湘南で暮らす

プライベート迄の日々のこと。時々フラワーアレンジ・テーブルコーディネート・・癒やしの言葉を贈ります

ごめんね

2015-06-13 | Weblog

浜から獲れた大きなアサリを
 たっぷりの塩水作り、砂を吐き出させる為にアサリをいれた

朝、覗いて見ると浅利ちゃんは元気に潮を吹いていた・・と云うより
だいぶ活躍したらしくカウンターの上がびしょびしょ濡れていだ

浅利ちゃんは貝の口を大きく広げ触手を四方に伸ばし、「クシュクチュ・シュルシュウ」と
何か話している。塩水の中で

思わず「おはよう」と言ってみた(ほんと)
言っちゃってドキとした、だって(これから食べるんだよ)
そういえば夜中にも聞こえていた浅利ちゃんの晩餐会話・・

でも・・もう食べちゃうんだよ・・覚悟はいかい??


沖縄で買った美味しい塩水にたっぷり浸かり?触手を長く~伸ばし触手口を広げて
揺れている~ゆらゆらみんな動いてる・・海底に居るかのようだ
長い~触手の先はグレーの口先をしている。
開いた口は隣の貝とじゃれあっている
楽しそうだけど・・食べちゃうよ

でも小さいナメクジみたい?・・と感じた(形容が悪いけれど・・)
勝手にイメージして(エェ~ちょっと気持ち悪ジャン )

  
観察が済んでボン~と器を叩いた・・静かになった
みんな・・即アサリになっていた

アサリのお吸い物美味しかった~~「ごめんね~」
でもアリガトウ~~

そしてふと・・以前「レットロブスター」でのことを思い出した

娘と二人水槽にあるロブスターを選んだ事を・・・

「こちらのサイズで宜しいでしょうか」~~とか言い方は忘れましたが・・
選んだロブスターを差し出しました

ロブスターのハサミは両手共、藁の紐でくくられ
赤黒い姿はトレイの上で鎮座して、わずかに髭が反応していました
「アァ~生きてる」(水槽で選んだからね~)
(これを食べるのかい??食べちゃうのかい・・殺生するの?)

そして二人同時に判断したのです

「すいません~・・キャンセルしたいのですが~~」

そんな話を「いい事した」気分で話すと
友人が
「いずれ貴女が食べなくても誰かに食べられちゃうのよ」
冷たいお言葉

そうだね~そうだよね~
これを書いていてちょっとさみしい・・・

いつもお読み頂きましてありがとうございます