神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

僕は僕を知らない

2017-07-10 13:23:03 | ブログ
僕は毎日を普通に過ごしていた……つもりだった…

ある時気付いた

今の世の中に
刺激が無い事に


家では親達が
テレビのニュースを見て………

また「いじめ」で自殺

そんな話をしているから

僕「全て他人事なんだ」と・僕はつぶやく

親が僕に聞いた
「貴方の学校では、イジメって有るの?」

僕「知らない」と答えた


すると親達は
「やはり学校にも問題は有るけど、親の育て方にも問題あるよね」


僕は思った
バカな言葉を
何も知らずに口にして自分達は
何でも知ってると言わんばかりに
強調するんだ

僕『あんた達は、僕がそこそこの成績で、家で口答えしなければ、それだけで安心して、自分達の育て方が正しい、と、勝手な思い込みをするんだね(笑)』

僕がイジメをする側なら

僕の両親は僕を助けるのか?
行き場の無い
疑問を感じた


ある日学校で
クラスの優等生と肩が触れた

「おい、謝れ!!」最初はそれだけだった

だがその日から無性に優等生を
攻めたくて
たまらなくなった

気が付けば
僕だけでは無く
何人かが僕の周りに居た

皆で優等生を攻めていた

相手「止めて!!」と言う言葉が心地良く

相手「ごめんなさい」と言うから僕は悪く無いと思えた………

気付けば
僕は悪い奴を
懲らしめている
と言う快楽の中に居た

優等生は悪い事をした
だから僕が懲らしめる

僕は優等生より
偉い存在だ!!

僕『イジメ』てなんかいない

皆から嫌われている優等生に説教をしているだけ……………なのか?


休み明けの朝
優等生は電車に飛び込んだ

ソレを聞いた時
身体の力が抜けた

遺書らしき物の中に…………僕の名前が書かれていた………

僕は言葉を失った

両親は「家の子に限って………!!」

僕『あんた達馬鹿だろ、一体僕の何を見てたの……本物の馬鹿だよ!!』


僕の本物の叫びは両親にも誰にも

届かなかった

誰も僕を知らなかった

僕は………誰!!

僕は………僕を知らなかった



七夕の話し

2017-07-07 10:07:21 | 短長編小説
一年に一度だけ七夕の日に会える

彦星と織姫

どうして一年に一度になったのか・・・

お話読んでそのまま書けば
この二人自業自得ですよね 

やらなければいけない事をせずに
ずっと二人一緒に過ごす時間を優先した

だから神様の怒りをうけ罸として
一年に一度だけ会う事を許された

ここで質問
少し昔の日本のおとぎ話
ハッピーエンドの物語が無い事
皆さん知ってるかな?

思い出してください
ここ最近のおとぎ話は今の時代に合わせ
随分変えられていますが
少し昔のおとぎ話は
まだそれより昔の話に近い話しです

かぐやひめ成長して
結婚を申し込まれても
相手に無理難題を言い
結果普通の人間には出来ないであろう事を言うが

あれってただのワガママですよね
結婚する気が無いなら
始めからそう言えばいいだろ

最後は月に帰りおしまい

さるかに合戦
かちかち山
金太郎
浦島太郎
一寸帽子
はなさかじいさん
その他色々

本当は全てハッピーエンドと言う話しでは無いんですよ
不思議でしょ

以前グリム兄弟の本の話しをしましたが

日本にも当然のその本がらみの物語がたどり着き

その本を元に日本向けに
本を書き変られた作品が有ります

その中に今の日本の
おとぎ話の原点と言える作品もあります

そう考えるとやはりグルム兄弟凄いですね

今日の話しは彦星と織姫の話してしたね

では始まり

彦星と織姫に怒る神様

本当の理由は二人が
本当の兄妹だったから
と言われています

兄妹で愛しあう事を
認められず

二人は引き裂かれたという説です

だから二人が行き来できないように

別々の島に住まわせ軟禁した

その例えが天の川です

だが兄妹と言う事もあり一年に一度だけ

両親の命日に
互いの無事な姿を確かめる事を許された

二人が犯した罪は一生許されたる事無く

海を(天の川)挟みそれぞれ軟禁状態とされながら

兄妹の壁を越え
思いは益々膨らむ

恋心から愛に変わっていきました

自由を奪われたからこそ
どんどん膨らみ

二人思いは未来永劫変わる事無く

軟禁状態のまま それぞれの一生を終える


私が昔読んだ本の中に
書かれていました

悲しい愛の物語です

ですが昔は
血縁関係で結ばれる事は
同意にせよ無理矢理にせよ
結構有った話しなんだよね

女は男の道具として扱われていた
そんな昔話しを誰かが

[七夕の話し]に結び付けて
この様な話しを
書いたのかなと
コノ話しを読んだ時に
思ったりしました

だから今の七夕の話しは
今風に
難しい話しは抜きにして
書かれていることに

本当にこれで良いのか?

なんて私的には思ったりしましたが
子供様に書かれているのだから

これで良いのだろうと思う外無いよね

私が昔読んだ本は
子供ようては無かったしね

後ひとつ
昔話の中で唯一
日本の昔の名有る武将の
子供時代の事を書いた話しが有ります

さて・・・唯一の日本なにのオリジナルは・・・

なにか解りますか?

知りたければ
自分で調てくだしいね


ではまたの~(^_^)v






からす〆

2017-07-06 01:02:38 | 短長編小説
歪んだ時間の中

題名の[からす]
が持つ意味、

[からす]は頭の良い鳥だ

場所により、
色々な伝説や話が有る、
不気味な鳥

私の[からす]は、鳥を表さない、

ただの……

[からす]
最終章始まり


時空(とき)が歪んだ世界に、
宿す者達が居る

それぞれの思いが叶わないままで、
コノ世界に、
迷い込んでしまった?

道を狂わせたのは……何?

???←業者主任に似た者が、
主任に見せた夢
から→始まる?

主任は考え事、
…あいつが、
思い出せと俺に言った物は、夢で見たあの事件か?
…だが、俺はあの事件を知らない
テレビや新聞でも、見聞きした覚えは無い、
ただの夢…で?…無いのか?

主任は少し考え、他の者達に質問する事を決めた、

主任
「皆に質問だが、あの事件って、いつの話だ?」

業者B
「えっ!?…あの事件?…主任居ましたよね…あの場所に…?」
業者Bは業者Cに話をフル

業者C
「はい……どうしたんですか?、俺達二人主任に助けられ、オマケに…仕事の世話まで……だから…今…」
業者B
「そうですよ、主任の…お陰(セイ)で仕事(嫌々)、働けて(自由奪われ)、本当に感謝(迷惑)してます」

主任…
心が筒抜けだ?
俺は…事件を覚えていない…イヤ…忘れたのか?、
助けた!?…コノ2人を……誰だコイツラ?
俺はコノ2人を知らない何故だ?
事件は…いつ…

青年
「たしか事件は…そうだ!、丁度1ヶ月前…ですよね不動産屋さん?」
主任!!
…不動産屋っ!!
居るのか…?

青年が顔を向けた方向には!?
見覚えの有る、若い青年が居た!?
……っ!!
…コイツは…20年前のオレ・だ!!
…20年…確か……あっ!?、有った…会ったコイツラ全員…知っ…て…る…オレだ!!
全てを捨てた…
だが…自分の間違いを、消したかった…だから…オレは…もう一度…あの場所からやり直したいと願った…夢でも良い、殺めた命を、助けたいと願い続けた……鉄格子の中で、毎日夢を見ていた…オレの過去だ!!
取り戻せ無い命、業者Bも業者Cも…青年も…皆…オレが殺した命!!

あははははは……そうか…そうだ!!オレだよ!!

イヤ!?…でも何故…20年前…?

しかもコイツら……みんな…死にたかったって…?

…夢の中からアノ瞬間に戻った…の…か?、
みんなを助けた……オレが?

だが…コイツラに命は…必要無かった…のか?
オレの…時間は止まったママだ…

???→青年
「やっと、お目覚めだな」

主任
「お前!?動けるのか?…誰だ!!」

青年
「俺は死神、お前の命の行き先案内人、お前が犯した罪は、罰を与える意味が有るのか、死にたかった者達が、死に場所としてあの場所を選んで、望みを叶えた、だからお前に罪を償う義務が有るのか」

主任
「20年前に、オレが犯した罪…オレは人を殺した、罰は…与えられて当然だ!!、たとえ、相手が何を考えていようと、人を殺めて…許される等………ダメだ!!」
死神
「なるほど、もっともな答えだな、だが、この者達は死ぬ事で、自分が犯した罪から逃げた、結果、この者達の家族も皆救われた、全てお前のお陰だ、それでも、お前は自分の罪から逃げず、それ相応の罰を望むか、お前もこの者達同様、逃げる事ができるのだが」

主任
「必要無い!!、オレは…全ての罪の償いを、罰を求める…それが…今のオレに、唯一……与えられた、人としての…願いだ」
死神
…人の願い…
「了解した、お前の願い叶えよう、人として罪には罰を」

空が黒く塗り潰され
辺り一面暗闇へ

ただひとつ
闇に光る黒き翼が

漆黒の空を舞いあがる


人として…………〆

通り過ぎた後に(からす番外編)

2017-07-04 02:21:48 | 短長編小説
ある朝目覚め
そこは
いつもの
僕の部屋

でも……
何かが違う?

気付けなかった

ほんの一瞬の、
時空(とき)の歪み

足を踏み入れたのは、
自分の弱さだったのか?

真実を知る前に

いつもの町並み
いつもの仲間達と戯れ

いつもと変わらない

日常

全てが真実だと疑わなかった

だが……
遠い記憶に眠る
足りない何かが

記憶の中で
問いかける


大切な…何かが

眠りの中に閉ざされている…?


いつもの校内
ざわつく皆の声に混ざって

聞き覚えの有る
優しい響き

声が近付いて来る、
だが…声の主が誰なのか?
見つけられない


……ねえ…お………き…て………
お…ね…が…

め……あ…………け……

……を………み……て……


声に誘われ
振り返る


たった今……
自分とすれ違った……


君は……!


やっと見つけてくれたね

一緒に帰ろ
自分達の……へ


…水晶のような涙が一粒
床に落ちる寸前

僕は

手を取り
笑顔で答えた


そうだな…

二人が、
一緒に過ごせる
時空(とき)へ

僕の大切な人は
ココにはいない

二人が出会った
あの場所へ


一緒に




じゃあね~