2年程前は、田んぼへ肥料を散布するのに、「肥料散布桶」を使用していました。肩掛けベルトが付いていて、タスキ掛けをして手で散布するPE製(プラスチック)の桶で、サイズは約45cm×30cm×高さ20cmで17リットルくらい入ります。
広い大きな田んぼを作られている人は、トラクターの先端にオプションで肥料散布用のボックスを装着して、楽に肥料散布されていますが、うちの田んぼは、小さくて変形しているので、手作業での肥料散布をいまだにしています。
昨年より、使用しているのが写真のように、背中に背負えるタイプの道具です。これも、容量は約17リットルです。粒状のものは散布できますが、粉状のものは、これでは散布できません。桶をタスキ掛けにするより、この背負える方が楽です。背中の袋から、プラスチックの筒を通して散布するのですが、直接手で肥料を触らないので、手は汚れませんが、量の感覚が手でつかめないので、筒先から出る肥料の量を見て筒の振り方で調整しなければなりません。筒には、出す量を調整できるレバーが付いていますが役にたちません。いつも全開です。
この背負子になっている肥料散布の道具は、近所のおじいさんからもらったものです。購入すると1万円近いものらしい。近所のおじいさんは、楽だろうと思って購入したが、昔ながらの手で肥料を撒く、手で量を感じながら撒く方が良いとの事。また、年には勝てなく植え付けする田んぼを減少させたので、「使って見ろよ! わしにゃ 使いにくい。」と言ってもらった道具です。
これを昨年より使っています。1トンを越える肥料が、本日で、ほぼ終わる事ができ感謝いたします。
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