a-stormのblog

日々の出来事等、とりとめのないことなど、できるだけ色々と書いていこうと思います

CentOS8 を インストールする

2021-04-04 19:05:58 | コンピュータ

0. インストールするPC

EPSON Endeavor NA601E

CPU: Intel Core i5-3337U CPU @1.8GHz

Memory: 4096MBytes

HDD: HGST HTS545025A7E380

BIOS: AP4U-0213-FM5

 

BIOSを設定する: 起動時にF2を押す

Boot Selection: ESC

 

2.インストールの準備

(1)インストール用ISOファイルをダウンロードする。

http://isoredirect.centos.org/centos/8/isos/x86_64/

ここから、お好みのサイトを選択し、必要なインストール用ISOファイルをダウンロードする。

今回インストール時にネットワークが利用できるのと、USBメモリの容量が大きくない(4GB)ので、minimal.iso を利用する。

CentOS-8.3.2011-x86_64-minimal.iso をダウンロードする。

 

(2)上記ファイルを、Rufusを使って USBメモリに書き込む。

(3)PCを、(2)で作ったUSBメモリからブートする。

EPSON Endeavor N601E の電源を入れ、ESCを押し、USBメモリから起動する。

 

3. インストール

(1) CentOS8 Install を選択し、インストーラを起動する。

インストールに必要な項目を設定する。

HDDのパーティションはAutomaticを選択。

インストールするリポジトリのURLは、

http://ftp.riken.jp/Linux/centos/8/BaseOS/x86_64/os/

GUIを使いたいので、Software は Workstation を選択。

 

(2)インストール完了後、License Agreement に 同意する(I accept the license agreement.)→ Finish Configuration.

 

4.インストール後のセットアップ

(1) X-Windowj (GNOME) のキー設定を変更し、CapsLockとControlを入れ替える。

#gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:swapcaps']"

ついでに、X-Windowsでない時のキーも、CapsLockとControlを入れ替えておく。

https://blog.goo.ne.jp/a-storm/e/9d9e213506c1459c3a481d2ed289d713

 

5. ソフトウェアの追加インストール

iperf3 ; ネットワークのスループット測定用ツール

# dnf install iperf3

 

 

 


StarTech USB ADAPTER (PS/2→USB変換アダプタ) GC46MFKEY が使えない

2021-04-02 02:27:18 | コンピュータ

StarTech USB ADAPTER (PS/2 → USB 変換 アダプタ) GC46MFKEY が使えない

In English

古き良きPS/2キーボードを、モダンなPCのUSBポートにつなぐため、PS2→USBの変換アダプタを購入した。

StarTech社 の GC46MFKEY というやつだ。

ところが、ところが、どうやっても使えない。

Windowsのデバイスマネージャから見ても、

不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)

と出ている。

PCはWindows10 の ThinkPad X1 Carbon (2018)。

いや、PCやOSはここでは全く関係ないのだが、一応書いておく。

もう一個、普通の人が想像する、PS/2→USBアダプタがあって、こちらを使うとうまくいく。

うまくいく方の型番は、ForYou Inc社の FUX-PS2/B。

こちらはWindowsのデバイスマネージャから見てもキチンとUSBキーボードとして認識している。

ところが、StarTechのやつは認識してくれないし、ドライバを探そうにも、ベンダID、デバイスIDが取れていない。

 

さて、色々と調べた結果、

コイツはPS/2キーボードを、USBに変換して繋げてくれるものではなさそうだ。

正確に言うと、物理的な形状をPS/2からUSBに変えてくれているだけで、信号レベルの変換はしていない模様。

(個人の想像です)

 

Amazonのレビューでもコキ下ろされている。

Amazonの商品説明にはこう書かれている。

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PS/2対応キーボードをUSBに変換するアダプタ。USB-Aコネクタ(オス)と6ピン(PS/2)ポート(メス)が付いており、USBポートを介してPS/2キーボードをコンピュータに接続できるようになります。

このPS/2キーボード - USB変換アダプタは、高い信頼性と費用対効果を実現するよう設計されており、StarTech.comの全使用期間保証が付いています。

以下の事項にご注意ください :
本製品はPS/2 - USB変換アダプタが付属品として含まれていたキーボードのスペア交換アダプタとして使えるように設計されています。お使いのキーボードに変換アダプタが付属していなかった場合、StarTech.comの USBPS2PCをお試しください。

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これで何か分かるだろうか。

私の理解では、行間を読んで、

--------

これは、PS/2とUSBの両方に対応したキーボードのPS/2の形状をUSBの形状に変換するアダプタです。

これは、信号レベルの変換を行っていません。

よって、キーボード側で接続されたポートがPS/2かUSBかを判断し切り替えられる機能を持ったキーボードでのみ使えます。

PS/2のみに対応したキーボードでは利用できません。

PS/2のみに対応したキーボードをUSBに変換して使いたいなら、信号レベルの変換機能を持った、USBPS2PCをお使い下さい。

--------

って読まないといけないみたいだ。

 

なお、Wikipedia PS/2コネクタ によれば、親切に以下のように書いてある。

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PS/2との両対応を謳ったUSBキーボードやUSBマウスは一般にPS/2コネクタに接続するための変換アダプタが付属するが、アダプタは物理的な接続のみをサポートし、プロトコルの変換を行うわけではなく、PS/2コネクタがUSBとも、USBのHIDデバイスとも互換性があるわけではない。接続されたバスの状態から、キーボードや、マウスのコントローラが接続先を認識し、実際の振る舞いを決めている。以上のような状況から、アダプタは固有の商品に対するオプションや、添付品など、その接続の対象は限定され、汎用のものではないことには注意が必要である。明示が無くとも、使用できるケースもあるものの明示された組み合わせ以外での使用は「保証外」である。また、PS/2専用の古いホストではタイミングや初期状態等の仕様の違いにより、動作しないケースもまれに存在する。そのような場合は実際に信号を変換するアダプタ[1]を挟む必要がある[3]

逆にPS/2接続のキーボード・マウスをUSB接続に変換するアダプタもあるが、こちらはアダプタ内で信号を変換する回路を搭載する汎用品であるため、逆の変換アダプタと比べて大掛かりなアダプタになっていることがある。

--------

 

要するに、普通のPS/2キーボードをUSBにつなぎたい、って用途には利用できません。

 

 

 

 

 

 


HP Stream 11 y-003TU をセットアップする

2021-03-15 11:07:30 | コンピュータ

■Memo

BIOS設定:起動後すぐ ESC -> Menuで F10を選択。

デフォルトで0秒になっているので押せるタイミングが短い。

BIOSで5秒位にしておくとよい。

UEFI診断ツール:起動時にすぐF2 

 

■手順

Windows7をリカバリする

時刻を合わせる

WindowsUpdateを行いたいが、SSL設定が古くうまくいかないので、まず、WindowsUpdate Agentをインストールする。

Google Chromeをインストールする(お好みで)

HP Supportに接続し、製品を検出させる。

BIOSをアップデートする

HP各種ツールをインストールする(HP Support Assistant)

BIOS

#1

HP Stream Laptop 11-y0xx

BIOS: F.30

 

#2

HP Stream Laptop 11-y0xx

BIOS: F.04

BIOS: Battery: 

    Location Primary

    Device Name PO02037

    Manufactuere 333-1C-3D

    Serial Number 01220 8/15/2016

    Capacity 37696 mW.Hour

    Voltage: 7600 mV

    Chemistry LION

Win10 Taskbar 電源に接続、充電していません

HP Battery Check: 100%

 


Windows10 キーボードのカスタマイズ: Ctrl とか CapsLock とか Ctrl-hとか

2021-03-09 18:32:40 | コンピュータ

1.Control(Ctrl)キーとCapsLockを入れ替える

---> ChgKey を利用する

 

2.Ctrl-h が入力されたら、Backspace とする

---> AutoHotKey を利用する

 

こんなファイルを AutoHotKey Script.ahk という名前で保存して、

c:\Users\xxx\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

フォルダに配置し、Windows起動時に自動的に読み込まれるようにする。

--------

#NoEnv  ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases.
; #Warn  ; Enable warnings to assist with detecting common errors.
SendMode Input  ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.
SetWorkingDir %A_ScriptDir%  ; Ensures a consistent starting directory.

^h::Send, {Backspace}
^b::Send, {Left}
^f::Send, {Right}
^n::Send, {Down}
^p::Send, {Up}
^e::Send, {End}
#^a::Send, {Home} ;disabled (used for select-all)
^d::Send, {Delete}
^k::Send, {Shift down}{End}{Shift up}{Backspace}
^m::send, {Enter}

--------

 


lenovo G580 (note) を使えるようにする

2021-02-12 13:53:01 | コンピュータ

Lenovo G580

TYPE 2689

BIOS (before) 62CN41WW -> 62CN44WW へアップデート

HDDをSSDへ: Western Digital WD3200BPVT (320GB) -> ADATA ASU650SS-240GT-REC (240GB)

Windows10 のインストールを行う。まずはライセンスキー無しで登録して後でライセンスキー入力と認証を行う。

インストール時、Microsoftアカウント(オンラインID)の登録を求められるが、ローカルアカウントで登録したい。

やり方は、ネットワークにつながないでセットアップを進めればよい。

ローカルアカウント登録後に、ネットワーク接続を行う。

認識されないデバイスが2つあるので、以下のドライバーをインストールする。

(1)PCI シンプル通信コントローラー

Intel マネジメント エンジン インターフェイス (MEI) ドライバー Windows 10 (64bit) - ノートブック

https://pcsupport.lenovo.com/jp/ja/downloads/ds503960-intel-management-engine-interface-mei-driver-for-windows-10-64-bit-notebook

 

(2)Microsoft ACPI 対応埋め込みコントローラー

Lenovo エネルギー マネジメント Windows 10 (64bit) - Lenovo ideapad 330-14IGM, 330-15IGM

https://support.lenovo.com/mn/ja/downloads/ds502422

 


Windows7 クリーンインストール後、ライセンス認証がエラーになる

2021-01-19 15:24:03 | コンピュータ

エラーコード: 0xC004C008

        ライセンス認証サーバで、指定されたプロダクト キーは使用できないことが判明しました。

 

Windows7 のセキュリティ関連のソフトが古すぎるようだ。

時刻を正しく合わせた後、Windows Update Agentをインストールし、Windows Update を行う。


CentOS 8ユーザの今後について

2021-01-19 10:13:10 | コンピュータ

CentOS 8を使っていたユーザが、今後新たにサーバを立てる場合、どのOSを選択すれば良いかについて考える。

OSの運用技術を身に着ける上で、ビジネスユースで主流となりそうなOSを選択したい。

 

1.CentOS系を利用する

(1) CentOS7を利用する

CentOS7は2024年6月までメンテナンスされる。既存ユーザはそれまでに移行を考えればよいとして、これから新規に利用開始する場合は新しいOSにしたい。

コマンド体系等も新しくなっているので、新しい技術を身に着けたい。

既存のCentOS7と運用を合わせたい場合はCentOS7を選択する事で良いかもしれない。

 

(2) CentOS8を利用する

せっかく出たCentOS8だが、2021年12末までのメンテナンスとのことなので、寿命が見えており、新規に利用開始するのは避けたい。

 

(3) CentOS Streamに移行する

今後、ビジネス利用の主流になっていくのであれば、Streamに移行するのが良いが、CentOS系のコミュニティがどうなっていくのか分からない点が不安要素。

 

(4) Fedra

RedHat/CentOS系では脆弱性対応も早く良さそう。

 

(5) RedHat Enterprise Linux (RHEL) (有料)に移行する。

費用が払えるならいいのかも。繰り返しになりますが、有料です。

 

2. CentOSより分離した、CentOS後継OSを利用する

(1) Rocky Linux

今後の動向が不明。

 

(2) AlmaLinux (CloudLinux社の Lenix Project)

今後の動向が不明。

 

 

3. CentOS以外

(1) Ubuntu

現在最も人気のあるディストリビューション。

参考書や、Web上の情報も多く、有力な選択肢の一つ。

 

(2) Debian系

候補の一つ。

 

(3) Gentoo Linux

最近、脆弱性対策をやってきていて思うのは、ソースコードレベルで対応しているが、各種ディストリビューションレベルで対応が遅れる事があるという事。

自分でビルド(コンパイル)すれば問題無いので、ローリング・リリース方式のディストリビューションがうらやましく思える。Arch Linuxとか。

サーバの性能も上がってきており、ソースが提供されていればビルドする位どうってことない。

ビルドするコツさえつかめばコマンド一発で済むような気がする。

標準で systemd対応しておらず、systemd化したいなら、自分で頑張らないといけない事が玉に瑕。

 

 


dd / gzip で HDDのバックアップ

2021-01-05 11:14:55 | コンピュータ

clonezilla がどうしても起動しないので、dd, gzip でバックアップ。

(1)バックアップを保存するHDD(NTFS)を接続 -> /dev/sdc1 とする

(2)systemrescuecdでブート

(3)バックアップを保存するHDDをマウント

# mkdir /tmp/bak

# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /tmp/bak

(4)バックアップ取得

# dd if=/dev/sda bs=64k status=progress | gzip -c > /tmp/bak/xxx.gz

 

(5)リストア手順(メモ)

# mkdir /tmp/bak

# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /tmp/bak

# gunzip -c /tmp/bak/xxx.gz | dd of=/dev/sda bs=64k status=progress

 


HDDを完全消去する(色々+消去時間測定)

2020-12-27 18:54:01 | コンピュータ

HDDを完全消去したい。

要件としては、

(1)乱数、または、ゼロを書き込む(1回で十分)

(2)途中の経過時間、終了予測時間を表示して欲しい

(3)処理時間が速い事

 

(1)は1回書込みでは不十分という声があるかもしれないけど、どういう攻撃者を想定しているのかの議論が必要だ。

個人のHDDであり、電子顕微鏡みたいな数千万円するような大掛かりな機器を使って、残留磁気を1ビットづつ解析するような攻撃者を想定していないので、1回で十分とする。

企業の漏洩してはいけない情報や、国家機密、軍事情報等は、十分な回数の消去を行って下さい。

以下、時間を測定しました。

 

【測定環境】

1.PC        Lenovo G580

        CPU Intel Celeron B820@1.70GHz

        Memory 4096MBytes

2.HDD

        Western Digital WD3200BPVT - 24JJ5T0, 320GB, SATA, 内蔵

3.Software

(1)DBAN (乱数又はゼロ); Bootable CD/DVD

    メルセンヌ乱数、1回、Verify無し

    Quick Erase(ゼロ)、1回、Verify無し

    UEFIに対応していないため、最近のPCでは使いづらい

 

(2)shred (乱数 又は ゼロ) ;  Linux (例えば SystemRescueCD)

    # shred -v -n 1 /dev/sda (乱数1回、ゼロ上書き無し)

    # shred -v -n 0 -z /dev/sda (乱数0回、ゼロ上書き1回)

 

(3)dd (/dev/urandom 又は /dev/zero) ; Linux標準コマンド

    # dd if=/dev/urandom of=/dev/sda bs=64M status=progress

    # dd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=64M status=progress

 

(4) fromat ; Windows標準コマンド。formatコマンドでも/p:0でゼロフィルしてくれるようだ。

c:\> format z: /fs:ntfs /p:0

 z: ドライブレターを指定する

/fs:ntfs   ファイルシステムとしてNTFSを指定する。他に、MO光磁気ディスク /fs:fat32、/fs:fatなど

 /P:count        ボリュームのすべてのセクターを 0 にします。この処理の後、
                  ボリュームが、"count" の回数だけ毎回異なる乱数で上書き
                  されます。"count" が 0 の場合、すべてのセクターを 0 に
                  した後にそれ以外の上書きは行われません。このスイッチは、
                  /Q が指定されていない場合は無視されます。

                 (訳が間違っている? /Q(クイックフォーマット)が指定されている場合は、

      /Pオプションは無視されて、クイックフォーマットになります)

 

(2), (3)はsystemrescuecd を利用しました。ベースはArchLinuxっぽいです。

Windowsのツールも追記しましたが、時間測定までは行っていません。

追記:

format コマンドの他、diskpart clean all や、cipher コマンドでも消去(ゼロフィル、乱数書込み)ができるようだが、

・ドライブ指定を間違えないようにしたい。難しい操作は避けたい。

・消去中の進捗状況(%)が見えないと、進んでるのか、いつまでかかるのかが分からない

ことから、format コマンドで実行するのが良いと思います。

大容量HDDで1晩かかっても終わらなさそうな時は、適当な大きさで、パーティションを分け、パーティション毎にやっています。

 

 

4.測定結果

(1)-1 DBAN 乱数1回         91分0秒

(1)-2 DBAN  ゼロ1回        82分00秒

(2)-1 shred 乱数1回        110分38秒

(2)-2 shred ゼロ1回         82分02秒

(3)-1 dd 乱数1回            110分56秒

(3)-2 dd ゼロ1回             82分32秒

 

5. 評価

一番速いのはDBAN。次は、shred ≒dd ほぼ同じ。

乱数とゼロでは、ゼロの方が速いようです。

        ゼロ書き  65MBytes/s

        乱数書き  58MBytes/s(DBAN), 48MBytes/s(shred/dd)

1TBなら、DBANゼロ書きで、4時間15分位かかる。

HDDの接続インタフェースが速くなったり、PCが高速ならもっと早くできるのだろう。