夕日の風景

引っ掛かりをしまい込んだまま

否が応でも時間は進んでいく

一日が始まる

生きてく意味や

価値があろうがなかろうが・・・


海に遊んでもらって

海に癒してもらって

海に沈む夕日を眺めてると

夕日の傾く速さは

砂時計の砂が落ちていくほど早くて

時間の進行を目で見ることができる

確実に死を感じさせられる


でもそんなオレンジ色の空は

綺麗で　輝いていて　

誰が見ても　間違いなく見とれてしまう

次への生も間違いなく感じる


しまい込んだ引っ掛りは

とれることはあるのかな

新月

嘘をついてた

自分に対して

いつもの通りだなって

つぶやいた



それでも繰り返して

疲れたとき疲れたって言えない

もう疲れるくらいの回数



自分の将来に期待できなくなって

ヤッパリ嘘をつく

嘘つきはもうやめたいな



素直な頃の自分に会いに行きたい

どこに行けば会えるんだろう









　

Walking of life

僕の命の値打ち


どのくらいあるのか


鮮やかな明日を


綺麗な明日を


フラットな明日を


人並みに願ってるだけ


今さらそんな明日望んでも


そんな風に生きていけない


だとしたら値打ちなんて知れたものなのかな



今いる場所から


どう進むか


何も手段も方法も持ち合わせない


今さらどうやったって無いものはない


そんなところが現在地だから


とりあえず立ち上がるところから進まないと


気持ちしか持ち合わせていないんだから

晩夏

日の入りが早くなった

午後7時にはもう暗い

そういえば涼しくなってもきてる

祭りの後の寂しささえ感じる

思い残したことだって

あるよな・・・



やり残したこと　思い残したことは　

次の夏に置いておこう

次の夏が待ち遠しくなったり

次の夏を前向きに考えられる

そんな気がする

主人公

何の変化もない日常でも


どんなに小さなストーリーでも


過ぎてく時間は自分のもの


その中では何時だって


自分が主人公である舞台の上


ちゃんと自分を見てなければ

Inorganic space

心地いい　安心感と　満足感

一ミリも離れたくなかった



二つの心の隙間にあわせるように

入り込んでくる



いろんなシーンの断片がワンショットずつ

黒い闇の中に浮かんでくる



広いホールの片隅に置かれたベンチに

一人きり座ってるよう

見つめてるのは無機質な空間

定まらない視点が今の僕の姿

Painful night

仕事は深夜まで時間に追い回されて

気持ちの浮き沈みなんて

考えてる時間なんてなかった

終わると3時間ほど倒れこんで眠るだけ



いろんなことから解放されるようになってきて

夜の時間がこんなに長いなんて

あの頃は思ってもみなかった


考える時間がたくさんできて

考えることが　辛いと辛いほど

あの頃　同じことを思ってたんだろうことが分かってくる

今さら思い知らされてる

まだほんの少しの時間なのに

Hourglass

等しいく過ぎる時間


明るく過ごす人


そうは過ごせてない人


この一年間　どんな風に過ごせたかな


おそらくこの先も　同じような時間を過ごすんだろうな



春も　夏も　秋も　冬も


変わらない時間の流れは


いつだって目の前で横たわったまま


砂時計で時間の流れを見ることはできるけど


何度裏返さないといけないかな


それなら　もう数え切れないほどだな


数え切れないなら　ヤッパリこの先も


時間の流れはいつまでも変わらないままだな

on the road

人が生きてくために必要なものなんて

それほど多くはないはず

たかがこれだけか　

なんて思えるほどなんだろうと思う



でもきっと

仕事を　地域を　一日一日を　友達を　相方を　自分自身を

愛されるより　愛するほうが良い



そうなるには自分自身が少しでも満たされてないと

安定してないと

上手くいかないし　長く続かない

まずは自分をなんとかしないと



未だに前に進めていない

Conclusion of lie

言葉にする決意は

緩やかに覚悟を決めて

それに向かって行った

建前の言葉並べて　綺麗につくろって・・・



大事なものたくさんあると思ってたけど

大事なものって　そんなに多くはなかった

切り取ってしまうと

残ったのは　少しだけ・・・



持ち合わせてるだろう　思いやりみたいなものは

別のことには使えない


心の使い道がなくなって

勝手に溢れ出す　死んでしまった心

いつも置き去りに捨てている　



削り取っても　削り取っても

染み出てくる　針のような痛み

満ち足りた時間の記憶たち


約束さえできない時間に

想いの時計を止めておくこと

できるほど若くない


だから・・・



言葉にする決意は

緩やかに覚悟を決めて

それに向かって行った


すべてを壊す結論のもとへ

rain

歩き慣れた街並み

いつだって見える景色は変わらないはず

でも雨の日はなんとなく違って見えるんだ


埃にまみれた街を洗い流して

純粋な色を取り戻す

花や木々も青く弾けだしてる


人は傘をさしていろんなものを隠して

見えなくなることなんて

何もないのは分かってるのに

何も流しもできない

埃まみれのままで

したいことを　したいともいえなかった

欲しいものを欲しいともいえなかった


雨が降ってくれるのを待ってた



僕はどこまで戻れば

純粋な色に戻れるんだろう

何も手にしていなくったていい

普通に笑えることが

こんなに羨ましいなんて

思ってもみなかった

光の舞

沢山の星の下

夜空を自由に飛び回る

この季節だけの　光の舞


深く沈めた心の鍵と想いと

この谷に　ほのかに光をあててくれる

自ら失くしたものも　

自ら沈めたものも

どちらにも等しく光を注いでくれる



時間の流れなんてなかったかのように

そのまま沈んでる

いつか日のあたる場所へ

解き放すことができれば


今は軽やかに夜空に浮かんで

この光の舞の季節に

想いをまた深くする

Important smile

お互いの時間が　想いが

少しずつ　ずれていって

いつか重ならくなってる

別の空気が漂う



君の中の僕が変わっていってる

お互いが　お互いを考えてた想いから

別のポジションに変わっていく



いつしか暗い場所で独りぼっち

少し怖くなって　手を伸ばす　目を凝らす

必ず隣にいた　大事な笑顔はそばにはない

でも　遠い街で笑ってるはずだから

思い出すことで落ち着いてくる

少し幼い顔をした笑顔は

いつも癒してくれる

今だって　それは同じなんだ


それは神聖な時間

誰にも汚されることなんてないんだ

あの頃のまま

お互いに涙こらえて笑顔を繕う

話さなくても何を思ってるかわかる

それだけの時を越えてきた



いろんな言葉を並べて

軌道修正することの意味は

過ごしてきた時間を否定するような

そんな気がする



寂しいとか　哀しいとか　辛いとか

言葉にしないで　

顔に出さないで

押し殺すような心の使い方は

いつだってオレのせいだ




一番　喜ぶことって　なんだろう・・・

わかってた・・・

けど

あの頃　前に進めなかった

でも　今も想いは手のひらの上に暖めたまま

あの頃のまま

Blank mind map

白紙の地図に線を引いていく

今までの線

交わる線は本数が少ない


これからの線はどうなんだろ

目の前の空間は無限に広がってる

でも意識して広げていくつもりなんてない

振り返ったときに　僕の軌跡が

純粋なものであればいい

それだけでいい


いつかまた再び交わる線もあるかもしれないし

新しい線が引かれるかもしれない


何も見えない真っ白な目の前の地図を

ワクワクしながら進んで

自分の思い通りに線をひきこんでいく

いろんな想いを期待して

胸の深い部分に秘めてる　想いに期待して