日本海のような感じですかね

綱も碇も手につかないくらい難しいのですが


それでも私は諦めませんよ

いつの日か、もしかしたら本場の秋田民謡の人達と音を合わせてもらえる夢も叶うかもしれませんのでね
と密かに夢を描く ゆうさんでございました

本日もご拝読、誠にありがとうございます

秋田民謡を愛する民謡人さんたちへ

西日本には、島根県の
隠岐しげさ節
という素晴らしい民謡曲がございますので、是非、一度、隠岐の島にご来島くださいませ

一緒に民謡を楽しみましょう





本日もご拝読、誠にありがとうございました
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