神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

夏の雪

2020-01-09 15:03:00 | 短長編小説
"街かどで立ち止まり
時を止めた

虚無の瞳に光は無く
流れる世界も映さない

暗闇にゆれる瞳は・まぼろし・なのか?

何も映さなぬ瞳の中で
空から落ちる雫を見つけた

手の平で受け止め見つめていた雫は
瞳の中に何を求め映すのだろう

それはまるでおとぎ話しのような
遙か遠い世界の真実なのか・・・?

するとどこからか
光が消えた瞳を呼ぶ
言の葉が響く
「何を求めているの?」
とても優しい声で質問された

答えたなら願いは叶うのだろうか?

少し考え叶うなら・・・
願いをひとつ!

空の雲を全て消し・・・・
真ッ白な雪を

遠いあの日の小さな手に届けてください

その小さな手が
真ッ白な雪を握りしめたなら

無くした時間の流れを解き放し

全てを言の葉に託し
明日への時を紡ぎましょう

それがあなたの真実ならば!!



ではまたですね(^-^)