読書の森

コロナ禍と向き合う




夕食後、ウトウトして、いつしか寝入ってしまった様です。
気が付くと夜がとっぷり更けていました。

静かな夜です。
時間が平和に過ぎていくのが嘘の様です。

先日、住んでいた公団の不安な日々に触れました。
決して治安の悪い町では全然無かったのに不思議な出来事だったと思います。

不思議と言えば、新型コロナウイルスも、未知の部分が多く、未だに人を不安に陥れますね。

この病に罹っただけでも災難で被害者なのに、その上他の人に避けられ、職を失った人たちの事を考えると、なんて理不尽な病かと思います。



通信が遮断され、周りがパニックになった日々の事を、私が分かる範囲で説明した方が良いのではないかと考えました。

前のブログで言いましたように、私のいた棟は独り者が多く、中でも知的労働につく外人が目立った所です。

おそらく(推定ですが)、彼らに知られたくない情報を遮断する為、人数の少ない棟全体のパソコン、TVの情報が途絶えたのでしょう。

その間、住人がパニックに襲われ、ピッキングなど狼藉が起こったのでしょう。盗みとかでなく、ドアの鍵や郵便受けの鍵が操作した人がいたのですね。
それだけでなく、夜間に叫び声や物の倒れる音、壊れる音が頻繁しました。

「死にたい」などという叫び声が頻繁に聞こえるのです。

私自身、不安で大声を上げたりした事がありますので人の事は言えません。

棟内の移動が頻繁にありました。

なんとかブログをスマホで作ってましたが、パソコンが使ずWi-Fiが効かないので、バージョンアップ出来ず、それも不可になりました。


不安の多いこの場所を出よう、自分はもう歳なのだ、移転するのに無駄な荷物は要らない。

私は、母の衣類などを整理して、せっせとゴミ出ししていたのです。

入り口に貼り紙があって、この頃騒音が酷い、夜も眠れないという苦情が出ている、という注意があったのはこの頃です。

その後、騒音についての住人にアンケートが来ました。
結果、その棟全体でなく、ある一帯で起きた出来事と分かりました。
答えた人も偏っていました。

真相は謎です。

私自身普通の状態でなかったので、明確に判断出来ないのは残念です。

ただあの頃皆冷静では居られなかったのですね。


昔、友人が好きだと言ってたこの町(地域全体を言ったのでしょう)を訪れたのは、タイミング的には遅かったです。
それでも、人の許容範囲のとても大きな町だと感じ、しみじみ住みたいと思ったのです。

この歳で慣れない暮らしをする危険性に凄く迷いました。
まだまだ、勝手が分からず不自由な点は多いです。

ただ、本日のブログで書いた様に、住んでいてこんな楽な気分は生まれてきて初めてなのです。

多分私が歳を取り、外見も変化して、色々なしがらみが抜けた為もあるのでしょう。


生きている中で、この安堵感を味わえただけでも幸せだと思えます。

読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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