わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

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スイカを食べると、夏バテ予防になるの?

2011年08月12日 23時46分44秒 | 果物関連。
 

 夏も後半に向っています。
 今が旬の夏の定番と言えば、スイカでしょう。 そのスイカが、夏バテ予防にも効くそうですよ。

スーパーなどの店先には、良く熟れたスイカが並んでいるのを見かけます。大人になると、食べなくなる人もいますが、子どものころには夏休みといえばスイカというぐらい、よく食べていたんじゃないでしょうか?

  スイカは、果肉の90%以上が水分でしょう。冷えたスイカをほおばると、甘い果汁がたっぷりとのどを潤してくれます。暑い日には、たまらないおいしさですよね。
「水分たっぷりのスイカだけど、特に栄養らしきものはない。」と思っていましたが、実はスイカには、夏にこそ摂取したい栄養素がいろいろと含まれているそうです。

古くから、スイカには利尿作用があることが知られているようです。 スイカに含まれるカリウムやシトルリンなどの働きによるものとされています。カリウムには、体内の塩分を調節して血圧を正常に保つ働きがあり、シトルリンには、アンモニアを解毒してむくみを解消する効果ようです。 ぬか床に漬けたりして、スイカの皮を利用していませんでしたか?

  スイカの果肉の赤い色は、トマトなどと同じリコピンによるものだとか。緑黄色野菜に豊富なβ‐カロテンも含まれています。どちらも抗酸化作用があって、特にリコピンは、活性酸素の働きを抑えて動脈硬化を予防するなどの効果があるようです。

  スイカの抗酸化作用はトマトよりも強力といわれるほどです。β‐カロテンは体内でビタミンAに変化して、免疫力を高めたり、疲れ目や肌荒れを防いだりする効果もあるようです。
またスイカには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどもしっかり含まれています。これらのビタミン類は、疲労回復や脂肪の分解、新陳代謝の促進、シミ・そばかすの予防など、さまざまな効果を発揮するといわれています。さらに、アンチエイジング効果があるといわれるアルギニンや、汗と一緒に失われがちなカルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラル類も、スイカには含まれています。 水分だけなのかと思っていたスイカには、意外なほど多くの栄養素が含まれているのです。しかも、疲労がたまりやすく、大量に汗をかく夏場にこそ補給しておきたい栄養素がそろっているようです。

  「旬の食材は体によい」とよくいわれますが、まさにスイカもそのとおりですね。スイカの原産地は南アフリカだそうですが、当時から、暑い気候の中で人間が必要とする栄養素を持った食べ物だったのでしょうね。

  日本でも平安時代にはスイカの栽培が行われていたらしい なんていわれています。 「子どものころはよく食べていたけれど、最近は…」という貴方、夏の夜は食後のデザートにスイカはいかがでしょうか?
 ただし、スイカの冷やしすぎは禁物です。 また、スイカには体を冷やす作用もあるので、「夏バテに効く!」だからといって食べ過ぎておなかを壊したりしないよう、ご注意くださいね。


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