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この話は完全に時効だから致します。
営業所の男性は、若くて活きが良くて優秀である他は、それぞれ個性が豊かだった。
音楽に造詣の深い人、大変な読書家、結構格調の高い中で、不良が何人かいた。
服装が自由な会社とはいえ、なぜかいつも黒かグレーのワイシャツ、短髪、渋い二枚目の30代の営業がいた。
その頃の私の周りには比較的お子様系の営業さんがいて、その人は近寄り難い存在であった。
スキのない人と思ってた。
ところがどっこい。
彼は非常に危険なスキだらけの男だったのである。
それは、会社にかかってきた女性の電話から始まる。