浜から獲れた大きなアサリを
たっぷりの塩水作り、砂を吐き出させる為にアサリをいれた
朝、覗いて見ると浅利ちゃんは元気に潮を吹いていた・・と云うより
だいぶ活躍したらしくカウンターの上がびしょびしょ濡れていだ
浅利ちゃんは貝の口を大きく広げ触手を四方に伸ばし、「クシュクチュ・シュルシュウ」と
何か話している。塩水の中で
思わず「おはよう」と言ってみた(ほんと)
言っちゃってドキとした、だって(これから食べるんだよ)
そういえば夜中にも聞こえていた浅利ちゃんの晩餐会話・・
でも・・もう食べちゃうんだよ・・覚悟はいかい??
沖縄で買った美味しい塩水にたっぷり浸かり?触手を長く~伸ばし触手口を広げて
揺れている~ゆらゆらみんな動いてる・・海底に居るかのようだ
長い~触手の先はグレーの口先をしている。
開いた口は隣の貝とじゃれあっている
楽しそうだけど・・食べちゃうよ
でも小さいナメクジみたい?・・と感じた(形容が悪いけれど・・)
勝手にイメージして(エェ~ちょっと気持ち悪ジャン )
観察が済んでボン~と器を叩いた・・静かになった
みんな・・即アサリになっていた
アサリのお吸い物美味しかった~~「ごめんね~」
でもアリガトウ~~
そしてふと・・以前「レットロブスター」でのことを思い出した
娘と二人水槽にあるロブスターを選んだ事を・・・
「こちらのサイズで宜しいでしょうか」~~とか言い方は忘れましたが・・
選んだロブスターを差し出しました
ロブスターのハサミは両手共、藁の紐でくくられ
赤黒い姿はトレイの上で鎮座して、わずかに髭が反応していました
「アァ~生きてる」(水槽で選んだからね~)
(これを食べるのかい??食べちゃうのかい・・殺生するの?)
そして二人同時に判断したのです
「すいません~・・キャンセルしたいのですが~~」
そんな話を「いい事した」気分で話すと
友人が
「いずれ貴女が食べなくても誰かに食べられちゃうのよ」
冷たいお言葉
そうだね~そうだよね~
これを書いていてちょっとさみしい・・・
いつもお読み頂きましてありがとうございます