サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

続 つちのこ

2007年03月12日 | Weblog
続 
 
 3月11日、桜の手入れが、お昼までとなったので、あのツチノコを捜しに行こうと思い立ち、先だって山中園長さんに教えてもらった吉ケ成へ車を走らす。吉ケ成と言えば、昔し、文化財調査で安居土居のミニ八十八箇所よりの帰り、吉ケ成へ降りて来た記憶がある。そこの降り口に渡辺栄遊さんのお家が在った事を思い出した。よっしゃ、あの人に聞いてみよう、よく内で買い物してくれる人である。そこは空の開けた典型的な日本の故郷のような環境である。しかし、あの戦争中、この山奥にアメリカの爆弾が落ち、大事があったと言う。また50年の台風では大災害を受けた地区でもある。もしかしたらツチノコも、この災害に遭ってはいるまいか、心配ではある。とにかく渡辺さんに会って聞いてみよう。 幸い彼は、悠々自適の生活のようで、広い作業場で、蜜の巣箱を作っておられた。
 訪問の趣旨を説明すると。笑われるかと心配していたのたが、「おお知っちょる」真剣に対応して下さる。いやーこれは本物かも?と自信がわいた。車で伝説の場所まで、無理に案内を請う。「此処よ、今は工事で大分変わっちょるが。ここには石のクロがあり、草や、くずが生い茂り、蛇のよく出る所じゃった。」話では昔の「傘の様な物が放うちゃあると思ったら、それがツチノコじゃったと」恐いこわい、今にもチューウと鳴きながら出てきそうな場所であった。伝説とは言え、場所まで特定できるとは、これは本物。子々孫々?今も棲息の可能性はある。まだ冬眠中あるので、5月頃山菜とりを兼ねて、探検隊を募りたい。

   写真は特定された現場

 

頑張ってます

2007年03月12日 | Weblog


 赤いヘルメット、腰にはノコギリ、手にはチェンソウ、足は地下たび。完全装備の林業戦士。この出で立ちで3月11日桜ボランティアに現れた、妙齢の婦人。さて何者であろう。皆の目は一斉に注目。
 何を隠そう、この人こそ東京生まれの、高知農大育ち。ここ山奥の池川にiターンした、通称くりけい、栗田桂子サンである。新聞にも大きく報道されたが、高新の「閑人調」に「茶」のネームで、ユニークな記事を出している人。
 さて腕前は、幾つかの木を手際よく片付け?ある大きな桜の木にやっと登った。のは良かったが、どうした拍子か、アワや墜落か!際どいところで、さすが枝にしがみついた、サルも木から落ちる。いや失礼、美人が木から落ちよった゜下でハマちゃんが、大きな目をパチクリ、一同固唾のんだ一幕。この日一番の出来事であった。落ちてたら、下は急傾斜地、南無阿弥陀仏。

池川応援団さくらボランティア

2007年03月12日 | Weblog

size="5" color="lime" style="line-height:160%;">サブロー日記
 
 3月11日 池川応援団では、狩山地区の、桜のテングス病の駆除、枝の剪定を行った。風は寒いが、お天気になり、地元の皆さん、応援団の会員、役場の支所長さんをはじめ、小野さん他、県の刈谷さん、毎年来て下さるお医者さんをはじめ多くの皆さん30名ほどの方が協力して下さる。事務局の三好御夫妻の、指示に従い作業は順調に進み、お昼で終りとなる。ここ楮原地区の桜は4.50年も経っており、テングスも助けようも無いまでに感染しており。しかも杉の植林に埋まり込み、もう放棄するより他に方法はないと考えられる。また大平地区の桜は今回の手入れで13本ほどは助けることが出来た。来年は病気に強い山桜を各戸に配り、適当な場所に植えてもらったらどうだろう。