広島県の隠れた銘菓 三次の淡雪（あわゆき） 味くらべ

　　　　　　


この包装紙の淡雪があったのは、三次ワイナリーのお土産屋だった。　味は２種類あり、上がオレンジ色になっているのが卵黄の香りがしてほのかだ。　もうひとつの抹茶味のが大変美味しい　　食感がやわらかで抹茶の香りと味のバランスが非常に巧みで絶妙である　　私が思うに、もし、この淡雪が高速道のサービスエリアなどのお土産店に販売していたならば、すぐに売り切れるだろう　　世の中の多くのスイーツファンが淡雪の美味しさを知らないだろうから勿体ないと私は想像する　　追記だが、淡雪には大きく２種類あって、賞味期限が割りと持ちが良いタイプのものと、保存料を使っていないタイプのものは持ちが悪く、早めに食べなければならないものとがある。　ちなみにこの包装紙のは常温保存で真空パックになっていて持ちの良いタイプなので友人などにプレゼントするには重宝する　

やわらかさ　８
香り　　　　８
甘み　　　　８
持ち　　　１０
総合　　　　９点



　　　

次は三次の渡辺精進堂淡雪である　こういったタイプの形をしている淡雪は１本形で冷蔵され販売されている。　私が今回食べた多くの種類の淡雪の中で最も基本を忠実に作られているように感じられた商品であった。　まずやわらかさが半端じゃなかったのと余計な香りがないこと、言葉で表せば正統派であり克つ純粋である。　それだけの商品だけあって１本の容量は150gと細くて少なめながらも、お値段も高めだった　食べて納得は後からわかるもの、不思議なほどのやわらかさとむくな食感　一度は食べていただきたい見事な一品である　

やわらかさ　１０
香り　　　　　８
甘み　　　　　８
持ち　　　　　４
総合　　　　１０点



　　　

こちらは広島県では接客が素晴らしくて人気名宿　かんぽの宿　庄原　にて購入した１本モノの淡雪である。　こちらは200gでボリュームもあり、しかも渡辺精進堂（三次）さんのよりも安い　渡辺さんの淡雪が香りをつけていない自然な味に対して、こちらのは広島レモンのような爽やかな柑橘のほのかな香りが漂ってくる　といっても味を邪魔するような度合いなどでは決してなく大人の味というのが良い表現かもしれない。　渡辺さんの淡雪とは、また一味違った風味や、味わいを感じさせてくれるのだが、これは人それぞれの好みに分かれることであろう。　冷蔵して販売しているので持ちは冷蔵で１週間くらいである。　少し価格がお得だし量もあるので、お徳感があるのは嬉しいことである　

やわらかさ　　９
香り　　　　　９
甘み　　　　　８
持ち　　　　　４
総合　　　　　９点



　　　　　　

こちらはワイン色の包装紙に包まれた　渡月堂（三次）　とげつどう　の淡雪です。　ワイン味があるのは、ここだけで、中には、ワイン味、基本味（白）、抹茶味、と３種類ものバラエティー豊かに色も美しくて良いです。　味はワインのが一番美味しく感じましたが、本物のワインを飲める方にとっては、どうも甘ったるいそうです。　私はワインの味はあまりわからず、ジュースの好きな人間ですので、このワイン味の淡雪はワインの風味が生きていて美味しく感じました。　子供さんには最も受ける味だと思いました。　甘みのあるアルコールを好まない人には、お勧めできないかもしれませんね。　ファンタグレープを飲んだ時のような爽やかな香りが食べる時にしてきます。　それと甘みが他の種類のものより高めでハッキリとした甘さを楽しめますよ。

やわらかさ　　８
香り　　　　　９
甘み　　　　１０
持ち　　　　１０
総合　　　　　９点



総評　私の中では、お値段が少し高めでしたが三次の渡辺精進堂さんの淡雪が最も美味しかったです　　ですが、好みは十人十色ですので、皆様も是非、三次や庄原（今から花の美しい季節になりますので大変お勧めですよ）には、庄原備北公園（国営）、三次ワイナリー、三次の少し南に湧永庭園（イギリスガーデンのようです）備北地区は自然美の宝庫なのですよ　　今からの季節、最高におすすめできる観光地ですので、お越しの際には是非、淡雪をお土産にどうぞ～　　本日もご拝読、誠にありがとうございました　　淡雪が食べたくなった方は下の絵柄をクリックお願い致します　

人気ブログランキングへ

追記　私がこの不思議な素晴らしく美味しい銘菓を知ったのが１０数年前のこと、お客様からの頂き物で、その素晴らしき美味しさと、やわらかさに感動　　それから包装紙を大切に今まで記念に持ち続けていたのでした（最初にご紹介した淡雪です）　　そして三次に行くことがあり念願の淡雪を食べることが出来たのでした　　広島には、お好み焼きと、あなご丼、もみじ饅頭、海軍カレーなどございますけれども・・　この三次銘菓である　淡雪を食べたことのある方は、この広い日本の中に一体、どのくらい存在するのでありましょうか　是非とも私から、あなた様に推奨したい名品でございます　　だんだん