《進級審査会》
鴻心館合気道・杖道では、一般部は8級の受審から、少年部の初審査は10級からはじまる
進級審査会というものを行っています。
進級審査会は、『進級昇段技能講習・認定審査会』の略語。
鴻心館の審査会の特徴としては、試験のみの審査、受審費をいただくのみの商業的な審査ではありません。
進級昇段技能講習・認定審査会という名の示すとおり技能講習会としての位置づけが70%
技能に達した者かいなか、その級認定が30%という考え方です。
よくわからないでしょう。部外の者には申し訳ありませんが、分からないのは当然です。
武道の団体としては、わたしの所が世のなかで初めて考案して行っているシステムですので、
わかる方が不思議というものです。
審査会(進級昇段技能講習・認定審査会)までの流れは、当会のうちうちの事ですから
詳細の公開はできませんが。
簡単には次のようなシステムです。
・規定されている練習時間(稽古時間)に達した人は 事前審査を所属道場で受けることができます。
事前審査の中味とは、保持してる級/段以前の基本ができているか、
理解しているかをみる審査のことです。
・事前審査で三段階の判定結果を受審者に伝えます。
・受審予定者は、審査会場(市立体育館柔道場)にて審査を自分の意志で受けます。
審査会では講習会もテーマごとに行っています。
会できまっている審査代金およびレポートを提出したものに限り受審資格があります。
つまり、審査を受けてもらいます。
・審査会(進級昇段技能講習・認定審査会)では合格、不合格の判定
がでます。
不合格者へは理由を告げたのち、少し時間をおいて再審査をします。
それでも不合格となった場合は
次回の審査会に再受審となります。
再受審や再々受審、再再々受審は無料です。
ただし、社会人は一年間、大学生以下は18か月の間、審査代金はかかりません。
小学生~大学生は、たとえば三級審査を8月に受けて不合格になっても翌年の12月までに合格するまで審査代
は発生しないことになります。
再受講費はいりません。
むずかしいですね。
これは鴻心館の練習生にむけて書いていますので、当会と関係ない方は理解無用です。
毎回の会場費がかかっているじゃないか・・・
そんなミミッチイこと言いません、そうではなく、不合格、合格した現実を練習生が各自捉え、
理解して自分の技能向上につなげてもらいたいということです。
ただし、社会人で1年の猶予期間が過ぎても、次の級に合格できない場合は受審費はかかりますネ
そこまで甘くはないですよ。
審査する側、私たちも遠慮なく落とせます(不合格を宣言)できます。
事実何度目かに合格した練習生はその後の練習に積極性が加わり、ノビています。
ここまで真面目に読んでくれた方はおぼろげながらでも
進級審査で儲けようという意図や受ければ100%合格できる
そういうシステムではないことがおわかりでしょう。
では鴻心館の受審予定者のみなさん
合宿での審査、8月10日の審査会 頑張ってください。
≪大学進学のため≫
鳳南道場の高校3年生女子練習生が今日の稽古を最後に休会に入りました。
彼女は大学進学のため勉強するということで、
帰り際、キチンと「ありがとうございました」と挨拶して去って行きました。
頑張ってもらいたいと応援しています。
稽古の合間に進学についていろいろ話を私からしました。
私も27年の間、塾で学校で教えてきていますので
進路の話はわりと豊富にできるほうです。
卒業生の話も聞けますし、この間コンビニで塾の卒業生にばったりと会いました。
彼はある専門学校に行っています。
そんな事はよくありますねぇ。
●○大学の●学部に通っている一回生の子は
周りはみんな遊んでばかりいて、こんな大学にいると「人間ダメになる」と言っています。
そうですね、世間は広いものです。怠け者や怠け者に見えて実は大物だったり
いろいろです。
しかし確実に言えることは、頑張るぞという意志があれば
環境はまぁあまり関係はありません。
ただし環境の、そこから受ける影響は無視できないのも事実ですね。
だから鴻心館でも安易な方向に流されていかないようにしています。
他山の石となされないように進めればと常々考えているところです。