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読書の森

東海林さだお『人は見た目が10割?」

なんだかんだと言っても、時代小説作家に新風が入る事は喜ばしい事です。雑誌などで若い人の読書に好みを見ても著者も若い人、読書人口が増える為にも新しい息吹きが必須です。

ただ、古い(?)人の読み物は捨てがたい。
オール讀物2022年11月号に出てましたよ、東海林さだお先生の『男の分別学』。

今回は『人は見た目が10割?』です。



「見た目じゃないよ、中身だよ!」という人は多いけど、それって結構自分を慰める為に使う事がありませんか?

経歴も学問も知識も通用しない場合、大抵初対面で何も知らない時、普通の人が他人の中身を判別する方法は、つまり「外見」じゃないでしょうか?

まあ人は見た目が9割程度が正しい認識でありましょう。さらに誤情報が飛ぶ世の中です。
自分の目で認識した現実の人物像が「その人」と捉えるのは当然だと思います。

こんな理屈よりも、相撲の横綱の奥様に美人が多いのは何故か?
金持ちの奥様に美人が多いのは何故か?
そう考えると「人は見た目で動いてるな」と感じます。

つまり、「感性で人は動いてるな」と思える、と東海林先生は指摘してます(╹◡╹)


ただですね。東海林先生も年、読む私(達)も年。
見た目の衰えは隠せない。
絶世の美女、小野小町も年とりゃおばあちゃんですよ。

自然の摂理に逆らう事なく(たまに逆らって)、自然に暮らした方が楽みたいです。
と私は考えます。
「人を見た目で判断するものでない!」
と怒るのも身体に悪いです。
これは諦めの境地でしょうか?


読んでいただき心から感謝いたします。

コメント一覧

airport_2014
@atelier-kawasemi カワユイメッセージありがとうございます♪
東海林先生、多分長年の男性としての経験から
『人は見た目が10割』だと悟ったんでしょうね。
やっぱりカワユイ若い女の子に目が行っちゃうからでしょう。その東海林先生ってあまり見た目はよくないみたいよ。
会社の後輩の男子(未だ20代)はとっても気の良い友達も多い人だったんですが、本音を言うと「金も要らなきゃ女も要らぬ、俺はもう少し背が欲しい」という言葉を課の文集(?)に書いてビックリした事があります。小柄というだけで全然見た目悪くないんですが。つまりこの言葉逆に見た目ってそんなものと割り切れって事だとホントは思ってます。
私は勿論翡翠さんの年齢容姿は存じませんが、ピチピチイキイキとした魅力的な女の子(?)と想像しているのですよ!
atelier-kawasemi
こんにちは(*^-^*)

人は見た目が10割Σ(・ω・ノ)ノ!
取り敢えず、親しくならないと
中身は分からないので仕方ないのでしょうか(^-^;

学生の頃、師匠の事務所のシャッターで
頭をぶつけ、頭部のレントゲンを撮ったことが
ありました。
出来上がった頭蓋骨のレントゲンを見て
オードリーヘップバーンも、私も中身は同じ
頭蓋骨だなと笑えました(ノ´∀`*)

頭蓋骨のレントゲン、すごく欲しかったです💀
そそっかしいので、あちこちケガをして
やたらレントゲンを撮っていますが、全部繋げたら
平面の骨格標本が出来るのにな~欲しいな~と
未だに思っています(*´艸`*)
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