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私は気儘な一人歩きが大好きである。
長くも、早くも歩けないが、見知らぬ町の見知らぬ風景を見るのがゾクゾクするほど楽しい。
最近越した町は今までと違って下町が近い。
その一つ、門前仲町をブラブラするのは二度目だった。
お不動さんにお参りした後、古本屋に寄った。
さすが、東京下町の古い店、お宝本(私の場合、昔の本が安く手に入ると皆お宝になる)が目に付く。
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見つけました、一冊。
それこそ、そんじょそこらにあり得ない本である。
小学校の同期生が作った文集が出ていた。
それが「大きな戦争 小さな思い出」である。
震える手で購入した。
戦時下の昭和19年3月に、つまり東京大空襲の時に小学校を卒業した子どもたちが、50年の年月を経て再会し、戦争の思い出を綴った。
しかし、私がひどく感激した本当の理由は他にある。