堺市で武術武道・茶道を探究し稽古を重ねています。
『守破離』について書いていますが
今回は6回目です。
現代の武道においての『守破離』
そのあり方
その道を歩こうとスタートしたら
次の①から⑦へと王道を歩んでいきます
①自流の技と型を学びます(形=軌跡)
②自流型の理(理合)を学びます
③武術極意むすび〈その他の止め方〉を学びます
④そもそも『技』とはを学びます
⑤他武道武術と自流との共通性や一般性が
わかります。
⑥ ⑤から①へ戻ります〈螺旋的な発展へ〉
⑦弟子をとり、指導し始めます
または、自分一人でその道を歩み始めます
『守』は、①~⑤となり
『破』が、⑥
『離』は、⑦です
これは平面的なながれで
実際の道の探究、発展過程は
螺旋的〈立体的〉となって『道』を
歩んでいく事となります。
利休のことば
稽古とは一より習い十を知り
十よりかえるもとのその一
これが
またはじめの一へ戻るスパイラルレッスン
つまり
『破』のなかみです。
以上が現在の
当会の見解です。
他の見解ももちろんありますから
そのまま捉えないでください
武術武道の先生が述べる言葉は
全て
『それはつまり…』とか
翻訳して
噛み砕いてわかっていくことが大事です。