循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

平常の暮らしへ

2017年06月15日 07時42分28秒 | 徒然なるままに(日記)
6月15日(木)雨

 10日に疑似イレウスで入院した次女は、12日の日には回復して退院となった。
退院も身近かったのだが、入院の帰還が1か月を切って再入院したのだから、
この感覚は早すぎる気がしてならない。

 次女は長い間飲食の際に空気を一緒に飲み込んでいわゆる「呑気症」という
症状が慢性的にあり、中腸の機能が低下しているらしい。いわば風船が膨らみ過ぎると次第に
下にも出居れない状態が続くことになる。体内に吸収されるべき栄養分や代謝機能に要する水分が
吸収するべき繊毛が水に届かなくなってたまった状態とでもいうのだろうか。

 今回もそのために花から3mもチューブを挿管し、3l以上おたまった水を抜き取った。

「いずれ手術もかんがえないとなあ」とは主治医のS先生。

 

 私たち家族は、娘の入退院の頻回な繰り返しによって、DRやNsと親しくなっていくというオプションもあった。

 昨日一日家庭で過ごした次女は、また今日からグループホームへと戻っていくことになった。

 長女はこの妹の影響もあって、帰宅できず過ごした。その変わりといっては何だが、昨日は久しぶりにあうんにパーカッション奏者の奈良さんが訪れ、コンサートを楽しんでいる。



 もう一つ娘の入院生活が繰り返されたおかげで、私は食事作りも上達し、洗濯もこなせるようになっている。

 男の自立がいずれ、必要な時期が来ることを物語るかのように・・・。

 季節は今や初夏で、あうんの畑のハスカップも色づいてきたし、ブルーベリーも間もなく食べごろになる。
良いことも悪いことも、平穏な生活の中に織り交ぜながら・・・。

1か月ぶりの入院

2017年06月12日 06時50分40秒 | 徒然なるままに(日記)
6月12日(月)涼しい朝 

 10日から次女マミが入院。あの日5月12日から1週間同じ「疑似イレウス」で入院していた娘の
姿を忘れないほどに、またもや入院となった。

 10日から2日間はキャンプにでも行こうかと話していた矢先のことで、マミにはすっかりこういう親の
企てがお見通しのようだ。

 今までも3回マミのんっ誘因が重なって、キャンセルをしなければならないことがあった。

 それくらい頻度が高いということかもしれない。

 病院のお馴染みのナースやDRと、最近はかなり身近な存在となっている。

 若いDR K氏(33歳)は、いろんなご縁が重なって最近は家族ぐるみのお付き合いも始まった。

 そして今回の入院時には外科の担当として、前からお世話になっている女医のこれもK氏とともに娘の腸管内に挿管していただいた。
まったく何が人との出会いになるのかわからないが、よく考えれば娘の力も大いにあると思う。

 娘の病状は少しずつだが腸内にたまった液体を抜き出す作業を継続中で、二日間で3Lほどの液体が抜かれたことになる。
まだ花から管が挿管されており、痛々しくも見えるが名前を呼べば笑顔を出すほどには回復してきた。

 これから小腸の働きも活発化すれば口からの喫食に移行できるようになるだろう。

昨日も私と家内は付き添いをしながら病院内で、時間のつぶし方というのか、マミの見守りを当たり前のように行っている。
 家内はクロスワードパズルか、書道。私は来週公園が一つ入っているので、その原稿をまとめる作業。そして韓国語の復習。

 帰宅するのはPM8時頃で、入浴と晩酌をすればもはや夢の中だ。今日も職場にかをを出して、PMから病院に行き家内と付き添いを交代することになるのだろう。

ベンセ湿原~ニッコーキスゲを求めて

2017年06月09日 07時37分45秒 | 徒然なるままに(日記)
6月7日(水)

 カミさんがテレビで「ベンセ湿原」のニッコウキスゲが今見ごろといっていたという。
そこで急きょ休みをもらって、つがる市へと向かった。
このつがる市は、合併する前には森田村、木造町、柏村、稲垣村
車力村だったのだが、合併後も人口はたった3万人だと休憩所のおばちゃんが教えてくれた。
  
 「ベンセ湿原」のベンセはアイヌの言葉なのだろうか沼という意味だという。
この地域は出来島海岸や埋没林、縄文時代の土器などでも有名なところである。

 しかしこの湿原もどんどん乾燥化が進んでおりいずれはなくなってしまう恐れを持っているという。
  

 例年以上に今年は湿原のニッコウキスゲの花が多いという。

 8ca82eb19f0481083496.jpg" border="0">

 トキソウやヒメレンリ草、ノハナショウブなども咲いていて、目を楽しませてくれた。

 この湿原の木道を歩いていると、オオヨシキリや鶯などの鳴き声も聞くことができた。

 

 自然が織りなす不思議な景観を満喫しました。

六月/水無月

2017年06月02日 07時08分04秒 | 徒然なるままに(日記)
6月2日(金)曇り~雨 予報気温18℃

 早いもので6月になりました。ところで6月は歴月で「水無月」水のない月と書きますが、
梅雨の時期なのにおかしいなと思いました。調べてみれば「水無月」の無は「の」という意味だそうです。
神無月も同じだとのこと。あ、そうかと・・・。水田に水を引くこともその謂れにあるようです。

 小椋佳の「六月の雨」という歌があり、昨日久しぶりにギターを弾いてみました。

 六月の雨には
 六月の花咲く
 華の姿は変わるけれど
 変わらぬ心を誓いながら
 
 いくつ春を数えても
 いくつ秋を数えても
 二人でいたい

 そよ風は見えない 
 幸せも見えない
 愛の姿も
 見えないけれど
 見えない何かを信じながら
 

 いくつ春を数えても
 いくつ秋を数えても
 二人でいたい

 昨日入社して間もない人が、私の部屋を訪ねてきました。
あ、また退職の申し出かなと一瞬心を嫌な思いがよぎりましたが、
実は7月に入籍して、12月に結婚披露宴をするという報告でした。
私に祝辞を依頼しに来たというのが真相です。

 相手の方は4年前に町会のお山参詣に参加してくださった方で、私も知っている方でした。
世の中は狭いなあと思いました。

「縁」というのは本当に不思議なものです。

・古のこととなりたる水田の機械は巧みに苗を植えたり

・美しき笑顔の人のうらやまし硬き笑顔は今日も変わらず

・水無月の水田青し苗の列我の心は逆さに映り

・人生を共に歩める人得たり若き娘は笑顔ちりばめ