わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

「わくわく」で行こう! 「わくわく」を感じる生き方。ちょっとした「わくわく」が人生を楽しくさせる。

菱餅

2009年02月25日 22時43分11秒 | 米関連。
 
 最近、雨の日が多いですね。今週は雨や曇りの天気が多いようです。気温も高く雪はもう降らないのだろうか? 

 ごたぶんにもれず、我が家もお雛様が飾られています。雨水(うすい:2月18日)の日に、お雛様を出しました。
 雨水は二十四節気の1つで、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころです。昔から農耕の準備を始める目安とされていました。お雛様もこの日から飾るといいと言われているようです。

 まー、それはさて置き、我が家にも小さいですがお雛様を飾っています。小さい家には、小さいお雛様がお似合いですよ。見え張って7段飾りのでかいお雛様だと、出すのも大変ですが、片付けるのも大変ですからね。小さなガラスケースのお雛様なら、一発で出して飾れるし、片付けだって簡単ですよ。(貧乏人の言い訳か?)

 今日、「お子さん達にどうぞ。」と、もらったのが写真のひなあられです。
これこれ、このひなあられの袋は、雪洞(ぼんぼり)の形になっていて、お雛様の絵も印刷されている。このあられを飾っておくだけでもいいんじゃない? 片付けも胃袋にしまうので簡単でしょ。

 あられもいいけど菱餅。
 菱餅は菱形になっているから菱餅と思っていたんですが、それだけじゃないようです。 菱餅を作ろうと思って調べて見たんですよ。
 菱餅は赤・緑・白の三段重ねからなり、大昔の宮中から赤にはクチナシ、緑にはヨモギ、白には菱を混ぜ飾られていたようです。
 クチナシは魔よけの意味があります。ヨモギは邪気を祓うという意味があるそうです。菱は子孫繁栄や長寿で居られるという節があります。どれも薬用の野草を用いていたようです。
 赤は桃の花、緑は草餅、白は白酒を表しているという説と、白は雪で覆われた大地、緑は雪解け後の新しい芽吹き、そして赤は美しい桃の花が咲く様子...つまり「春」を意味する色という説があるようです。餅が菱形なのは、大切な心臓を表しているとも言われ、邪気を払おうとする強い気持や、娘の無事の成長を願う気持のあらわれとも言われているようです。

 そう言えば、おいらが子どもの頃は、池で菱の実を採って食べていたなー。
そうそう、佐賀県には、菱で作った焼酎がありますね。ひな祭りには、白酒より菱の焼酎がいいかも。


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