結局は"意識"

・氣に合する道、合気道はそういう武術として知られています。
氣に合するとは、相手に合わせるというふうにとらえられています。
大体ですが。

相手に合わせるというのは、相手の技にあわせるということです。
それは
結果であって、その前に
相手から飛んでくる(比喩です)"意識"をとらえるという事になります。

相手の意識というのは、身体より先に来ます。
その意識に合わせるというのが合気道です。

もっと正確にいえば、相手の意識をとらえる。
といったほうがいいと思います。

また、力を抜いて(脱力)ということも重要視します。
とくに外国の合気道修行者は、
「リラックス」=力を抜く、力はいらないといいます。

ドイツ人はとくにそうだと思います。
アメリカ人も言いますが、ヨーロッパのそれとはちよっと異質な気がします。

さて、力を抜くというのは、力を抜いたほうが身体操作も意識操作もきちんと
思った通りできるということと知っておいたほうがいいです。
力を抜くだけでは、それだけでは「滞りなく操作がスムーズに出来る」くらいしか
メリットはありません。

力を抜く本当の目的は、合気道では、相手の氣(意識)を感じ取れるからです。
どこで感じ取れるか?
その答えによって、その人の合気道の実力~立場が見えてきます。

「皮膚で感じるんだ」
という方は?

また他の答えを持っている方、実際そうやって個人がやっていることによって
答は人それぞれとなります。
しかしながら、答えはもちろん、一つだけです。