神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

炎に焼かれて・・・[何度も見てる変な夢です]

2020-01-08 10:23:00 | 不思議な話し
いつの時代なのか?
真っ赤な炎が通路を塞ぐ

逃げ惑う人々は
我先にと人々を蹴散らす

小さな子供さえ踏み台にして
荷車の下敷きに

炎で焼け落ちる
家屋の下敷きになった人々も
全て踏みつけ逃げ惑う

大人も子供も関係無い
地獄絵

私はその中で
人々の違う顔を見た

余りにも自分勝手な命の順番

立ち尽くす私の足元から
真っ赤な炎がジリジリと
私の足が燃えて行く光景を見た

私の足の膝上まで炎が上がって来たこのまま取り残され
炎に消えて行った子供達と一緒に死ぬのか・・・?

夢の中で死んでも良いのか?
酷い人間の醜い部分が見えた

下半身から焼けて行く痛みより
人の心が痛いと感じた

助けられる人々を足元に
次から次へと逃げ惑う人間

置き去りにした人に涙して
生きる事を選んだ人々

決して間違った選択では無い
だから瞳を曇らせる必要も無い

それでもわずか5・6才の時にこの夢の中に入ってしまった
私には血走った人々の目が怖かった

自分達が生きる為に共食いを
余儀なくされる現実を見た

次から次へ
空から降る悪魔の落とし物は容赦なく降り注ぐ

真っ黒な墨の塊を抱きしめ狂気を通り越した叫び声
ただ空を見上げ立ち尽くす人

我が家だろうか
真っ赤な炎の中で見つけた手を掴み引っ張り出すが

もぎ取った腕だけそれを見て
高笑いする男性

私はジリジリ焼ける臭いを知り
自分も?・まさか!!
夢に倒れるのか?

熱さで痛みを感じ無くなる
これが夢だと解りながらも
地獄だとしか思えなかった

余りにもリアルな夢に
多分これが戦争なのかと
誰かに聞きたくなった

私がこの夢に一番最初に入った時は夢の意味も知らなかった

家にはテレビなかったし~
だから何の夢なのか理解できず
ただ怖い夢だと思った

真っ暗な小さな部屋に
何名かの人々が肩を寄せ合い
奥へ詰めて
大きな音が鳴り止むのを待つ

頭巾本当に被ってたけど
テレビで見るより粗末な物で

雨さえ避ける事が出来ない
ただの布合わせの粗悪品

私の周りの人々は皆その様な
粗悪品を用いて
形だけの頭巾を被る

外出時の規則のだったようだ
粗悪な頭巾で
守れる物等有るはずも無く

大きな音が鳴るたび人々は小さな穴部屋で耳を塞ぎ身を寄せ合う

又家が焼ける
残った家は無いに等しい
人々は焼け残りの木材を用いて雨に備える

その頃は食物の配給も無く
人々は焼け落ちた家々を探し

焼けた人を食する
ある者は我が子を
ある者は兄を妹を

ある者は今朝産み落とした赤ん坊を食する

食べる為にと誰だろか私に手渡されたのは真っ黒な誰かの足
私は足を抱え逃げ出した

山へ山へ山へできるだけ遠くへ
ただひたすら走った
少し小高い丘にたどり着き

一生懸命両手で土に穴をほり
足を土中に埋めた沢山土を被せ

誰にも見つからない様に
被せた土の上から何度も何度も
ぎゅぎゅぎゅっと力を込めた

空腹で倒れそうに成るが
ソレでも私は人間を食べない
この先二度と肉を食べない

大きな声で丘から焼けた町並みへ向けて大声で叫ぶ

何度も何度も叫ぶ
周りが静かに成る
私がその時見た景色が変わる

私が立つ丘は
町を見て後ろ側が川だった

川幅広く大きな川だ!

見える町はだだっ広い
草木も生えない程に朽ち果てた大地

私はその大地の真ん中に一人の老婆を見つけた

訳が解らず
老婆のいる場所へ走り寄った

老婆は暫く黙り私を見ていた

老婆が川の方へ歩き出す
私も後に続く

老婆が川にたどり着き
次は川上へと足を進める

私もそれに続くどこまで歩くのか?言葉も無くただ歩くのみ

随分歩いた
向かって左側は野原・右側は川
少し前方向に橋が見える
あの橋は??!

この夢の中では橋は存在するはずが無い!!全て燃えた!
なぜ橋が有るのか理解不能

橋の左側に小さな家が有る
これも夢だ?

老婆が家に入る私も一緒に
家の中へ
中にはまたひとりの老婆?

その時だった
老婆は私に口を開く
「こいつは、ワシの同級生じゃ、また1人同じ歳の者が死ぬ、ワシもなッ、覚えておけ命は1人にひとつじゃ、だから死んじゃいかんのじゃ、死んじゃいかん、生きる意味は知らんが、人は必ず死ぬ、だから自分から死んじゃいかん、悪い事しとると解っとっても、生きる事から逃げちゃいかん、オマエの負けじゃがの、負けたぁ~ねえなら、何言われても生きれ、最後は皆1人に成るけん、オマエは怖さを我慢出来るじゃろ、自分1人になんのはオマエの役目じゃけ、せめてオマエの周りの者を1人にすなよ」

怖いのか・・・違う!?なぜ私なのか!?

私に与えられた言葉
最後の1人に成れ!!?
何も望むなって事か・・・?

それとも自分の親姉妹の命を看とり最後の1人になれ?
ッて事なのか?

なんだ??!
私を否定する言葉なのか?

解らん・・・ガ~~ン
頭の中で色々考え
ボーッとしてた

すると老婆は橋が消える!!
はよ渡れ!!

はよ渡らにゃ帰れん成る!!
はよ橋渡って生きるんじゃ!!

私は慌てて外に出た
橋は少しずつ透明に成り消えかけている・・・・選択は私には残されていない!!

・・・・・私は帰る!!

大慌てで橋を渡る
橋を渡り振り向く

橋は無く家も無く
ただ荒れ果てた大地に夕日が沈む

どこからか声が聞こえる

「よーこ~こっちじゃ!!」
誰の声か知らない

ただ声の主も又
私に生きれと言い時々声に救われる人物の1人だ!!

私にはなぜかいつもお節介な
誰かがいる
夢の世界から呼び戻す声が有る

さて?誰の声やら?
余り考えない事にしてる!

本当に沢山いるから
誰が誰か解らない

ただひとつ解る事は全員揃って
私に生きろと言う

私を生かそうとする者達の気持ちは解らず?!

それでも生きろと言う気持ちは
皆同じだ!!

不思議な夢は今も続く

老婆に会ってから私は夢に留まる事はしない

今も見る不思議な夢が語る物は
真実なのかは知らない

ただその夢の中には必ず私が存在する

私はいつのころからか上空から自分を見ていたり
私らしき人物に入ったり

解説者?と共に・・・ねっ!
夢の案内人なんだよね~

変な奴がいつからだろうか
私と一緒に夢の中で私と一緒に見てる

変な奴!!
なぜか私の周りには変だけど
誰にも見えない奴らがいる


ではまた~👋👋👋🙇
(夢は眠りの中へ?、です!ねッ!)