合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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盆休み明け初の鳳南道場練習日

2016年08月24日 | 合気道
春過ぎて 夏きたるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山 「持統天皇の御製歌」

先週は黒部を登っていましたが、今日は地元の槇尾山です。

槇尾山(まきおさん)は、

大阪府和泉市にあり、私の住んでいる堺からでも30分で登山口につきます。

施福寺がありますが、蔵岩のほうが有名かもしれません。

空海、弘法大師さんたちの修行場であった

霊峰であることは間違いありません。

また、山は

古代より神聖な場所で

修験道が現れる前は、人が踏み込んではいけない極めて神聖な空間でした。

つまり現代人の私たちからは想像できないくらいの

聖地だったのです。

持統天皇の御製歌も、

「春が過ぎて夏がやって来たようです。真っ白な着物が干してありますね。あの天の香具山に。」

というような現代的に直訳して理解してはいけません。

春過ぎて夏が来る・・とは、天武天皇の時代から持統天皇へと時代が移り行くことを歌い、

さらに

神聖な天香具山に衣を干すという事は

衣をまとって天に上る、

すなわち

天上人になる決意を持統天皇は詠んだ歌です。

槇尾山も弘法大師、修験道を始めたくさんの行者が足を踏み入れた歴史ある山

また、今日からそんなところで

足腰鍛錬(トレーニング)をしていきます。

 
⇩ 今日の山歩き


●08時48分
公園口駐車場出発

●09時07分
水飲み場通過

●09時15分
五つ辻到着



⇩五ッ辻で撮る
 体重は、72.3㌔g 今年の3月より10㌔痩せました。



●09時43分
仏並町・グリーンランド分岐点通過

⇩大阪湾、六甲方面がよく見えました。
 写真ではかすんでいますが、肉眼(5000万画素くらい)ではワイドビューできれいでした。




●10時15分
芝生広場着



●10時19分
和泉市立青少年の家通過

●10時28分
公園口駐車場着




・私のからだの使い方

 合気の技術から来ています。
 
 そんな難しいことではありませんが、一般の人からすれば不思議ではあると思います。

 よく聞くことですが

 歳だからとか鍛えてないから、運動不足だからとかで筋肉痛になる。

 それは違います。

 その部位だけを使っているから筋肉痛になっているに過ぎないのです。

 身体をひとつ、ワンユニットにする事で
 
 足は本来の蹴るだけの役割をします。

 だから筋肉痛には絶対なりません。

 身体は一つに使うものです。

 現代ではその操作(心・身体)を失伝しています。

 そのため無駄な動き、

 すなわち筋肉に頼った動きしかできなくなった

 結果、筋肉痛がおきる

 そういう事です。

 ただし、筋肉を鍛える(骨ももちろん)ことは大切です。

 重力がある世界で生活している以上必要な事で、それまでは否定しません。

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