ゴールデンウィーク、5月5日の端午の節句にはかしわ餅を食べる習慣がこちらの里山にもあります。
でも、カシワの葉を使っていません。スーパーで売られているのは、ギザギザの葉っぱのカシワですが、山に自生している丸い形をした「かたら」とか言われるサルトリイバラの葉っぱです。
子どもの頃は、かたらの葉っぱをかしわ餅の葉っぱと思い込んでいました。
最近では、丸い葉っぱのかたらで挟んだかしわ餅を売っている店もあります。
店先に並ぶのを待つだけじゃなく、自分の足で野山を歩き、季節を感じながら作って食べることを忘れないようにしたいものです。
■材料(8個分)
・上新粉 150g
・白玉粉 30g
・砂糖 20g
・塩 ひとつまみ
・湯 1カップ以上
・かたらの葉っぱ 大き目8枚、小さいのだと16枚
・あんこ 120g
■作り方
1、耐熱容器に粉と砂糖、塩を入れて混ぜ、ぬるま湯を注ぎ、菜箸を4,5本束ねて混ぜ、トロトロの状態にする。
2、滑らかになったら電子レンジに入れて約2分加熱する。
3、いったん取出して、木べらでよく混ぜ、再び電子レンジで2分加熱する。
4、水分が飛んで、透明感が出たら水を付けた麺棒で、餅をつく要領でしっかりつく。
5、粗熱が取れたら濡れ布巾に包んで手でもみ、耳たぶくらいの軟らかさになったら8等分して餡を包み、湯に通したかたらの葉っぱで挟む。
6、蒸し器で約5分蒸らす。
我が家では、電子レンジを使わない、昔ながらの蒸し器で作っています。
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