合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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最後の詰めは自分で☆

2023年10月29日 | 合気道
10日ほど前、実験をしました。

中学1年生の理科

エタノール(液体)をポリエチレンの袋に取ります(図のように)

口をしっかりと輪ゴムなどで縛ります。



沸騰した100℃近いお湯をその袋にかけます。

そしたら、

➡のように

袋はふくれるという実験。


どうして膨らむんだろう。

エタノールの沸点は約78度

水の沸点は100℃

だからお湯をエタノールをいれた袋にかけたら
液体エタノールが気化して

体積がふえて、袋がふくらむという

一見すると、
単純に見える実験です。

しかし、
なかなか
そううまくいかない(のが現実なんです)

袋が少しだけしか
思った以上に膨らまないのです。

または、全く膨らまないこともあります。

どうしてなのか?

生徒に考えさせます。
ここが理科の面白いところです。

実験はいつも上手くいくとは限らない
世の中そんなに甘くないということを

学ばせるんです、経験させます。

そして、
じゃあ、どうしたら上手く教科書通りにいくのかを
考えさせ

アイデアを出させます。

武術・武道もそうなんですよ

武術むすびも
理屈どおりにいきません

説明して納得して
やってみても上手くいかないことが多いのも事実です。

教えてきてそう思います。

しかし、
そこで
何がまずかったのか

考える生徒さんは
いずれ出来るようになります。

その時が
とても幸せ、とても充実感に満たされます。

学校での理科実験からの学びも

武術極意の習得過程も同じです。






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