ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

お仕事・お仕事

2004-09-20 20:00:00 | 日記
本日、午後2時より在宅オペレータ募集の説明会に行ってまいりました。
今流行のSOHOです。長崎県平戸市にある会社が新規事業として
SOHOに参入するとのことで、長崎県内で400名ほど
在宅オペレータを募集しているのです。
先週車椅子の事で市役所の障害福祉課に入った時に、
違う用事で同じく障害福祉課に来ていた母Fが、
課内の棚に置いてあったオペレータ募集のチラシをみつけ、
今回応募することになりました。

10月1日にパスワードとIDが会社より発行され、
育成システムをインターネットでダウンロードして、
練習問題を繰り返します。ある程度の実力がついたら、
テストをうけ、合格すると委託契約をし仕事開始。
育成期間は最長で10月31日までで、それまでに合格出来なかったら、
今回の募集はとりあえず見送りで今後の募集の際にはメールで
その旨を連絡するという流れになるそうです。
委託契約まではこのように進みますが、一番大事なところ・・・
そうです、金・銭でございます。
住所のデータ入力100件で約¥350、
名前の入力100件で約¥440、
電話番号等の数字・記号の入力100件で約¥150となるのだそうです。
これ以上の事は説明はありませんでした。
最高でいくら稼げるか?平均するとどれくらいか?は。
月¥4~5万稼げると生活は少し楽になるのですが・・・
気になるのが仕事の与えられ方、インタネットで入力の仕事を配信
それをオペレータが自分の出来ると思った数だけ
ダウンロードします。といいうことは、1000の入力があったとしても、
自分より先に1000全部の仕事を他のオペレータに
ダウンロードされれば、私の仕事はなくなるのです。

説明会の顔ぶれは、障害福祉課にチラシが置かれていたので、
障害者が多いのかなぁ?と思って出かけましたが、一番多かったのは主婦。
そうだなぁ、20代はすくなかったかなぁ。
30代40代の子育て真っ最中世代が多かったようです。
障害者は10人位でしょうか。年配者は少なく、
男性よりも女性が大半を占めていました。
人数はどれくらいかなぁ?結構早めに着いたし、
前の席で帰りは遅めに会場を出たので分かりませんが、
空席はあったようです。明日は、佐世保で説明会があるようです。
長崎・佐世保の両会場で何名集まるのでしょうか?

買います!!

2004-09-19 20:00:00 | 日記

私〝あばば〟車椅子買います!!買っちゃいます。
とりあえず喧しい母Fも納得・降参させました。

しかし、手出しになると思われる¥175,000也は
何処を如何探そうとも、ひっくり返そうとも捻出することは出来ません。
私の郵便局の定期はまだ、引き出せないので使えません。
業者さんが、3回くらいの分割ならば会社に掛け合うよ。と
言ってくれたので、それに甘えさせてもらおうと思います。
これ以上日進車に乗ってられないから・・・
でも、母F、今以上に切り詰めた生活になるから
覚悟するようにとのお達しがございました。
今以上って如何するの?私、いきおいで月に¥3,000也の
僅かな小遣いを、唯一自分の好きに使える月¥3,000也を要らないと
放棄してしまったのです・・・・
くーっ、いくら車椅子の為とはいえとんでもない事を口走ってしまった・・・
はぁ・・・何てバカなこと言ってしまったのだぁ~
これ以上、自分にストレスを科すきかぁ~子供みたいに、
本当に必要な時にだけ配給されるシステムに
自ら追い込んじゃったよぉ~
だって、あんまりにも自己負担額が多いんだもん。

車椅子の補装具申請は、人によって違います。
労働中に被災した人は労災に申請、支給されます。
厚生年金の障害年金が支給されている人は、厚生年金に・・・
それ以外は、市町村の障害福祉課です。
市町村に申請する場合は、数日前にも書きましたが耐用年数が5年間、
市町村の負担額は最高で¥102,000。それにオプションで
側板やアームレストの金額の10%に全ての合計額の3%。
現在の支流であるモジュール式の車椅子は安くても¥17,8万、
平均で¥25,6万、高いものは¥30万以上です。
私の今の米製の車椅子は¥30万を越えています。
自己負担額は、もちろん¥10万を超えました。
しかし、当時は訓練校在校中で毎月十数万の訓練手当てが
障害年金以外にあり、楽ではなかったですがなんとか
1回現金払いが出来ました。
本当のところは、車椅子購入後に入院した、生命保険からでた、
入院給付金で支払ったのですが。
補装具申請で購入する物は、車椅子以外にも沢山あります。
義足・義手・杖・体幹装具・下肢装具・杖
ストーマ用具・補聴器・義眼・・・数多くあります。
ほとんどの補装具には、耐用年数があり市町村の負担額も
種類によって違います。
もちろん、割と低価格で購入できる杖などは
自己負担しなくても良い事があります。
市町村の負担額は収入に基づいて決定されるので、
所得の多い人はもちろん全て自己負担で購入することもあります。
しかし、国民年金の障害基礎年金だけが全所得である場合は、
市町村の負担額は最高となります。
しかし、この負担額・耐用年数には問題があると思っています。
まず、耐用年数は実際の耐用年数には比例していません。
車椅子をアクティブに使ったり、私のように体重が重いと
耐用年数いっぱいの5年間使い続ける事は品物によってはかなり厳しいです。
母の使う松葉杖は、2本セットでも木製だと¥10,000しません。
それに普通に使えば5年以上使えますし、
母も6,7年問題なく使っています。
もちろん、杖先に着けるゴムは磨り減る度に交換します。
しかし、1個¥500もしません。
金額が安いので耐用年数が短いのです。
私が一番納得できない事があります。それは義足です。
義足には色々なタイプがあり一概にいくらとは言えませんが、
膝下の切断で使う下腿義足でも、¥50万するものもあります。
その¥50万する義足の自己負担は収入によっては、
¥50万全額が市町村負担なのです。
耐用年数も2~5年で幅広い対応が出来ています。
何故、車椅子と義足にどれ程の違いがあるのでしょうか?
移動手段が車椅子しかない下肢障害者にとって、車椅子は自分の足なのです。
車椅子がないとトイレにも行けません、
今、自分の居る場所から一歩も、何処にも行く事が出来ないのです。
それなのに車椅子の行政負担は収入が全くなかったとしても、
¥102,000が上限なのです。¥102,000の範囲内で
買える車椅子はやはり、高い物に比べると強度も劣ります。
自己負担するお金がなくて、安い物を買えば耐用年数の5年をもたせる事は
無理です。何故、これ程までに車椅子に対する行政の理解度は
低いのでしょうか?確かに、行政の予算の中で
車椅子の占める割合は増えているそうです。
しかし、それよりも車椅子を必要とする障害者が多いのです。
金銭的に恵まれている車椅子使用者は、何とも思わない事かもしれませんが、
少ない障害基礎年金だけで生活している車椅子障害者にとっては、
身体の一部に関する大切な訴えなのです。本当に分かって欲しいのです。


開幕!!

2004-09-18 20:00:00 | 日記
さぁさぁさぁさぁ、日本時間今朝早く、始まりましたねぇ~。
何って?そりゃあ、アテネパラリンピックでございます。

開会式を深夜、起き出して見ていましたがあれ程の数の
車椅子の障害者、切断者がいました。
そのうえに、内部障害者を加えると障害者はけして世の中の、
少数な弱者ではないと思いました。
しかし、その中で仕事を持っている人はどれ程居るのでしょうか?
また、何割の人がプロとして活動しているのでしょうか?
その上に、オリンピック選手とパラリンピック選手では、
選手個人に支給される支援費が違うように聞きました。
オリンピックとパラリンピック、この二つに何か相違があるのですか?
パラリンピックはリハビリの延長ではけしてありません。
オリンピック選手よりも苛酷な現状で目指しているのです。
動かない腕・足をいかに使い、より速く・高く・遠く・強く・・・・と
毎日練習しています。
中には、進行する病気と闘い、
落ちていく体力を補う為に日々辛いトレーニングをして、
出場する選手も少なくありません。

障害者の中では、こう言う話しもあります。
労災で障害を負った選手はスポーツに打ち込めるから恵まれている。と。
確かに私の知る人にもいます。
その人は、仕事中の怪我で脊髄を損傷しました。
今は、陸上の車椅子レースをしています。
この人は、同じ訓練校の福祉機器科の男の先輩でした。
2年の時、在校中に結婚しました。
その人は、就職活動に関しても他の人に比べると
必死にもなっていませんでした。
出来れば仕事は、パート・アルバイトくらいで、
より多く・良い環境でレースの練習がしたいと言っていました。
先輩のお父さんも、無理して仕事をする必要ないんじゃないかと
言ってらしたようでした。
労災で、脊髄を損傷して日常が車椅子生活になると、
実際には日常の介護の必要でない損傷レベルでも、
車椅子というだけで月に10万円ほど労災年金にプラスされるらしいのです。
そして、障害により子供を持つことが出来ない体になった場合も
額の上乗せがあると言います。
そうなると、労災で脊髄・頸髄を損傷して車椅子レベルになると、
月に20万、30万以上の労災年金が入ってくるのです。
これだけの収入があれば、車椅子では特に難しい就職活動をして、
キツイ思いをして働かなくとも楽に生活が成り立ちます。
いくらでもスポーツに限らずとも好きな事をして、生きていけるのです。

先日、車椅子バスケの見学に行った時に何で障害を負ったのか聞かれました。
病気ですと答えると、それは大変だねと言われました。
何故、大変と言われたかは、病気だと金銭的なサポートが
障害年金しかないからです。
障害年金でも、まだ厚生年金の人は恵まれています。
厚生年金で1級になると、月に10万円以上の額になるので、
仕事が出来なくても一人で生活できるだけの金銭は保障されます。

同じ障害でも、如何いう経過で障害を負ったかで、
その後の生活の保障が天と地ほど差が出てきます。

このように金銭的に恵まれていない中でも、
本気でスポーツに打ち込んでいる人もいます。
でも、健常者のスポーツ選手のように金銭的な支援体制が整っていない為に、
努力もして実力もあるのに代表選手になれない人も沢山います。
障害者もナショナルチームに入ったり、
日本代表に選出される為には合宿に参加したり、
海外へ遠征に行かなくてはならない場合もあります。
しかし、お金がない・仕事を持っているが職場の理解を得らない等
様々な理由で、日本代表として活動出来ない人も少なくありません。
もっと、障害者スポーツに理解を示して欲しいと思います。

たっかっ!!

2004-09-17 20:00:00 | 日記

早速今日、車椅子業者にをかけました。
長崎市の隣の市にある、M工房。
昨年、職安から会社訪問したことのある会社です。
朝電話したのですが、早い方が良いでしょうとの事で
今日の昼に昨日も行った、ハートセンターで待ち合わせることになりました。
電話で、車種は決めているのかという問いに対して、
OXかパンテーラ(スウェーデンの会社)
しようと思っているとだけ伝えました。

3時半、ハートセンターのロビーで対面して
採寸等、詳しい話は、体育館のある3Fですることになりました。
持っているのですが、OXとパンテーラのパンフをもらい話を始めたのですが、
またここでも言われてしまいました。
貴方の体格では、OXは1年位しかもたないと思う。と・・・
2年前、仙台でも言われたんだよーぉ。
だから、米製のクイッキーに乗る事になったんだよー。
やっぱり〝あばば〟のサイズはワールドサイズなのねん。
ちっちゃな日本には収まりきれないのね。
あ~ぁ、罪作りな身体だわ。はーっ・・・

もう、何にこだわっても一緒、最低でも5年間はなにがあっても、
もたせて乗り続けなきゃいけないのだから、
選択の余地はなくパンテーラに決めなくてはならんと。

機種は、やはり重量を考慮すると「パンテーラU2」¥244,000也。
オプションとしてサイドガード&アームレストを+致しますと、
¥291,000也・・・・そこから自己負担を算出致しますと、
¥175,470也・・・・・・
ぬわんですと、そんなに出さにゃあならんのですかぁ?
そんな、お金何処にあるというんじゃあ。
宝くじにも当たらんというのに。
不幸には散々大当たりしとるのにぃ~この世にゃあ神も仏も居らんのかぁ~
母F65歳、娘あばば28歳この母子に
もういい加減幸せを与えてやってよかろうもん。
今まで散々、他所の分まで不幸を拾ってきたのにぃ~
来たれ、我が家に幸福よ


疲れちゃったっ・・・

2004-09-16 20:00:00 | 日記
今日、行ってきましたよ。バスケット。
7時~9時まで、バスケ車に2回移乗しただけでづかれたぁ~

チーム名は、長崎サンライズらしい。
年齢層は、ちょっと高めかなぁ。女は、いなさそう。
ボランティアの若いお姉ちゃんらしき人は数人。
なかには、九州で唯一の女子チームのコーチも参加してらっしゃいましいた。
いやぁ、皆さん部員不足の為なのか見学=入部のイキオイ。
そのイキオイに負けまして練習に参加しちゃうことになりました。
しかぁし、私〝あばば〟のぼでぃに合うバスケ車がないっ。
如何せんこの、身体ですもんね・・・
ふっ。バスケ車といっても大きさが合えばそれで良いと言う訳ではなく、
障害のレベルによって座面の高さや背もたれの高さが違うのです。
バスケには点数制があって、試合出ている全員の合計に
制限があったりするルールがあります。
あばばの場合、胸椎の障害でありますので
点数は1~2.5の間になるわけで、
1~2.5は重度になるのでバスケ車は、
背もたれ高め・座面低め・座面に角度がついているモノになるのです。
今日、チャレンジしたバスケ車は、
点数の高い障害の程度が比較的軽度の人が乗るものでもあり、
その上ちょいとちっちゃめだったのです。
今の時点では、あばばサイズはなしとのことで、
違うチームから手頃なモノを調達してもらう事になりました。
ということは、次回の練習から参加すべしという事ですね。

本日、市役所の障害福祉課で車椅子の補装具申請をしてきました。
車椅子です。やっぱり、いくら室内用であるからといっても、
日進の標準車は無理でした。座ってられません。
ベッドにもトイレにも移乗しにくいのこの上なく、
身体に合っていないので長く座ってらんない。褥瘡できます。

でも、日進の車椅子、2000年12月に申請しているので
耐用年数の5年にはちょいと足りないのねん。
しかぁし、チャレンジ。

この申請には、障害者手帳の指定医の診断書が必要です。
しかし、私の行く病院に出入りする義肢屋は車椅子の知識がなく、
扱うメーカーもメジャーなOXとか扱っていないので、
業者を自分で選んで更生相談所で来所判定してもらうことに。
しかぁし、今になって母Fがやかましっ・だまれ。発言。
自己負担出来ないっと。
自己負担なんて、申請してみないといくらになるのかは、
絶対分からん。分からんのにびーびー言うなぁ。
車椅子は私にとって足なの。じゃあ、
あんたの足なくなったら如何するんじゃあ。
考えてみろー。ふん、母Fは無視して明日業者に電話しようっと。