和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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第7回 音戸の舟唄全国大会についての感想

2014-01-27 22:11:37 | 音戸の舟唄 (呉市音戸町)
和楽の会民謡ファンの皆様こんばんは 今夜は広島市内のネットカフェに寄りましてブログを更新させていただきます ゆうさんパソコンは無残にも故障してしまいましたー 長い間本当にお疲れ様でしたと頭をなでなでしてあげたい心境です パソコンくんあなたの有難さが今、わかります

さて、2014年 1月26日に呉市は音戸公民館ホールにて開催されました第7回音戸の舟唄全国大会は無事に全ての部門の競技を無事に終えました。 和楽の会民謡の会主でございます 私、島本ゆうさんは昨年の大会で夢だった決勝の舞台に初めて立ち 思わぬ見事な賞まで頂けまして 涙、涙の表彰式で舞台の上は洪水になる勢いでございました

そのこともあってか今年はすごい重圧でして その重圧に私は意外にも・・ いろいろな方々から「今年は優勝しかないですよね」って声を掛けていただきましてね・・ いやー 僕みたいなど素人が、そのような歯が浮くようなかゆい言葉をささやかれますと駄目ですよね^^ 今年になってから・・ 頭の中のどこかの回路が故障してしまいましてね このように答えるように変わってしまっていたのでした 「優勝するのは私しかいません

こう答えるのが実はもっとも相手の方が笑って笑顔になってくれたんですよー だから勝負が早くて楽だから・・ この答え方にいつの間にか変わっておりましたもの そしたら前夜練習中に心の大師匠でございます 赤田先生より直接お電話をいただきましてね 「島本さん、あなた明日は頑張りなさいよー」っておっしゃりますから・・ また私は言ってしまったのです  「先生、優勝は僕しかいませんから月曜日の朝刊を見逃さないでくださいませねってね(笑) 私はどうもいつも普通ってのが嫌なタチでしてね  人が笑ってくれることが好きなんですよ  赤田先生は案の定、大笑いして苦しそうな勢いで笑っておられましたよー 周りで練習をしていた島根県の3人衆も・・ また島本さん節が始まった^^ってきっと心の中で微笑んでくれてたことと推測致します^^v

大会のことに入らせていただきますが・・ その前に・・ 私は大きなことを言い過ぎて・・ 実は大会の前夜、プレッシャーの重圧により目が冴えてしまって 全く眠れないんです 結局、深夜の2時から朝5時半までの3時間半しか眠れませんでした まぁこれも長い人生におきましては大切な経験でしょうね~ そして大会ですが、今年は大変レベルが高くて、特に県外の競技者さん達が決勝に多く残る結果となりました。 一般の部総勢113名中、広島県内は85名、島根県3、岡山3、兵庫9、香川1、大阪1、愛知1、福岡7、大分1、宮崎1、熊本1(県外28名でした) あとジュニアの部がこれまたすごいレベルの向上でして(汗) 大人顔負けに迫る勢いのレベルアップでございました。 今年も前年のジュニアの優勝者が連続で覇者となり最優秀賞に輝きました(岡山県 菫さん)

一般の部門についてでございますが、我が和楽の会民謡の会員から私と岡山の菫さんのお母様の則子さん、それに春コンサートの助っ人ゲストを勤めてくださった島根のコバさんの3名が決勝に残り嬉しく思いました。 島根からやって参りました3人衆の中に隠岐しげさ節上級三味線のみやざこさんが去年に続きまして今年2度目ですばらしくも初の決勝進出者となりました。 そして寝不足な私も、信じられないことに去年と連続で決勝に残ることができました(県内では1名のみでした) あとの9名のみなさんは全てが県外の競技者さんで本当に素晴らしい唄ばかりでございました。

今年の私は決勝になんとか残れたものの表彰には入れませんでした。 ですが去年、素晴らしい舞台マナーを披露してくださりました兵庫県の民謡講師の竹田真理子さん(しげさ中級優勝者)が去年の決勝に引き続きまして見事に日本一の栄冠の頂きに輝かれました 誠におめでとうございます 2位優秀賞には、島根県 こばさん(和楽助っ人、隠岐しげさ上級者)3位優秀賞には、岡山県 菫さんのお母さん(春コンサート、日向木挽唄、久留米そろばん踊り) でした本当におめでとうございました

次に自分の反省点と優勝者の唄との比較を自分なりに分析致しましたので、述べさせていただきたいと思います。
私の唄ですが、今年は力みが多く入ってしまいました。 前年2位の位置の大きな賞に輝いたことにより重圧に惑わされました(良い経験になりました) 力みが入り、肩が上がったり下がったりし → それに釣られて腕がブランブラン揺れておりました。 このような乱れる姿勢では決して良い結果にはなりません。 高い点を取りたいとの意識がどうしても表れ → 強い声を出さなければならないと思い込み → 音程や声量が安定せず → 発声が苦しくなり → 表情や姿勢が見事に崩れておりました = ですが、それでも決勝に広島県内で1人だけ私が残れたということは非常に不思議であり、また頑張らねばと心から思いました。 それと強調して述べたいことがございます。 唄の味わいが私の中で最も平均的に高かった団体は、やはり地元の音戸の舟唄保存会の皆様でした 全ての方に独特の味があり、練習量をしっかりとみんな一緒にこなされているということが非常に伝わる素晴らしい舟唄でございました。 決勝に残る、残らない・・ 本来、民謡には関係のないことだと私は思う。 民謡というものは、自分で味を作り表現するところに趣がある。 自分らしい舟唄を目指すところに最大の楽しさがあるのだと理解しているのでございます。

次に最優秀賞を見事に取られた兵庫県の竹田真理子さんの唄について感じたことを述べさせていただきます。 優勝者の歌い手さんの姿勢は直立不動で美しくて本当にため息がこぼれそうになるほど見事なものでした。 決して迫力を求めず、あくまで6~7割まででちゃんと意識して抑えられてるかのように私には見えました。 よって唄に余裕が生まれ、大変美しい揺りが入っており、聞く者の心の中に染み込んでゆくような浪々とした見事な舟唄でございました。 よく民謡仲間が言うのです「競技では声量がないと勝てない」のだと・・ がしかし、今年の彼女の唄から私はその声量を実はあまり感じなかった。 何よりも余裕を持ち、音程を安定させ、揺りを随所に入れ情調が出て素晴らしかった。 直立する体は全く微動だにしなかった。 これが日本一になられた方の唄なのだと納得させられました。 ですが彼女の唄は、お手本にはならないだろう(褒め言葉のつもりです^^)・・ 私の単純明快な簡単な歌い方ではなく・・ 揺りがほぼ全てにおいて入っており、細かい節回しはさすがであった。 そのような技を身につけるのに、いったいどれだけ各地の大会に参加され練習を重ねてこられただろうと考えると少しぞっとする。 日本一になるためには、人の創造を遥かに超える以上の練習の積み重ねと幅広い人生経験も必要であると私は考える。 来年の大会で今年の優勝者は朝一番でもう一度、唄を披露しなければならない・・ 私は、その彼女を唄を聴くために朝一番から必ず会場に向かうだろう。 その唄の中にその人間の人生経験や備えている器が唄ににじみ出てくるのが本当に嬉しく聞き応えがあるから私は聞きたい。

その聞く側もさまざまな人生経験を積んでいないと、歌い手の深く素晴らしい心は響いては来ない・・ 理解できる器がないのである。 つまり民謡を楽しむためには、楽しさ、悲しさ、辛さ、全ての経験を広く味わっておく必要がある。 だから人間である以上、自分のできる多くのことを生きているうちに経験してゆくことが結局は自分の器を広く伸ばせるのである。 夏には泳ぎ、秋には山に登り、春にはサイクリング、やってみたいことはなんにでも挑戦してみましょう。 そうするとあなたに今まで見えなかった何かが違う美しい形で見えてくるようになる。 民謡も同じで練習だけでは駄目だ。 遊ぶことが意外に重要である。 できれば靴を履き外に出たい。 しかし最近はPM2.5で外気が悪くかすんでいることが時折あるので喉を壊さないように細心の注意が必要だ。 特に5月に開催される 隠岐しげさ節全国大会の時期の前は中国から飛んでくるので注意が必要である。 外出の際にはマスクを着用したいですね それではそろそろ私は江田島に帰ります ネットカフェでしか今は更新できないのですが・・ 携帯から更新できるようにトライしてみようと思っておりますので・・ またチェックをどうぞ宜しくお願い致します ファンの皆様、ご拝読、閲覧、誠にありがとうございました

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