わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

「わくわく」で行こう! 「わくわく」を感じる生き方。ちょっとした「わくわく」が人生を楽しくさせる。

わらび

2009年05月04日 23時01分39秒 | 薬草、野草関連。
 
 朝からパラパラと雨が降っています。
降るんならもう少したくさん降ってもらいたいのですが、思うようにはいきません。

 ゴールデンウィークは予定がびっしりで、することがたくさんあります。そんななか、わらびを採りに行きました。 こちらの方では、わらび採り(わらび狩り?)のことを「わらびをひきにいく。」、「わらびひきにいく。」なんいて、お年寄りなんかがいいます。どうしてなんかは、さっぱりわかりません。 地元の人にわらびについて聞いてみると、今年は少ないとのことです。天候が良くないと言われる人がいました。急に暑くなったり寒くなったりしたことと、湿り気(雨)が少ないからじゃないかとのことです。

 ワラビはシダ植物の1種で、代表的な山菜のひとつに数えられています。
 そんなワラビには、毒性があるため生のままでは食べることができません。あく抜きが必要なんです。そんなことは、多くの人が知っていますが、どうやるかは意外と知らない人が多いんですよ。また、あく抜きを面倒くさいという人が多いです。
 我が家では、伝統的な調理方法、熱湯と良質な灰を使ってあく抜きをして無毒化しています。(特に灰はワラのもので、灰が白くなるまで燃やしたものを使います。) 一般的には重曹を利用され人が多いようです。また、塩漬けでも無毒化されます。

 あく抜き手順は、
 ■わらびがすっぽりと入るぐらいの耐熱性の入れ物(鍋やステンテスボールなど)を用意して、たっぷりと浸るくらいの水を沸騰させます。

 ■入れ物に採ってきたわらびを入れて、すぐに灰または重曹を大さじ1杯ぐらい振りかけます。

 ■その上から、沸かした湯をかけます。(全体に灰または重曹水が馴染むように上下をかえす。)

 ■一晩置いておく。 (わらびが水面から出ないようにする。)

 ■そのあと洗って、きれいな水に換えてそのまま水に漬けて冷蔵庫で保存する。
 毎日水を取り替えれば、1週間位持ちます。 あまり長く置くと、風味が落ちてしまいます。


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