《刀と共にある登録証》
☆日本刀(居合刀)には、必ず登録証(銃砲刀剣類登録証)というのがワンセットで
ついています。
これは例外はなく、車には車検証が1台に必ずついているようなものです。
練習で保管場所(自宅や事務所、道場)から稽古場に移動するときも
片時も離さずに刀とともにもっていないといけません。
車に乗る時の免許書みたいに肌身離さずという具合です。
今日の神社での稽古でも、少し刀を使いますので
登録証と丁字油(ちょうじあぶら)は必携です。
何年か前に千葉県の道場へ行くときも(往復新幹線)
持っていきました。
刀袋に刀と共にいれていますから忘れようがまずありません。
登録証の裏面には注意書きがあり
一、銃砲又は刀剣類を携帯し、又は運搬する場合には、常に
登録証を携帯していなければならない。
他
以上のように書いています。その通りしておかないと
以前経験しましたが、検問で徹底的に調べられます。
「後ろに何を積んでいますか?」と警官に問われたので
「刀と棒と杖です。」と言ってみました。
私の場合は稽古帰り22時ごろで
空手で使う六尺棒と居合刀を積んでいましたので
中を開けられて調べられましたし、棒も使用の目的を聞かれたり
道着や居合の会員証やらを提示したことがありました。
まあそういう事で、ホンミの刀を持ち歩くときには免許書と同じと
考えて登録証を携帯しないとえらいことになってしまいます。
刀は観賞用のモノではなくて、真の目的が「殺人道具」なのですから。
自覚が必要です。
★↓ 私の所有する刀の登録証
★↓ 刀入れ、ちょうじ油、登録証
セットにして刀入れのポケットに入れています。