

ある調査によると、保存して痛ませた食材の1位は「野菜・葉菜類(ほうれん草・ねぎ・キャベツ・玉ねぎなど)」(34.3%)だそうです。
乾燥に弱く、しなびやすい葉菜類の野菜を傷ませてしまった方が多いようです。 次いで2位には「果物」(29.5%)、3位は「野菜・果菜類(トマト・なす・ピーマン・ブロッコリー・そら豆など)」(23.4%)で、野菜と果物がほとんどのようです。
さて、原因というか理由なのですが、「保存していたことを忘れてしまっていたから」(66.0%)が1位で、2位には「たくさん買いすぎてしまったから」(42.2%)、そして3位には、「その食材がどのくらいの期間、傷まないかの知識がなかったから」(16.3%)とのことです。
多くの人は忘れるくらいたくさんの食材を買いこんでるようですね。
食材によって、適切な保存方法があるようですが、いちいちそんなのしてられないくて、とりあえず安いときにまとめて買ったりするから痛んでしまうんですかね。
野菜の場合の保存方法は、例えばアスパラやねぎなど立った状態で成長する野菜は、立てて保存することがおすすめだとか。
こうした野菜は、収穫してからも立とうとする力が働くので、寝かせて保存すると余計にアミノ酸や糖分などの栄養素を使ってしまうため、その分おいしくなくなってしまうと言われています。
キャベツは芯を下に、きゅうりはへたの部分を上に、というように育ったときに近い状態にして保存すると良いでしょう。
葉もの野菜(葉菜類)は、密閉して包むと呼吸ができなくなってしまうので、ふんわりと袋に入れて保存することが大切です。ただ、乾燥に弱いからと葉の部分を湿らせると傷みやすくなりますから、ご注意ください。
水分の多いきゅうりなどの野菜も、表面が湿っていると傷みやすいので、水気を取ってから保存するようにしましょう。また、大根は、葉付きのままだと葉が栄養を吸って、大根の中にスが入ってしまうので、葉を取ってから保存すると良いですね。
ちょっとした工夫で、野菜も長持ちするようになりますよ。なんて言われても、そのちょっとがなかなか出来んのよね。
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