1年に一度しか会えない競技者さんたち・・ 私は予選落ちされた競技者の中に涙が出そうになるほど気に入っている唄を唄われる人が何人もいた・・ 民謡って なんて素晴らしいんだ・・ 妹が勝ち兄は負けた・・ 以前には兄が勝ち妹が負けた・・ 音戸で兄は泣いたという なんて素晴らしい子であろう
私はその子供達のことを日本のかけがえのない宝物と思っている 人間は負けて泣かないと一人前には決してなれない 人間は自らが痛い思いをしないと努力ができない生き物なのです 彼は泣きそれだけ強くたくましくなるであろう・・ そしてその思いが翌年の唄に表れるはずである
私には小学校5年になる息子がいる 彼に民謡を好きになってもらいたいができない 私は泣いた兄は本当に幸せ者であると思った この子は泣けば泣くほどいい唄が唄えるようになることを僕は知っているからだ 私だって泣いて生きてきた そして泣かずに生きてゆけるものなどいないのだ
私も2年前、隠岐の島のしげさ節の全国大会、初めての中級の部で泣いた 中級クラスに昇格したことにより力みが入りすぎ唄にならなかったからであった だから 兄の泣く悔しさは私にはよく理解ができる 私はあれから民謡を頑張れるように変わった
本当に辛さを味合わないと・・ 人間は飛躍などできない 何かを失ってみてでないとわからないのだ だったら失うのも悪くはない 私は現に健康を少しだが失いかけている 今、心療内科に通っている 母からは 「あなたは繊細で傷つきやすい性格だから仕方がない」 僕は言った「繊細だからこそ ここまで民謡を研究しようとする心がある」のだと・・
やはり母は長年私と生きてきただけのことはある。 私は床屋という井戸の中の世界で 私達を気に入ってくださる恵まれた環境の下働かせてもらっている それだけに私は弱い面が多大にある 人から影響を受けやすい弱点がある 反面、人の心にすっとうまく入れる心も合わせ持っている
今日も、音戸大橋のぐるぐるの下の地下道の中で 音戸の舟唄を心を込めて唄ってみました 遠くでおばちゃんがゴミ袋を片手に持ちながら・・ 走って歩み寄ってきてこう言った・・ 「 今、聞こえてきたんじゃが・・ あなたの声はなんといい声なんじゃろー 」 私はおばちゃんに言った 「 もし宜しければ、僕の音戸の舟唄を聞いていただけませんか? 」 「 はい 喜んで 」 2番まで唄った
おばちゃんは感動してくれ 拍手 僕は 「ありがとうございます」・・ そして私達は語り合った・・ そのおばちゃんは去年の夏に難病の息子さんを亡くしたらしい 私は心の中で泣いた おばちゃんは私の前では笑顔が素敵だ 僕は聞いた・・ 「 お母さんはそんなことが起こってても、なぜそんな笑顔を出せるのですか?」と・・
「 それは、今、あなたの素敵な音戸の舟唄を聞かせてもらったからだよ 」・・ 僕は・・ ぼくは思った・・ 民謡やってて良かった 本当に良かった 民謡の唄が誰かの心に響いて 心を僅かでも癒し 笑顔の表情を生むことができたのだから
なんと素晴らしい趣味であろう 私は、そのおばちゃんに春の民謡コンサートのことを告げた おばちゃんは、目を爛漫に輝かせ少しうるませ言ってくれた・・ 「 ありがとう 私行きます 3人の友人も呼んで一緒に」 これで恐らくもう出演者合わせて合計70人になったであろう
あと 50席・・ 私との出会う運命の人達は・・ すでに決まっているのかもしれない 私はその運命の人達と出会うためにこれからも三味線を持って歩くであろう 私と民謡とで繋がってゆく人と人が重なってゆければ・・ 日本の平和も近くなるであろう ファンの皆様、おやすみなさいませ 失礼致します
和楽器 ブログランキングへ 春の民謡コンサート 赤田鶴子生誕80年お祝いコンサート 4月21日(日)音戸うずしおホール3階にて 入場無料 1時30分開場 2時開演 3時間予定です 観覧ご希望の方はコメントかメッセージをお願い致します
私はその子供達のことを日本のかけがえのない宝物と思っている 人間は負けて泣かないと一人前には決してなれない 人間は自らが痛い思いをしないと努力ができない生き物なのです 彼は泣きそれだけ強くたくましくなるであろう・・ そしてその思いが翌年の唄に表れるはずである
私には小学校5年になる息子がいる 彼に民謡を好きになってもらいたいができない 私は泣いた兄は本当に幸せ者であると思った この子は泣けば泣くほどいい唄が唄えるようになることを僕は知っているからだ 私だって泣いて生きてきた そして泣かずに生きてゆけるものなどいないのだ
私も2年前、隠岐の島のしげさ節の全国大会、初めての中級の部で泣いた 中級クラスに昇格したことにより力みが入りすぎ唄にならなかったからであった だから 兄の泣く悔しさは私にはよく理解ができる 私はあれから民謡を頑張れるように変わった
本当に辛さを味合わないと・・ 人間は飛躍などできない 何かを失ってみてでないとわからないのだ だったら失うのも悪くはない 私は現に健康を少しだが失いかけている 今、心療内科に通っている 母からは 「あなたは繊細で傷つきやすい性格だから仕方がない」 僕は言った「繊細だからこそ ここまで民謡を研究しようとする心がある」のだと・・
やはり母は長年私と生きてきただけのことはある。 私は床屋という井戸の中の世界で 私達を気に入ってくださる恵まれた環境の下働かせてもらっている それだけに私は弱い面が多大にある 人から影響を受けやすい弱点がある 反面、人の心にすっとうまく入れる心も合わせ持っている
今日も、音戸大橋のぐるぐるの下の地下道の中で 音戸の舟唄を心を込めて唄ってみました 遠くでおばちゃんがゴミ袋を片手に持ちながら・・ 走って歩み寄ってきてこう言った・・ 「 今、聞こえてきたんじゃが・・ あなたの声はなんといい声なんじゃろー 」 私はおばちゃんに言った 「 もし宜しければ、僕の音戸の舟唄を聞いていただけませんか? 」 「 はい 喜んで 」 2番まで唄った
おばちゃんは感動してくれ 拍手 僕は 「ありがとうございます」・・ そして私達は語り合った・・ そのおばちゃんは去年の夏に難病の息子さんを亡くしたらしい 私は心の中で泣いた おばちゃんは私の前では笑顔が素敵だ 僕は聞いた・・ 「 お母さんはそんなことが起こってても、なぜそんな笑顔を出せるのですか?」と・・
「 それは、今、あなたの素敵な音戸の舟唄を聞かせてもらったからだよ 」・・ 僕は・・ ぼくは思った・・ 民謡やってて良かった 本当に良かった 民謡の唄が誰かの心に響いて 心を僅かでも癒し 笑顔の表情を生むことができたのだから
なんと素晴らしい趣味であろう 私は、そのおばちゃんに春の民謡コンサートのことを告げた おばちゃんは、目を爛漫に輝かせ少しうるませ言ってくれた・・ 「 ありがとう 私行きます 3人の友人も呼んで一緒に」 これで恐らくもう出演者合わせて合計70人になったであろう
あと 50席・・ 私との出会う運命の人達は・・ すでに決まっているのかもしれない 私はその運命の人達と出会うためにこれからも三味線を持って歩くであろう 私と民謡とで繋がってゆく人と人が重なってゆければ・・ 日本の平和も近くなるであろう ファンの皆様、おやすみなさいませ 失礼致します
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