神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

からす〆

2017-07-06 01:02:38 | 短長編小説
歪んだ時間の中

題名の[からす]
が持つ意味、

[からす]は頭の良い鳥だ

場所により、
色々な伝説や話が有る、
不気味な鳥

私の[からす]は、鳥を表さない、

ただの……

[からす]
最終章始まり


時空(とき)が歪んだ世界に、
宿す者達が居る

それぞれの思いが叶わないままで、
コノ世界に、
迷い込んでしまった?

道を狂わせたのは……何?

???←業者主任に似た者が、
主任に見せた夢
から→始まる?

主任は考え事、
…あいつが、
思い出せと俺に言った物は、夢で見たあの事件か?
…だが、俺はあの事件を知らない
テレビや新聞でも、見聞きした覚えは無い、
ただの夢…で?…無いのか?

主任は少し考え、他の者達に質問する事を決めた、

主任
「皆に質問だが、あの事件って、いつの話だ?」

業者B
「えっ!?…あの事件?…主任居ましたよね…あの場所に…?」
業者Bは業者Cに話をフル

業者C
「はい……どうしたんですか?、俺達二人主任に助けられ、オマケに…仕事の世話まで……だから…今…」
業者B
「そうですよ、主任の…お陰(セイ)で仕事(嫌々)、働けて(自由奪われ)、本当に感謝(迷惑)してます」

主任…
心が筒抜けだ?
俺は…事件を覚えていない…イヤ…忘れたのか?、
助けた!?…コノ2人を……誰だコイツラ?
俺はコノ2人を知らない何故だ?
事件は…いつ…

青年
「たしか事件は…そうだ!、丁度1ヶ月前…ですよね不動産屋さん?」
主任!!
…不動産屋っ!!
居るのか…?

青年が顔を向けた方向には!?
見覚えの有る、若い青年が居た!?
……っ!!
…コイツは…20年前のオレ・だ!!
…20年…確か……あっ!?、有った…会ったコイツラ全員…知っ…て…る…オレだ!!
全てを捨てた…
だが…自分の間違いを、消したかった…だから…オレは…もう一度…あの場所からやり直したいと願った…夢でも良い、殺めた命を、助けたいと願い続けた……鉄格子の中で、毎日夢を見ていた…オレの過去だ!!
取り戻せ無い命、業者Bも業者Cも…青年も…皆…オレが殺した命!!

あははははは……そうか…そうだ!!オレだよ!!

イヤ!?…でも何故…20年前…?

しかもコイツら……みんな…死にたかったって…?

…夢の中からアノ瞬間に戻った…の…か?、
みんなを助けた……オレが?

だが…コイツラに命は…必要無かった…のか?
オレの…時間は止まったママだ…

???→青年
「やっと、お目覚めだな」

主任
「お前!?動けるのか?…誰だ!!」

青年
「俺は死神、お前の命の行き先案内人、お前が犯した罪は、罰を与える意味が有るのか、死にたかった者達が、死に場所としてあの場所を選んで、望みを叶えた、だからお前に罪を償う義務が有るのか」

主任
「20年前に、オレが犯した罪…オレは人を殺した、罰は…与えられて当然だ!!、たとえ、相手が何を考えていようと、人を殺めて…許される等………ダメだ!!」
死神
「なるほど、もっともな答えだな、だが、この者達は死ぬ事で、自分が犯した罪から逃げた、結果、この者達の家族も皆救われた、全てお前のお陰だ、それでも、お前は自分の罪から逃げず、それ相応の罰を望むか、お前もこの者達同様、逃げる事ができるのだが」

主任
「必要無い!!、オレは…全ての罪の償いを、罰を求める…それが…今のオレに、唯一……与えられた、人としての…願いだ」
死神
…人の願い…
「了解した、お前の願い叶えよう、人として罪には罰を」

空が黒く塗り潰され
辺り一面暗闇へ

ただひとつ
闇に光る黒き翼が

漆黒の空を舞いあがる


人として…………〆