合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Education【11月7日(金)】

2014年11月07日 | 合気道
 
《成長している》

 今、勤務している学校でも、昨年やその前の年の学校でも言えることですが
 小学生というのは実に日に日にというか、学期ごとにみられる成長に著しい
 ものがあります。

 この感じは体験してこそわかります。
 また子どもを教えていて大事だと思うのは、常に成長するものだと
 成長進行形だと先生は理解して
 何事も教えていく態度だと。あらためて経験からわかってきました。

 ある事を手取り足取りして教えていたかと思えば、何も手を貸さなくてもある日出来たり
 します。
 依存という言葉がありますが、基本的に教育現場では子供は依存したりしません。
 だって、それじゃ「楽しくない」。それが分かっているからです。

 先生から特別扱いをしてほしいと、小学生たちは皆だいたいが思ってます。
 だから、子供は甘えられそうな先生を確実に見分けます。
 そんな強かな一面をも持って強かに生きている。それが子供です。

 可愛いと、孫を可愛がるお爺さんやおばあさんの態度は百害あっても
 ・・・それが現実です。
 ある意味ですが厳しい祖父母がいる家庭の子どもは、態度を見ていて納得いくものがあります。
 (100%ではないのですが)
 だからこそ
 小学生なんかの子どもは甘やかして、いいことはまず無い。
 これは学校で働いて身に染みて感じるところです。
 この間無くなられたあの有名人ではありませんが「ダメなものはダメ」
 という姿勢が当たり前。これが教えるものの姿勢。

 武道の審査でも、進級・昇段審査で落ちることも
 「ダメなものはダメ」と教えているのです。
 ただ、落とした以上は、何がダメだったのか諭さないと退会してしまいます。
 
 この間、ある昇段審査会に立ち会いましたが
 成人の女性三段位受験で落ちました。四段でもぽろぽろ落ちています。
 その三段受審者は、技はしっかりしていたのですが他の事由で不合格になりました。

 鴻心館でも同じところを大体見ています。
 やはり●●本位や礼節がかけている場合などでも落とします。

 演武大会も当日の成績だけでうちは評価しません。
 落としてあげるのも、賞をとらさないのも一つの勉強(ステップアップ)だと
 他の武道を通じて改めて教えられ再認識させられました。

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