８．８ 夜

今日はほんの少し涼しい

いつもは発泡酒を1本

でも今日はスーパードライ

なんとなく　そんな気分

ベランダで陽の暮れた夏を眺めながら

2本目を開ける　

夜風が気持ちよくて

今日一日のご褒美って感じ



僕の時間は止まってるのと同じ

おそらく明日も明後日も

変わること無いだろうから

7月23日

なんとなく涼しかった

忙しいのも少し助かる

けどギクシャク　上手く回らない


仕事

これって水物

どこかにほころびができるとそこから崩れだしかねない

他も巻き込んで　巻き込まれて



決断

なかなか出ない　出せない

昨日と今日とでは考えが変わってる

これって慎重ってことか？

事がデカいから仕方ない



黄昏流星群　

良い響きなんだけど　先入観があるだけに

チョット照れるか　味わってはみたいかあ



時間

無尽蔵にあると思ってた

しかしあんまりない

戻れるならって・・・　昔は考えてた

今はまっぴら　戻りたくはない




そういえば　昨日は調子悪くてほとんど寝てた

部屋ではなくて風通りのいい公園の木陰

西の風６ｍ位ってとこ

気温高くなく　贅沢に無駄使いした

頭痛も消えてた

解放

今日も一日が終わって

西の空の雲の切れ間に

オレンジ色が少しだけ広がってる

なんとなくホッとする

手をいっぱいに広げたら

つかまえることできる気がする

というよりは溶け込んでいけてるようなかな



何一つ進まない時間を過ごしてきて

まだこれからも抜けようのない

トンネルの中だろうけど

とりあえず　一日の終了の合図を

夕日が知らせてくれる

心に水を注いだように

ひとまず解放してくれる


手を広げて溶け込んだら

深呼吸させてもらおう

まだ壊れるわけにはいかないから

6月 夜

6月　オレの一番苦手な6月

気分が5月病になる6月

どうもだらける

どうやって　立てなそうか


とりあえず鞄を買う

完璧　出会いがしらの衝動買い

鞄好きだよなあ　

グレーカラーのショルダーバック　

HUG0　BOSS

質感が高くていい　見てくれだけでないのがわかる

結構したけど　まあいいか

最近我慢しまくりだったし

というより　まあそんな状態じゃないからかな

そのうち火の車になるんだろうに　

今回だけまあいいか


何書きたいか良く分からん

ごまかし方さえ分からなくて


いつの間にか6月

嫌いな6月

やっぱうまくいかない気がする6月

五月病になる6月

けどこれ以上下はないと思う6月

後は上に上がるだけの6月

空間

住処の扉を開けて

廊下のスポットライトのスイッチを入れて

部屋の照明もオンにする

電気の通る音が聞こえるくらい

音がない


オレが帰ってくると

呼吸のしない部屋があわてるように目覚め

部屋の壁や天井が鼓動を打つ気がする

小さな音でも少し響くように




生体反応は観葉植物と

自分だけしか確認できない

無機質な時空を嫌御なしに独占

切り取るようにFMを浴びる




最近PCを立ち上げる時間が極端に短くなった

無理やりインプットしてくる

のまれるほどの情報やら

ヘドロみたいな溜まり場



あまり向き合いたくない

なんとなくそんな気持ちになってる

母親 春 記憶

こんな日もいつか　きっとあるんだなんて思ってた

カーテン中　小さなブースのベッド

待ちわびたような笑顔

元気には見せてくれる

安心はそれだけでは埋まらない

だけどホッとした顔を向ける



こんなに何もできなくて

答えの出ない時間のなか落ち着けず

冴えるだけの意識　

眠れない夜を過ごしている

それも結局悟られる

また包み込まれてるのに気づく

それは深く

悲しいほど　暖かく優しい


無機質なスペース　刺し込まれた管

誰も変われない　止められない現実を背負っても

惜しむことなく限りなく



今はまだ蕾を蓄える桜

蕾が開く音を聞く頃は

また　慣れている時間を過ごせたら

　

また幾つもの憶えておくことが

増えていけば　それでいい　

春には春の時間を過ごせたらそれでいい

日の射たる場所は

思ってるように

したいように

気兼ねなくできてれば良かったのになあ


進むべき道には　道はなく

切り拓くしかなくて　でもゴールが見えない

ゴールなんてあるかもわからない

果てしない想いの向こうに

手を伸ばす　

なんだってかまわない

大事なものを掴むことができたなら

離さなければ

それでいいんだ

したいことしたいように

誰にも気兼ねなんてしないまま

想いのまま突き進んでれば

きっと後悔も何もしない



ダメならダメでその場でいつものように

進んで行けばいい

睡眠時間4時間でも

間違いなく満ち足りた時間って

感じてるんだ


俗に思う日の当たる場所までは

遠いか近いか　たったそれだけのこと

けどそれさえも意味がない

日陰であっても

すでに満ち足りているんだから

ありあまる混乱と とりとめのない秩序

混乱したままの心の部屋

およそ　ある秩序へは向かいそうにもない

でもここから始まる

もしかしたら終わってしまったところかも

でも今は普通の意味の空気も生活感もない



途方もなく湧き出してくる問題

ここに　すべての荷物を詰め込んでしまい

すべてなんとか収めようとして

結局一人ではバラバラのままだ



長い間いつも

自分のための目的は持つことができない

多分　僕は途方に暮れている

詰め込んだ部屋のように

自分自身バラバラのまま


淡々としたつながりが

似合ってるのかもしれない

静かなる宇宙へ

胸の中　限りなく広がる草原

独りたたずみ

見上げる　心の中の宇宙

果てしなく澄んでいる

吹き抜ける風に　透明感を感じる



何もかも前に進まなくても

どこに向かうのかさえ分からなくても

過ぎ行く時間の車両には

誰もが乗り込んで

もちろん僕もひとり片隅に

行き先はやっぱり分からないまま



形を求めるより

形ではない大事なものがある

何も曲げない　

心に決めたことを決めたままに

正直だった悲しさがあるから

時間を見つめていられる

そう思うから

心の宇宙は澄んできたのかもしれない

光の止まる場所

海岸線　ペダルを踏む

流れてく景色と時間

思い返す　あの頃

僕たちは同じ時間を過ごした


何も変わらない風景は

いつだって昔のまま受け入れてくれる

風は優しく　それも昔のまま

傷口を癒すように溶け込んでいく



乱反射する海面の光に見とれて

ペダルを止める

水に差し込む光は

ゆらゆらと頼りなさげに海の中を照らしてる

見えそうで見えない水の中

自分自身の気持ちのよう


待つことは止まることではなくて

チョッとゆっくり前に進んでいるはず

そんな気がする

冬

寒さに油断して
というかなめてて
体調崩した


箪笥の中の冬物を確認する
こんなのあったなあ
一昨年や去年の冬　
これ着てどこ行ったっけ
いろいろ思い出してみる

自分を変えるほど若くはない
それでも新たに時間を過ごすために
程よく柔らかく心に留めて
いろんな想い出に袖を通す


そして厚めの服を一枚重ねる
ボタンのほつれかかってるのを
気にかけながら

はぐれ星

昔　学生の頃　行った場所

とても綺麗な場所

あそこなら出て行こうなんて考えないだろうな



あの時　目の前にいた

少し人見知り加減の

澄んだ瞳をした女性

なぜここに来たのか話したら

どんな目をするのかな



見つめ返す瞳が

思いがけず綺麗に感じて

目が離せない自分がいた

その時二人はお互いを労わりあう

会話を交わした



見知らぬ男女がそんなふうに

見つめあってる不自然さに気づいて

いくぶん照れてるような微笑みを投げかけてくる



同じ場所で知り合ったこの女性は

向かい合ってはいるけど

とても遠い場所に立ってる

そんな思いが横切ってた

というのか

彼女から　好意という感情を

引き出すことを禁じているから


その時　自分がなんだか憐れな存在に思えてた

嫌いな10月そろそろ終わる

ジョグしてる　いつもの池にいるはずの
鴨のカップルがこの4，5日見なかった
どこか暖かいとこに飛んで行ったのかと思ったけど
いたよ～いつも通り仲良く

何気ないことが
なんか　へんに嬉しくなって
走りながら笑ってたりした



辛かった時間に錨をつけて　

心の底に沈めたまま

穏やかな時間を積み上げることができたら

いつかは　ゆっかり眠れるのかな

今　上手く眠れてない

important thought

限りないほどのやるせなさを超えて

ここまで過ごしてきた

出口の見当たらない空白時間

グラグラした時間の水面

意地をはった顔が歪んで映る


生活してきた時間や

身の周りの形あるもの　

何もかもぶち壊してしまいたい

いくらかでも解放されそうな気がする



この場所には戻る気にはなれない

不安や孤独に火をつけて

突き進む勇気を青く光らせる

石ころのまま終われない

いつか無くしてしまった

向かいたい場所だけは

見失ってはいないから

rolling stone

なんてことのない時間が過ぎてく中

投げ出したくなる日常

空回りの時間が虚しい



不安の塊みたいな冴えない自分の影

気持ちの誤魔化しどころを探ってばかり

時間はいつだって答えを出したがるけど

手探りのまんまじゃ何もできないし

前に進む気もなえてる

あまり必要も感じなくなってきている

このままでもいいかって



めまぐるしい日々だった頃の

夢の残骸が散らばってる

なんとかまた積み上げることできないのかな

世渡りしていくのは

かなり下手みたいだ