技に

奉納演武その4 Aikido Enbu Tajihayahime shrine 合気道大阪堺鴻心館

　
　私の好きな技は天地投げですが
　好きですが興味はあまりありません。

　技にするには時々意識上に持ってきて
　意識の練習(俗に言ういイメトレ)を絶えずしています。

　天地投げは
　両手をつかんでこようが、片手をつかんでこようが
　殴ってこようが、蹴ってこようが、ボーっと近づいてこようが
　こちらからアクション(仕掛けて)を起こそうが
　
　天地投げが出せて効くところまでいって初めて完結。

　映像の中の天地投げはいい練習になりました。

　合気の演武は、私が自分で後から見直してもとてもウソ臭く
　胡散臭いものにみえます。

　だから世間ではどんなふうに見られているのかだいたい想像できます。
　ただ幾何学的に、公式的な演武、破たんのないきれいな演武は
　正真正銘の達人かニセモノかどちらかでしょう。
　合気なんて所詮まやかしものだといわれないように、万人に思ってもらいたい
　ということではありません。

　合気は技術であることから、過小評価も過大評価もしないスタンスが大事だと思います。
　あくまでも人のやる技術、技術。