

山で採れる「山芋」に対して、里で栽培されるため、この名が付いたようです。親芋の周りに小芋、孫芋ができることから子孫繁栄の縁起物とされています。
貯蔵したものが年中出回りますが、岡山県内では主な産地の新見市や奈義町で10月~11月に最盛期を迎えます。
芋類の中ではカロリーが低く、塩分を体外に排出するカリウムを豊富に含んでるようです。
スーパーなどでは、1袋(約400g)で180円~250円で例年並みのようです。 市場の流通量は9月の多雨のためか例年より若干少ないようです。
◇きぬかつぎ◇
子芋や孫芋を皮ごとゆでたり、蒸したりした後、塩をふる料理。 ほくほくとした素朴な味わいに仕上がる。皮のついた様子が、平安時代の高貴な女性が顔を隠すのに使った「衣被(きぬかつぎ)」に似ており、この名がついたようです。
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