合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道力抜きの基本(=武術のメカニクス)その04. 居合‐受流

2018年04月10日 | 合気道
居合に「受流」(うけながし)があります。

《無双直伝英信流奥居合立業の部10本目》

合氣の術は、合気道、柔術のみならず居合でも同じです。

その力抜きは、

肩手取り・両手取りなどの接触において相手の力を受けないようにする技術

とっても間違いではありません。

しかし、接触のみのことを指しているわけではありません。

接触は結果であって、それはそれで重要ですが

相手とのコンタクト以前から力抜きは行っています。

居合の『受流』では"合気の術"が出来るとスピードとパワーのない人にとっては

一つの崩しの手段として大きな意味を持ちます。

武術では、スピードとパワーをつけるという解決の方法もありますが

これだと加齢の問題や個人の身体能力・体力・生まれつきの身体差という"差"が出来ます。

スピードとパワーにたよる戦術はピーク、頂点があるという

短所を自覚している必要があります。

『でも、そこは"技"でカバーできるんじゃないか・・・』

もつともな意見のようにみえますが

これは技がどうして使えるのか?

どういう条件下で技をだしているのか?

ということを知っていれば

問題外となります。

合気の要となる"崩す"という@@操作。

通常、そこはブラックボックスとなっています。

もしそこを感覚を伴って教えてくれるところや先生なら

非常にラッキーな事です。(マンツーマンでの指導がキーポイント)

まずそういうところは見つかりません。

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