2015 9/24 貝殻節（敬老会に向けての練習）

2015 9/24 貝殻節（敬老会に向けての練習）


和楽の会民謡ファンの皆様　こんにちは　　今日は、いつも私が音戸の舟唄全国大会で合いの手を行ってくださっております、たむらさん（音戸の舟唄保存会）が貝殻節のお囃子をしてくださったエピソードを少しお話させていただきたいと思います　

この動画では笑顔でニコニコ元気よくお囃子を手伝ってくださってる　たむらさんなのでございますが・・　実はこの４日前の練習にて、私とたむらさんの間には一つの山があったのでした（私にとっての）　あの時、初めて貝殻節のお囃子に入っていただき練習していますと、「カワイヤノー　カワイヤノー」のお囃子の入りの音程が私には明らかに高すぎに感じていたのでした

嘘のつけない私は、目上で一生懸命にお囃子を手伝ってくださる　たむらさんに向かって素直に伝えたのです　「カワイヤノー　カワイヤノーの音程が唄や三味線より高すぎて合っていなかったので、もう少し低くして合わせていただけないでしょうか」　とお願いしてみたところ、たむらさんは少し表情を曇らせながらも　「確かに厳密に厳しく言えば合ってはいないかもしれないけれども、素人の聴く世界でわかるレベルではないと思うから心配はないと思うよ」　と答えてくださいました。

私は音楽に対して、目上や目下など全く考えないところがあり、だけれども、それを考え伝えたいことを伝えれなければ良い音楽を作ってゆくことは出来ないのだとずっと突き通して生きてこれまで来たのでした　　それから３日が経ち、翌日の合同練習にお誘いするために、たむらさんにお電話させていただいたのです。　たむらさんは快く「はい　いいですよ　明日伺いますから」と受けてくださりました。　そして、この唄です

皆様、たむらさんのお囃子、素晴らしいと思いませんでしたか　　この日は大変見事に音程が合っており、しかも、体全身を使って、しっかり労働歌らしくたくましい　お声でした　　私は唄っている最中に嬉しくて感激しておりました　　私の指摘したところを見事に蹴散らした、たむらさんのこのお囃子は、飛渡瀬敬老会にて、多くの観覧者の心を感動で揺さぶることでございましょう　

たむらさん本当にありがとう　　後からビデオで自分の唄を聴いてみて　　自分の唄の中に間違っている音程はたくさんあることがわかりました　　人のことは言えるレベルじゃー　ありませんでした　すみません　　私は、ますます、たむらさんのお人柄と民謡を愛する姿勢に脱帽し、尊敬の念が更に大きく育ちました　　感謝申し上げます　　ファンの皆様、本日もご視聴　並びにご拝読　　誠にだんだん　

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