最近、新聞や雑誌で「フェアートレード」(fare trade) の文字を見ることが多くなりました。今朝の新聞にもフェアートレードの記事が載っていました。
おいらが、フェアートレードを目にしたのは何年前だっただろうか?
フェアートレードとは、直訳すれば「公平な貿易」ですよね。 経済的にも社会的にも弱い立場の発展途上国の人々が作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みのようです。 海外援助活動のようにも思えますね。
これって海外の途上国の事のようですが、日本国内でもフェアートレードがあってもいいんじゃないかと思うんですが。
昨年は、大きな地震もあり、なにかと天候不順が続いて、農家にとっては厳しい1年であったようにも思えます。その為野菜の値段が高騰したり、ポテトチップスにするジャガイモが足らなくなったりと、さまざまな問題が発生しました。
都会では、スーパーで売ってる大根やキャベツが5割も6割も高くなって、生活が苦しくなったと嘆いている新聞記事を見ることも多くありました。
でも、どんなに野菜の値段が高くなったとしても、それで農家の手取りが増えたというわけではありません。むしろ多くの手間をかけて努力して育てた農作物が不作となり、農家の経営も苦しくなったというのが現実じゃぁないでしょうか?
高くてもできるだけ買ってあげようとすることが、農家の方々を支援することになり、これもフェアートレードと言ってもいいんじゃないかと思うのですが。
「自分さえ良ければいい!」という考えでは、誰も幸せになれないんじゃないでしょうか?
おいらも、ただ安ければ良いというのではなく、生産者や消費者がお互いの立場を思いやって、助け合っていくいうようにありたいものです。
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