和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

 三味線が上達するヒント

2016-07-07 12:29:52 | 日記
私は毎日、自分のブログへの検索結果を確認している  すると多いのは 三味線が上手になる方法はという検索用語である。 正直に私は独学でこれまで弾いてきたので、特別参考になるとは決していえないけれども、ヒントになればと書かせていただきたいと思います

まず唄も楽器も、なんでも同じだと思うのですが一番は人間性だと思います。 これは上達には関係ないかもしれないのですが、こよなく民謡を愛する人に悪い人などいないと思うのも、私の勝手な哲学です。 なぜ人間性が重要かと申しますと、実は、どのような音を自分にとって素晴らしい音色と感じるのか そこが大切なポイントだからなのです。

もしかしたら、あなた様が感じている素晴らしい音色が、他の人にとっては、そうでないのかもしれません。 人を引きつける音を知るには、弾く人の心の持ち方が非常に重要なのです。 人の心を大切に出来、また楽器を大切に出来、できるならばご指導してくださる方を大切にする 更には自分の生まれた土地を愛し、親をも大切に出来るような素晴らしき民謡人であれば、自然と良い音色を出せることでしょう

私は、これまでお店にて、さまざまな三味線未体験の人に弾いていただいてわかったのですが、人間に魅力ある人であれば、解放弦をたった1度弾いただけで、軟らかく清らかな魅力ある音を出せるものなのです  つまり三味線の音色は、弾く者の心、そのものといって過言ではございません。 心の持ち方や考え方は人、それぞれですが、要は、音というものは、上手いとか下手とか関係なく、技術を超越した不思議な世界があることを忘れてはならないと思うのです。

次に、基本的な良い音を出す方法についてですが 

1.まずは撥のラインと三味線の胴のラインとが平行になるように撥は振りましょう。 これは平行になればなるほど、撥が弦に対して、無駄な力が生じず  美しい音が生まれやすくなるからなのです。 弦に接する瞬間に撥の辺が弦の最も上に平行に当たってゆくのが望ましいでしょう。

2.次に確認すべきは、撥を持つ手の位置、バランスなどです。 撥には重みがあり、その重みを持ち方一つによって重心を前にも後ろにも変えることが可能です。 基本的には撥の真ん中をバランス良く持ち、撥を振る際に後ろは上がりやすく、前は落ちやすく、どちらのバランスも良い位置を探し握りましょう。 そうすることで無駄な重みを弦にかけることなく、澄んだ素晴らしい音色を生むことが可能となるでしょう 

3.次は、撥を握る手の甲の高さについてです。 この高さは、撥のふり幅を決めるものであり、初心者に多いパターンは、手の甲の位置が低すぎて、撥のふり幅が狭く窮屈になり、音はギコチナク、そして弦に撥が当たる際には、振り始めに早めに当たってしまうため、音に品がなくなり、無駄な硬い大きな音になりがちです。 これは自分がずっと、そうだったので、経験からよるものです  思い切って、手の甲は90度にしっかりと折り曲げ、少し高めの位置に上げて、撥のふり幅をしっかりと取ってくださいませ。 ちなみに隠岐の夢先生は、かなり高くて、撥が弦に当たる頃には力が和らぎ見事な品が現れ素晴らしい音を生んでおられます  高さがあるために、撥を最大限振っておられて最高に良い音を出されております(私から見ればということです)

4.構えです これがとても大切です まず守らなければならないのは、体が傾かないように真っ直ぐに見つめて  更にここが最も大切なのですが、ツボを見ないことなのです。 ツボを見ると、その瞬間、微妙に体は傾き、姿勢は崩れます  もちろん、わずかですが 最高の音を目指したいならば、一切、ツボは見ないように練習を重ねましょう 

5.押さえる指や手の使い方についてです。 基本はなるべく爪の先で押さえましょう。 上手な上級者では、指は90度以上に立っております。 以上というのは、撥側に第二間接が向くくらいに指を立てているということです。 これは私には出来ないのですが(努力してはおりますよ) 練習の時からクセをつけてゆかないと最上の音を目指すには厳しいです 

6.最後に確認するということが大切です。 出来ればビデオムービーを購入して、自らの演奏を撮影し、姿勢がちゃんと傾かずにとれているのか ツボを見てないか 音程の正確さはどうか リズムにメリハリが取れているのか などを自分で見て、感じる必要があります。 この撮影しての練習は、唄を練習する上においても有効な方法で、空いた口の形をよーく見てみてください。 口が私のように斜めに傾いていませんか これは力みによるものです  自分の音を実際に映像に納め、確認してみてくださいませ  きっと新たなあなた様の世界をかいま見れることでしょう  

本日もご拝読、誠にありがとうございました  これが一人でも多くの民謡ファンの皆様のためになることを心から望んでおります。 だんだん 

人気ブログランキングへ

和楽民謡ファンの皆様へ  いつも絵柄クリックおおきに~  嬉しいですー 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お願い (米田)
2016-07-07 19:34:13
ご無沙汰してます。いつも投稿拝見させていただいています。お願いしたいことがあり連絡しました。
返信する
それではこちらでお願いします (ゆうさん)
2016-07-08 10:07:41
和楽の会民謡専用ページという項目が左手にございます。
その一番下のページに(入会)アドレスが記載されており
ますので(フリーアドレスですが)、そちらで送ってください
ませ。

直接の場合には、大会時に渡した名刺の電話番号でおね
がい致します。 よろしくお願い致します。
返信する

コメントを投稿